2011年12月28日水曜日

コクヨの一分間プレゼンテーション/下地寛也

疑問を投げる、結論を述べる、理由を説明するを1分間で伝える。コクヨの研修で活用されている究極のトレーニングを紹介。 オフィス文具や家具の企業として知名度の高い、コクヨグループ。そのコクヨファニチャー株式会社で実際に行われているプレゼン研修が「1分間プレゼンテーション」です。 アイデア商品を数多く出し続けるコクヨだからこそ語れる、プレゼンテーションの秘訣とノウハウが満載。
プレゼンがいまひとつうまくいかなければ、ぜひ本書を参考に「1分間プレゼンテーション」を練習し、習得してみてください!
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1分間を3分割。 15秒で「何だろう」、10秒で「へぇ〜」、35秒で「なるほど」
疑問→結論→理由

疑問編 テレビなどのメディアを利用して、疑問を問いかけるセリフのトレーニングをする。
How, Why, Whatで疑問を作るオープンクエスチョンのため、思考の巾が広がります。
疑問パターン
・選択基準は何か?
・普段はどうしているか?
・秘密・秘訣は何か?
・人気の理由は何なのか?

結論編 自分が言いたいことではなく、聞き手が言って欲しいことを言う。
自分が何が一番言いたいか?で決め手はダメで、この人たちが動きたくなるには何を言えばいいのだろうか?
「3位8割思考」:結論の絞り込みに有効で、言いたいことの上位3つ程度で、主張の8割くらいを占めようという考え方。

理由編 聞き手にイメージを膨らませれる方法がある。

説明の前に、「ちょっと想像してください」と加えること。
具体例を忘れずに盛り込む。
聞き手が現実感覚を持ってイメージできるような対象との比率で伝える。
あえてデメリットも入れておく。
話し方の習得 デジカメで自分の話し方を撮影してみてみる。

「。」「!」もいうと語尾が変わる。語尾が変わると自信が伝わる。
1センテンス1人を見て話す。
資料で使う言葉を、お客様の会社内で使われていること場に合わせる。
トレーニング 付箋を使って、アイデアを常に書き留める癖をつける。
アナログツールが一番オススメ。 ”始まりの5分間”を練習しておこう。
付箋を使って、プレゼンの絵コンテを作ってしまう。

 

ゾーンに入る技術/辻秀一

■高いパフォーマンスには強い集中状態が必要 あなたは、「もっと仕事で結果を出したい」 「もっと勉強で成果を出したい」 と思っているのではないでしょうか? 著者の辻秀一先生は、 メンタルトレーニングを専門とするドクターで、 ビジネスマンやアスリートに 最高のパフォーマンスを出すための方法を指導してきました。 そこで、気がついたのは、多くの人が自分の持っている 「本当の能力」を発揮できていないということです。 そして、その理由は「集中」できていないから生じているのです。 しかし、人間は「集中」できないようにできています。
■人間の脳機能が集中を邪魔する! なぜなら、人間の脳には認知の機能があるからです。 これは大昔、私たちがまだ小動物として生活していた時に、 敵から身を守るために外の環境に敏感になるための能力です。 そして、人間は特にこの機能が進化しすぎたため、 気が散りやすく、集中状態を作れないし、 持続させることができません。 つまり、人間の脳機能なので、 なかなか修正することはできません。 しかし、安心してください。
■「ゾーン」に入ればバカ力を発揮できる! 本書では、人間の気が散るという習性を改善し、 常に集中状態を作り出すことができるようになります。 集中状態を作るために必要なことは、 脳の認知機能とライフスキル機能のバランスを整えるということです。 ライフスキルとは、心を「揺らがず」「とらわれず」の フロー状態に導く機能のことです。 人間は、この機能が未熟なので、認知機能が勝ち、集中できないのです。 この2つのバランスが取れた時に、「ゾーン」はやって来ます。 「ゾーン」とは、究極の集中状態になり、 最高のパフォーマンスを発揮できる状況で、 さらには、あなたの能力以上の力を出る状況のことです。 あなたも、仕事などで追い詰められた時に、 火事場のバカ力が出たということがないでしょうか。 このようなあなたが本当は持っているのに普段は埋もれてしまっている、 本来の能力をいつでも自分で普通に発揮することができるようになります。 このような究極の集中状態は、「仕事」や「勉強」「ダイエット」など あらゆる分野で起こせます。 ファイザー株式会社、船井総合研究所、株式会社ディスコ、 三菱重工ラグビー部、慶応義塾大学女子ゴルフ部……などで、 産業医、企業研修、メンタルサポートで活躍中の実績のある 辻先生が集中するための脳の使い方を分かりやすく説明します。 ぜひ、「ゾーン」を体験してみてください。 それでは、気軽に第1章から読んでみてください。 ↓こちらで立ち読みができます。 http://www.2545.jp/201007books/034.html
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集中力が抜群で、活動に完全に没頭している状態=フロー 一つの活動に深く没入しているので、他の何ものも問題とならなくなる状態になる。
そして、その経験(活動)辞退が非常に楽しいので、純粋にそれをするために多くの時間や労力を費やすようになる心の状態。
集中脳を鍛え磨き、集中というパフォーマンスの質が高く、あらゆる結果を導ける状態がやってくるということだ。

気が散る:集中の3大阻害要因 環境、出来事、他人 脳は環境や出来事や他人に対して、様々な意味づけを勝手にしていくように仕組まれている。
全てに後から意味をつけて、勝手に「揺らぎ」と「とらわれ」を自分自身の中に起こしたのだ。
集中脳を磨く3原則 知識、実践、シェア ライフスキル脳 好きを大事にして考えている、 自分で決めてやっていると考えている、 自己成長を原動力に考えている、 一生懸命が楽しいと考えている、 感謝を大事に考えている、 そして自分だけでなく組織目標にもコミットしようと考えている。

見える部分:セルフイメージ=感情と連動し、「揺らぎ」を産む。パフォーマンスの大きさに影響
見えない部分:セルフコンセプト=固定概念・思いこみが潜在意識に「とらわれ」を産む。パフォーマンスの方向に影響 集中を阻害する張本人は、認知脳による意味づけ。

認知脳が働いている中で、ライフスキル脳が磨かれ自由自在に使え、フロー状態をもたらすことのできる人、すなわちいつでもどこでも集中できる人をバイブレインな人と呼ぶ。 意味づけをしないようにするのではない、それは不可能だ。
それをやめようとするのではなく、それが心の状態を作り出しているのだと言うことに気付くのだ。

感情をリストアップする。 楽しい、苛々、残念、がっかり、など。自分の認知に気づく以上に気づけなければならないことがある、それが感情だ。
感情、気分、気持ちこそが、今のフロー状態を決定するものなのだ。 心の状態を数値化する。Fの楽しい、愉快はあったが、Nのうざい、めんどくさい、苛々が多かったので、今日のフロー状態は100点満点で40点など。
40点だからダメなのではなく、40点だったということが分かるようになったことが重要。
どんな外部状況に迷いがあったのか、そして、その外部状況にはそもそも迷いなどの意味はついてないことを確認し、ではどんな認知がそこに働いていたのだろうと話し合う。
番手や攻め方に意味づけをしてしまい、心の状態に迷いの気持ちを作り出してしまったのだと。それによってパフォーマンスは集中できず、最高のパフォーマンスではなかったのだ。 ここまでが、気づきのライフスキル脳。
そして、このときに自分の感情と認知に気づいたら、これまで磨いてきた心をフロー状態に導くライフスキル脳の何が遣われたのか。使われなかったとしたらなぜなのかなどを一打一打話していく。
そして、日頃どのくらい練習していればいいのか?忘れてないか?実践しているか?体感を感じシェアしているのかなど、3原則に立ち返ってチェックする。

言い訳がフロー化を止める。


言い訳とは、自分という人間は自分の心の状態を自分ではなく、環境や経験、他人に任せて、それ次第で決まってしまう人間なんだという宣言に他ならない。

フォローに傾かせる自己4大ツールは、 「表情」「態度」「言葉」「思考」 言葉 「口に入れる食物で身体ができるように、耳に入れる言葉で心はできる」 ノンフローワードではなくフローワードを選び、考え、言葉に出す。

態度 一般的には、認知の脳が外部の状況や出来事に対して意味づけをして、それをそのまま態度に出しているのが普通だ。
しかし、ライフスキルの高いフロー状態でパフォーマンスを出している人間は、間違いなく「態度が大事」だと知り、自分の心は自分で決めているし、そのために様々なライフスキル脳を磨き使っているのだ。

リラックス法:腹式呼吸をマスターすると、どんなときでも「とらわれ」から解放されフローを産み出すことができる。
表情 表情が心の状態に極めて影響すると言うことを知って、実践できることこそがカイロスタイムの生き方。
悔しい表情などは、外部の出来事に支配されて認知し、それを表現しているので、むしろこちらの方が脳力がない。
良い表情は、顔面の多くの筋肉が「その状態で居ることがフローな状態であったこと」と脳に思い起こさせ心のフロー化を引き起こすようになるのだ。

思考
フロー状態に必須の感情は「好き」だ。 楽しいことを分析する。 結果に依存している楽しいに×、自分さえいれば作り出せる楽しいに○。
自分で作れる楽しいをどれくらいしっかりと持っているのかと言うことこそがいつでもどこでもフローを作り出すには大事になるのだ。
それは、一生懸命やるということだ。
一生懸命と楽しい派共存するのだと言うことを知る。
子供の頃の一生懸命の楽しさから、認知脳が発達し忘れていってしまう感情。一生折れない自信の作り方 信じないより信じる方が、心は必ずフロー状態に傾く。

自信のある人は、根拠の前に「自分を信じる」という、脳の機能を最大に発揮しているライフスキルの持ち主。
今に生きる 過去のことを考えれば考えるほど、後悔というマイナスな感情が生じて「揺らぎ」、過去への「とらわれ」が起こってくるのだ。
未来は絶対にわからないので、人は不安や諦めというマイナス感情により「揺らぎ」が生じて、ノンフローになってしまう可能性がある。

常に今に生きる、今を大切にする、今に全力、などの言葉を自分に唱えて、今に生きるという思考の選択を脳の中に形成して行かなくてはならない。

イメージする力を鍛えなければフローはもちろん、集中も作れないと言えるだろう。
チャレンジ精神というライフスキルは、フローな自分を作るための必須条件でもあるのだ。 フロー阻害要因を列挙する。
起こさないようにするとか、とらえ方を変えるのではなく、起こったその事象をその瞬間に変えられる変えられないかを吟味する。

変えられるものには○、変えられないものには×をつけてみる。 自分で変えられないものをノンフローの原因として認知して持ち込み困っていることが分かる。

出来事は変えられないが、心にノンフローを起こす原因にまで持ち込まないようにする思考を、ウォッシュアウト思考という。
気にしないとか、忘れるではなく、変えられないものは洗い出すという脳の力。

フロー阻害要因の中で、自分が事前に準備をしていれば起こさずにすむ事柄に○をつけてみる。
そこで、自分の準備により、ノンフローになるリスクを回避しようという考えが「プリペアリング思考」だ。
与える心がパフォーマンスを上げる。
与えるものは物質やお金ではなく、エネルギーを与えると言うこと。

どんな技術的に劣る相手とでも、リスペクトの心でプレイしなければ、そこに自分自身のエネルギーは生まれない。
一流はライバルのパットでさえ応援する。 感謝の思考で行動する。

 

2011年12月12日月曜日

30代を後悔しない50のリスト


■格差は30代でつくられる! 30代は、主役としてはじめて表舞台に立つ年代です。
しかし、これは大きな分かれ道の幕開けでもあります。
年収、転職、起業、結婚、健康、貯金。格差はこの10年でつくられるのです。
「素の力」で戦うことで見えてくる、現実と理想のギャップ。
仕事でもプライベートでも人生を左右する大きな選択の連続……。
30代は、人生でもっとも差が開く10年なのです。

■人生で「もっとも差が開く10年」の過ごし方 なぜ、30代で差が開くのでしょうか? 20代の見習い期間が終わり、それまでの横並び状態から、学歴も小手先のスキルも通用しない、 真の実力勝負の総入れ替え戦が始まります。
それまで「自分はできる」と思っていた人も、 公私ともに自分の限界を知っていくシビアな年代です。
人生の土台づくりとなる30代において、 何を選ぶか、どう行動するか、誰と付き合うかで その後の人生は大きく左右されるのです。
・「何者か」になれた人となれなかった人の違いとは何か?
・「人生設計」に成功した人はどういうやり方をしたのか?
・なぜ真面目だけではうまくいかなかったのか?
・多くの人が「偶然」や「失敗」と向き合えなかったのはなぜか?
・後から振り返って、仕事で本当に必要だと思えるスキルとは何か?
・なぜブレるのか、チャンスに対応できないのか?
・家は買うべきなのか、借りるべきなのか?
・結婚はするべきなのか、独り身でいた人は後悔していないのか?
・金よりやりがいで本当に後悔していないのか?

■等身大でリアルな50の具体策
本書は、著者の大塚氏がリクルートの営業マン時代から現在まで、
1万人以上に成功談・失敗談を聞きまくり、
そこから導き出した「後悔リスト」と、
その具体的な解決法を50個にまとめています。
後悔が集中するというのは、同じ50個の壁の前で、
多くの人が選択や行動を間違えたということです。
著者はそれまでたくさんの成功本を読み、
高額な自己啓発セミナーにも参加しましたが、
実際に役立ったのは、1万人の諸先輩たちの身近な生きざまや
失敗談のほうでした。
あのときこうすればよかった後悔は、
圧倒的に優秀な成功者たちの教えとは大きく違い、
等身大でリアルな「人生の法則」だといえます。
本書には、30代を生きるために知っておくべき黄金の鉄則が
余すところなく書かれています。

■第1章 この10で何より大切にしたいこと
(1)「自分のテーマ」が見つからなかった
(2)「リアル人生設計」を描けなかった
(3)憧れの理想像を持てなかった
(4)誰と付き合うのか真剣に考えるべきだった
(5)「稼ぐ力」を身につけたかった
(6)真面目だけではうまくいかなかった
(8)失敗から真剣に学ぶべきだった
(9)「良い習慣」を身につければよかった
(10)偶然と上手に付き合うべきだった
■第2章 プロフェッショナルとして絶対に必要なこと
(12)人前で話せるスキルを身につければよかった
(13)「雑談力」を身につけたかった
(14)会社や上司の「本音」を慮るべきだった
(15)「段取り」のスキルを身につければよかった
(16)チャンスにすぐ対応すればよかった
(17)組織の中で「自分」を貫けなかった
(18)「正しい努力」ができなかった
(19)仕事とプライベートは線引きしなければよかった
(22)「年収をあげる努力」をしていなかった
■第3章 人生を左右する決断について知っておくべきこと
(23)転職すればよかった
(25)結局、「好き」を仕事にできなかった
(26)家を買えばよかった
(28)結婚すればよかった
(30)一人で生きることを選んでしまった
■第4章 「仕事以外」で必ず考えておくべきこと
(31)「二つ以上の世界」を持っておけばよかった
(32)体を鍛えておけばよかった
(33)「大人の遊び」を知っておけばよかった
(35)気づいたらサラリーマンのレールの上を走っていた
(36)もっと海外旅行に行けばよかった
(38)もっと子育てに参加すればよかった
(39)子供の「叱り方」を学べばよかった
■第5章 「お金のこと」で知っておくべきこと
(40)お金を貯めるクセをつけておくべきだった
(41)税金についてもっと勉強しておくべきだった
(42)「生き金」は使うべきだった
(43)お金に対する「自分のルール」をしっかり持つべきだった
(44)家の買い方をもっと工夫するべきだった
■第6章 揺れ動く心を支えるためにやっておくこと
(45)利他の心を持つべきだった
(46)他人の意見を聞くべきだった
(47)自分が年をとることをもっと真剣に意識するべきだった
(48)無意識に好奇心が衰えてしまった
(49)「打たれ強さ」を身につければ良かった
(50)世間を意識しすぎた
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現実と理想のギャップを知り、いったん自分の限界を知ることになるシビアな年代。
ーイメージ通りに行かなくなった現実を受け入れることができず、腐ってしまう人。
ー決して諦めずに本当の実力を身につけ、現実の壁を乗り越えていった人。
現実をどう受け止め、どう乗り越えるかに注力する。
自分のテーマは、外にあるという意識を持ってとにかく行動する。答えは自分の外にあります。
「パートナー・フィードバック法」で修正可能な「リアル人生設計」を行う。
自分の世界を広げて成長できる人と、面倒くさがってできなかった人との大きな違い。
同質の村社会から抜け出し、「360度人脈」を構築する。
自分の時間を確保し、自分の成長を自らコントロールすること、良き習慣は才能を超える
ためになる習慣は、「朝型」と「読書」の習慣。
ワークライフバランスを考えるより、公私混同によって新たな活力源を手に入れる
質を求めるなら量が不可欠。英語のヒアリング、ゴルフのスコアなど。
自分の生活に合わせた週26分割で時間を有効に使う。平日:朝・通勤・昼・夜、休日:朝・昼・夜
30代で年収にこだわった。多くのビジネスパーソンは、自分の年収が2000万円とか3000万円とかになることはないと、諦めているのでは?
親の介護や死に直面してはじめて、支え合う伴侶の居ない、1人で生きる道を選んでしまったことを後悔するのだそうです。
30代の子育ては、赤ちゃんから小学校くらいまでが多いかも知れませんが、この時代の子供とふれあうというのは二度と訪れることのない貴重な経験。
子供の成長においても凄く重要なことですから、思ったように関われなかった場合には必ず後で後悔へと繋がるものなのです。
怒ることと、叱ることは違う。叱ると言うことは、ある種「嫌われることを覚悟する」ことでもあり、「それでも尚相手を思う」ことでもあります。
所得税や医療費の控除・還付の知識は知っているだけで差が生まれる。


 

日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人/三輪康子

日本一のクレーマー地帯で、有名ホテルグループ売上日本一!
2010年度MVP賞受賞!
ひどい状態のホテルをよみがえらせ、
警察から感謝状をもらった
「歌舞伎町のジャンヌ・ダルク」初の著書。
読んだ人から「テレビドラマよりドラマチック!! こんな人がいたのか」という声が続出中。
モンスタークレーマーとの闘いから
三輪式クレーム対応の極意まで、多彩なエピソード満載。
日本一のクレーマー地帯で名物支配人が対峙した、
ヤクザ、薬物中毒患者、モンスターサラリーマン、ランドセルを背負った謎の滞在者、
ホテルに子どもを置き去りにするママ等、
極めてリアルなクレーム対応秘録満載。
どうやってモンスタークレーマーからスタッフを守り、
クレーマーをファンに変えたのか?
「おもてなしとは、命を張ること」「怒鳴れらたら、やさしさを一つでも多く返すんです!」など、著者の言葉が満載。
【著者おわりにより】
人が人をつくっているのです。
前向きな気持ちがある限り、可能性があることを、
こんな私でもやり遂げられることを知っていただきたいのです。
朝の来ない夜はない、と信じて、今日を笑顔で生きていきます。
「人と人の出会いに偶然はなく、必然である」
「神様は乗り越えられる試練しか与えない」
「人を恨んでは前には進めない」
そうです。
どんな形であろうと、出会った人たちみんな私の人生の宝物です。
そして私は、「義理と人情、笑顔と愛嬌」「世のため、人のため、みんなのために」を胸に、
東北の粘り強さ、忍耐強さで、今日もテレビドラマよりドラマチックなホテルでお客様をお迎えいたします。
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恐怖が頭の中に浮かぶ前に、まず身体が動いてしまうのです。色々な人にその時の心境を尋ねられるのですが、その瞬間は無心なのです。
最初に出て行き、背中を見せることなくして、何が上司でしょうか?
クレーム対応において、私が最も大切だと思うのは「自己肯定感」です。
「私はクレーム対応が得意。私なら解決できる」そう信じていると上手くいきます。
お金で解決するのは、クレーム対応ではありません。問題解決の放棄です。
怒鳴られたら、優しさを一つでも多く返すんです。