十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から、殺人を告白された哲朗は、美月の親友である妻と共に、彼女を匿うが・・・。十年という歳月は、かつての仲間達を、そして自分を、変えてしまったのだろうか?過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間達を描いた、傑作長編ミステリー。
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「血液型性格診断を信じている人は多い。その人達によれば、人間はA, B, O, ABの4種類に分類できると言うことなのだろう。しかしそういう人たちでも、日常生活で血液型によって、相手を差別すると言うことはほとんど無い。血液型が違っても、人間であることに変わりにないと思っている。また同時に、本当に分類するには4種類などという大ざっぱな分け方が不可能なことも知っている。
では、何故多くの人は、染色体のタイプには縛られるのだろう。XXであろうとXYであろうと、あるいはそれ以外のものであろうと、人間には変わりがないという考え方が何故できないのだろう。」
これを色々な角度から描いたミステリー。
この文章のインパクトは強かった。
2010年9月18日土曜日
2010年9月12日日曜日
ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣/美月あきこ
私は日本と外資系航空会社に合計16年間、キャビンアテンダントとして勤務し、多くのVIPのサービスを担当させていただきました。
その体験を通して、ファーストクラスのお客様たちには、いくつかのシンプルな共通点があることに気づきました。それらは、すぐに真似できるものばかりですが、実行している人は少ないようです。
私自身、ファーストクラスで学んだことをコツコツと実践していった結果、起業することができました。
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ビジネス=エコノミーの5倍
ファースト=ビジネスの3~4倍
メモをどんどん取る。メモを取る姿で感動させる。
朝の時間を有効利用する。
朝は頭を使う仕事。午後はルーティン・ワーク。
座る位置は、相手の斜めの位置が望ましい。
話をさえぎらないで最初から終わりまで聞く。
相手に正対し、時々相手の目を見る。
相手が言うことを予測して、結論を先回りして言わない。
声のトーンやその変化、表情、ジェスチャーなど言葉にならない情報を読む。
何があっても相手の言うことを否定しない。
相手が話している最中に、次に自分が何を言おうかと考えない。
適度に頷く。
顔全体で微笑む。
肯定的な相槌を打つ。
少し前かがみになる。
腕組みをしたり、脚を組んだりしない。
話している相手に対して「指差し」のしぐさをしない。
腕時計や携帯電話を見ない。
髪に触れ続けない。
著者の起業への考え方と着想も面白かった。
その体験を通して、ファーストクラスのお客様たちには、いくつかのシンプルな共通点があることに気づきました。それらは、すぐに真似できるものばかりですが、実行している人は少ないようです。
私自身、ファーストクラスで学んだことをコツコツと実践していった結果、起業することができました。
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ビジネス=エコノミーの5倍
ファースト=ビジネスの3~4倍
メモをどんどん取る。メモを取る姿で感動させる。
朝の時間を有効利用する。
朝は頭を使う仕事。午後はルーティン・ワーク。
座る位置は、相手の斜めの位置が望ましい。
話をさえぎらないで最初から終わりまで聞く。
相手に正対し、時々相手の目を見る。
相手が言うことを予測して、結論を先回りして言わない。
声のトーンやその変化、表情、ジェスチャーなど言葉にならない情報を読む。
何があっても相手の言うことを否定しない。
相手が話している最中に、次に自分が何を言おうかと考えない。
適度に頷く。
顔全体で微笑む。
肯定的な相槌を打つ。
少し前かがみになる。
腕組みをしたり、脚を組んだりしない。
話している相手に対して「指差し」のしぐさをしない。
腕時計や携帯電話を見ない。
髪に触れ続けない。
著者の起業への考え方と着想も面白かった。
2010年9月11日土曜日
会社を踏み台にする生き方/吉越浩一郎
力がなければ、生きられない時代が来た。今居る会社で経験している理不尽な出来事は、必ず君を強くする。どんなに不況でも、企業は絶対に力のある人材が欲しいのだ。頑張れ。そして、圧倒的な仕事力をつけ、自分の思うままの道を歩くのだ。
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基本的に、その他の著書にも出てくる話がたくさん出てきている。
・徹底的にパクれ。
・目の前の遅れを取り戻すために汗をかくのではなく、長く利用できるシステム作りのためにこそ汗をかくべきだ。
・むやみに頑張るのではなく、実用的な方向での努力。
・時間を決めて、効率をあげる(デッドライン仕事術)
しかし、第二章の今居る会社で圧倒的な力をつける仕事術で書かれているのは新しい発見だった。
まず会社や組織の「ワク」にはまれ。そこでの理不尽な経験が君を育てる。
意外な言葉だったが、一度理不尽な現場で仕事を経験しているので、それが役に立っていると言うことなのだろう。
海外に出るなり、丸裸の自分の状態を知り、ビジネス社会、世界の競争の中に一度は自分を置いてみたい。
そういう気持ちにまたさせてもらった。
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基本的に、その他の著書にも出てくる話がたくさん出てきている。
・徹底的にパクれ。
・目の前の遅れを取り戻すために汗をかくのではなく、長く利用できるシステム作りのためにこそ汗をかくべきだ。
・むやみに頑張るのではなく、実用的な方向での努力。
・時間を決めて、効率をあげる(デッドライン仕事術)
しかし、第二章の今居る会社で圧倒的な力をつける仕事術で書かれているのは新しい発見だった。
まず会社や組織の「ワク」にはまれ。そこでの理不尽な経験が君を育てる。
意外な言葉だったが、一度理不尽な現場で仕事を経験しているので、それが役に立っていると言うことなのだろう。
海外に出るなり、丸裸の自分の状態を知り、ビジネス社会、世界の競争の中に一度は自分を置いてみたい。
そういう気持ちにまたさせてもらった。
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