斉藤和義×伊坂幸太郎
伊坂幸太郎は,「アイネクライネ」という短編を書き下ろして、それを元に,斉藤和義は「ベリーベリーストロング~アイネクライネ~」という曲を制作.
本書はそんな軌跡のような出会いを男二人が語りつくした”絆のはなし”.
私は,斉藤和義ファンで,伊坂幸太郎という人はベリーベリーストロングを聞くまで知りませんでした.
ベリーベリーストロングは,いかにも斉藤和義っぽいロックで,今までの曲の中でもすごい好きだったし,歌詞の印象も最初から強かった.
メッセージ性があるというより,情景を頭にふわっと浮かばせるような感じ.
街頭で、ボクシングの試合を見ながらアンケート調査してる景色が目に浮かびますよ。
短編小説が付いたシングル購入し,アイネクライネと斉藤さんを読み,その小説と歌の歌詞の世界観のつながりに心底驚いて感動しました.
歌詞を読んでから小説を読むと・・・「え,この後はこんな話があったんだ」って,今までにない楽しみ方をさせていただきました.
で,本書について.
伊坂幸太郎さんがこんなに斉藤和義ファンだとは知りませんでした.途中,僕も伊坂さんの横に座って,斉藤和義のことを一緒に語ってるような感覚になりました.
いまから5年前.会社勤めをしながら小説を書いていた伊坂幸太郎は,斉藤和義の「幸福な朝食 退屈な夕食」という曲をきっかけで小説に専念することを決意する。
幸福な朝食 退屈な夕食は僕もすごい好きな曲で影響を受けてると思う.
伊坂幸太郎の本も読んでみようと思ったきっかけになった本でした.
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