2012年2月11日土曜日

エバンジェリスト養成講座/西脇資哲


日本マイクロソフトの現役トップ・エバンジェリストに学ぶ日本人のためのプレゼンハック!IT業界で、最近注目を浴びている職業、エバンジェリスト。AppleIBM、マイクロソフトなど、外資系のIT企業に実際にある肩書きです。エバンジェリストの仕事は、最新のIT技術を分かりやすく説明すること。そして、自社のテクノロジーを魅力的に表現すること。エバンジェリストの活動は、講演、顧客訪問、セミナーへの出演などが中心となっており、いわばプレゼン、デモンストレーションのプロフェッショナルです。本書は、現在、日本マイクロソフトで樋口社長付のトップ・エバンジェリストとして活躍中の著者による大人気セミナー「ITエバンジェリスト養成講座」を完全書籍化したものです。資料を読むだけでは伝わらない講座の雰囲気を語り下ろしで表現し、プレゼンテーションのノウハウから、IT業界独特のセールストークのコツまでを伝授します。
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プレゼンテーションの種類
・オーソドックス
・ビジー
・フラッシュプレゼンテーション
・デモンストレーション
・機能説明型
・完全比較型
・スティーブ・ジョブス型

プレゼンテーションを勉強するなら、フラッシュプレゼンがおすすめ。
一分で30枚のスライドをパッパと切り替えて説明していく。

プレゼンはデートと同じ。
どうやってこの時間が準備されたか、ということが重要だと思うんです。過程が評価される。

必ず右肩上がりにする。

プレゼン直前の情報収集で、つかみを設けるネタをチェックする。

プレゼンは挨拶から。第一声がすべてを左右します。

挨拶がすっと出てくるトレーニングに、お天気お姉さんに向かって挨拶するようにしている。

パワーポイントの機能を知り尽くそう。
Bキー=ブラック。これをやると、お客様が私の方を向きます。

一分間に数字を3つ織り交ぜる。説得力を高めるときのテクニック。

デモンストレーションは現在進行形で説明していく。

言葉の空白を作らない。
読み込み中なら読み込み中という。コンパイル中ならコンパイル中という。

相手に行動を促すQ&A
そういうご質問を頂くはずなのです。まさにそれをこれからお伝えしようと思っていたのです。

Q&Aは可能な限り持ち帰らない。
仮に持ち帰ったとしても、相手に行動を促す。
ーライセンス価格を知りたいのですが?
ーRubyアプリケーションの以降に関する情報はありますか?
ー食らう土壌にデータを格納している事例はありますか?
その後、実はこちらから必ずアクションを起こす。



働き方の教科書/新将命


内容紹介
突然だが、質問をひとつ。次の数式は何を意味するのだろうか?

   (80 35×365×24 7)= 279,225

これを翻訳すると――
現在35歳の男性が平均寿命の80歳まで生きるとすると、余命はあと45年。45年に1年(365日)を掛けると106,425日。さらに、この人が毎日7時間の睡眠をとっているとすると、24-717時間。先ほどの106,425日に17時間を掛けると、279,225時間。

うるう年という細かいことを忘れてザックリと計算すると、この人が80歳で天寿をまっとうするまでに目を開け頭を使って活動している「生きた時間」は、約28万時間ということだ。

28万時間という数字を見て、あなたはどう感じるだろうか。「まだまだこの先の人生は長いな!」と思うだろうか。それとも、「たったの28万時間!」と驚くだろうか。

たとえばあなたが、週末ごとに「もう金曜日か、1週間は早いな」と感じるのなら、あなたにとっての119時間(睡眠時間を7時間として、17時間×7日)はあっという間だということになる。同じように、誕生日や年末を迎えるたびに「もう1年経ってしまったのか」としみじみ実感するのなら、6,205時間(17時間×365日)もやはりあっという間なのだ。

あなたの人生の持ち時間は、いずれ潰えるときが来る。あなたがこの世に別れを告げるとき、その「いずれ」は思ったよりも早かったと感じるかもしれない。

本書は、伝説の外資トップと呼ばれる新将命氏が、半世紀近くに及ぶ自身のビジネス人生での経験をもとに確立した「自分マネジメント」の原理原則を説いた1冊。
人としての器を広げ、スキルを磨き、仕事で自己実現を図るためにいま何をすべきかの道筋を示してくれる。全章にわたって散りばめられた人生を最大限に生きるための知恵は、読む者を鼓舞してくれるはずだ。

これまで何千人というビジネスパーソンと接してきた著者は言う。
「優れたビジネスパーソンを見ていると、ひとつの共通点があることに気がつく。人生には『これをやれば絶対に成功する』などというゴールデンルールは存在しないが、自分を信じ、自分の可能性に賭け、努力を怠らず、人に学び、定めた目標に向かって突き進むことで自分を磨き、プロフェッショナルとなったのだ、ということだ」。

あなたがこの世に生を受け、何十年か生きて死んでいくまでの間に、仕事を通じて世の中を変えることはきっとできる。そのための心構えの書として、本書が何らかのヒントになることだろう。
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ビジネスパーソン人生のVSOP: オールドになるなマチュアになれ
20代はV(Vitality) 活力
30代はS(Speciality) 専門性
40代はO(Originality) 独自性
50代はP(Personality) 人間力

マインド


         |        スーパーリーダー
   人材    |   人財
         |
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
         |
   人罪    |   人在
         |
低                 高

      スキル

鉄鋼王が2万5千ドルの価値を認めた「忙しくなくなる秘訣」
明日やるべき事を6つ書き出してください。これらの仕事のうちどれから片付けるのか、1番から6番までの優先順位をつけてください。

肥る転職をするための「資格」3・3・3公式
自分が転職の意思を表明してから「3ヶ月以内」に、
現在の年収の「3割増以上」の待遇で、
あなたを迎えたいという会社が「3社以上」ある。

転職を成功させるための条件
3C:
Credo:ビジョン・使命感・価値観を含んだ企業理念がある魂の通っている会社か?
Chemistry (相性):経営に関する考え方、雰囲気、社風、社員など、自分との相性は良さそうか?
Commitment:本腰を入れて長期的に日本市場に置ける成功にコミットメントをしている会社か?

2D:
Delegation(権限委譲):社員に権限委譲が十分に行われているか。
Direction(方向性):会社の長期目標と戦略が上に落とし込まれて明確に打ち出されているか。

1E:
Expectation(役割期待):短期と長期にわたり、会社があなたに対してどんな役割を果たしてほしいかが明確になっているか。

Insanity is to continue to do what you are doing today and expect better results tomorrow.

その人が成功した要因は、彼が例外無しに、終業後の時間こそが、大切だと思っていた点に求められる。

デール・カーネギー「人を動かす」
安岡正篤「経世言」
論語、孫子
佐藤一斎「言志四録」
伊藤肇「リーダーの帝王学」
吉田兼好「徒然草」
ピーターFドラッガー「現代の経営」

転げ落ちたときにはどう対処したら良いかの秘策。左遷以前の2倍の仕事をする。それも胸を張って、にっこり笑って。

正しい律し方とは、「秋霜春風を以って人に接し、秋霜を以って己を律する」

成功者に見られる最も重要な素質を一つだけ上げるとすれば、それは素直な心である。

If you think you are good enough, you are finished.

責任転嫁は成長機会の自己否定である。