2011年2月27日日曜日

やるからできる/久保ひろし

「自分の過去、周りの出来事は、全て自分にとって意味がある」
身の回りに起こる全てのことはベストなのだと捉える。

「事実は一つ。解釈は無数」
アチーブメント株式会社、青木仁志

「行動し続けるためには、あり方の土台が必要」
あり方がなければ、やり方が生きない。
あり方があれば、やり方次第で爆発的に動き出す。

「自分とのコミュニケーションが、結果として他人との距離を近づけて行くのです。」
発展途上をさらけ出すことで、他人の気持ちがわかるし、応援される。

「自分が好きなこと、自分ができること、人に喜ばれること、続けられること、人から感謝されること」
起業のための五ステップ

「セルフイメージで人生が変わる。」
セルフイメージは未来志向。未来の自分との会話。
セルフイメージの言葉は、潜在意識に宿り、他人への褒め言葉にも使うようになる。

「成功という文字を顕微鏡で見ると、小さな『失敗』という文字でできていた」


2011年2月20日日曜日

インターディペンデントな生き方実践ガイド/勝間和代

想像してみたください。
朝起きたときに、今日も楽しい仕事が待っていて、良い仲間が待っていて、社会があなたを必要としています。毎日、健康に良いものを食べて、自由な生活です。様々な情報は自分だけではなく、周りの人たちが自然ともたらしてくれます。だれか活躍している人が居ても、その人のことを心から讃えることができます。毎日、笑顔が絶えません。
そのような気持ちの良い生活が、ほんの少しの考え方の違いと、継続的な努力によって実現できるとしたら、魅力的ではないですか?
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相互依存の要件
1.共通の価値観を有していること。
2.同一の目標の実現を目指していること。
3.複数の自立人が集まっていること。

「依存」状態は、キャッシュフロー計算書。
「自立」状態は、損益計算書。
「相互依存」状態は、貸借対照表。

やる気と、やる能力と、そして発揮できる環境の三つが揃って、しかもそれを意識せずとも習慣化していること。

変に自分に制限を設けてあきらめることをやめた。
自分の言動に対して、自主性を持つようになった。
実際に、行動を起こす切っ掛けとなり、
その行動が習慣化して、結果が出続けるまで、やり続けた。

豊かな創造力=知識を集める努力(Input)x試行錯誤を重ねる努力(Output)

対人関係を築くスキル

信頼の種まきを常に行うこと
アサーティブな交渉術を身につけること
自分をすり減らさないストレスとのつきあい方を学ぶこと
長くつきあえる人を見つけること

「信頼できる人だと言うことを相手に理解してもらうこと」

信頼の種まきができる人の条件
1.信頼の種まきの土壌となるバランスシートを意識する。
2.信頼の種になる得意なものを持っている。
3.小さな約束を守り続ける
4.人に貢献したときに恩着せがましくない
5.「多くの人から信頼されている人」からの信頼を得ている。
6.時間を投資し、体を動かす行動力がある。

努力不足の4段活用

努力不足ー>責任転嫁ー>被害者ー>加害者

問題意識を持つには、自分がどんな人生を送りたいかをハッキリさせること。




ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎

衆人環境の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こって居るんだ?俺はやっていないーー。首相暗殺の濡れ衣を着せられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。
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仕事仲間、親、元恋人など周りにいる人の助けによって、首相暗殺の濡れ衣という大きな組織の陰謀から逃げる主人公。

整形外科のそとで、お嬢ちゃんに「たいへんよくできました。」のはんこを押される。
「痴漢は死ね。」無事を知らせる、粋な手紙。
所々に出てくる「やったのか?」。

巨人の王子様を目の前にして、勝ち目はない。唯一できることは、逃げることだ。
「雅春、ちゃっちゃと逃げろ。」


ビートルズ、ケネディ暗殺、偉いものへ対抗するには、大外刈りの練習、付き合ってた頃の会話、クラブ活動、ロックな岩崎さん、青柳の父のインタビュー、最後の手紙、痴漢は死ね、

折りたたむ過程が一番つまらない。
でも、読む方としてはたたまれる過程が面白いな。そっち側にも風呂敷があったのか!っていう感じ。痴漢は死ね、とかね。

独特の描写。ワインの樽からワインが溢れ出るとか。若者五人の励まし。俺たちなんて、いつもやってねえことをやった、って言われてるんだ。

2011年2月5日土曜日

20歳のときに知っておきたかったこと

●「あなた自身に許可を与える――常識を疑う許可、世の中を新鮮な目で見る許可、実験する許可、失敗する許可、自分自身で進路を描く許可、自分自身の限界を試す許可を、あなた自身に与えてください」――アメリカの超エリートが「社会に出たときに知っていればよかったと思うこと」「社会で自分の居場所をつくるのに不可欠だと思ったこと」をリストアップ。「起業家精神」と「イノベーション」に関する最良のテキストであると同時に、「人生への贈り物」とも言える言葉がいっぱい詰まった自己啓発書。

●「この本では、多くの月並みな考え方を覆していきます。自分自身を、そして世界を新鮮な目で見てほしい――これがわたしの願いです。この本で目指しているのは、読者のみなさんに新しいレンズを提供することであり、そのレンズを通して、日常でぶつかる困難を見つめ直し、将来の進路を描いてもらうことです。常識を疑い、身の回りのルールが本当に正しいのか再検証してもいいのだと、みなさんの背中を押したいと思います」(本書第1章より)


●「第1章 スタンフォードの学生売ります」冒頭より
 いま、手元に5ドルあります。2時間でできるだけ増やせと言われたら、みなさんはどうしますか? これは、わたしがスタンフォード大学で実際に学生に出した課題です。クラスを14チームに分け、各チームには、元手として5ドルの入った封筒を渡します。課題にあてられる時間は水曜日の午後から日曜日の夕方まで。このあいだ、計画を練る時間はいくら使ってもかまいませんが、いったん封筒を開けたら、2時間以内にできるだけお金を増やさなくてはいけません。各チームには、実際にどんなことをしたのかを1枚のスライドにまとめ、日曜日の夕方提出してもらいます。そして、月曜日の午後、チーム毎に3分間で発表してもらいます。学生たちに起業家精神を発揮してもらおう――常識を疑い、チャンスを見つけ、限られた資源を活用し、創意工夫をしてもらおうというわけです。

 おなじ課題を出されたら、みなさんならどうしますか? いろんなグループにこの質問をすると、たいてい「ラスベガスに行く」とか、「宝くじを買う」と言う人が出てきます。ドッと笑いが起きます。こういった人たちは、大きなリスクを取って大金を稼ぐという、ごくごく低いチャンスに賭けているわけです。次によくあるのは、5ドルで道具や材料を揃えて、「洗車サービスをする」、あるいは「レモネード・スタンドを開く」といった答えです。2時間のあいだに、使ったお金よりも多少儲けようという人にとっては、それもいいでしょう。ですが、わたしが教えた学生のほとんどは、こうしたありきたりな答えのはるかに上を行く方法を見つけました。できるだけ多くの価値を生み出すために、課題に真剣に向き合い、常識を疑った結果 ――豊かな可能性に気づいたのです。

 どんなやり方をしたのでしょう? じつは、大金を稼いだチームは、元手の5ドルにはまったく手をつけていません。お金に注目すると、問題を狭く捉えすぎてしまうことに気づいたのです。5ドルは、あってないようなもの。そこで、問題をもっと大きな観点で捉え直すことにしたのです。元手がないのにお金を稼ぐには、どうすればいいのか? 学生たちは観察力を磨き、持てる力を駆使し、創造力を発揮し、身近な問題を発掘しました。自分や他人が経験したことのある問題、気づいてはいたけれど、そのときは解決しようとは思わなかった問題です。いつも身近にあるのに、とくに意識していなかったものでもあります。こうした問題を掘り起こして、解決しようとつとめた結果、多いチームでは、600ドル以上を稼ぎ出しました。5ドルの投資リターンは、クラスの平均で4000パーセントにもなりました。多くのチームが元手に手をつけていないことを考慮すると、リターンは無限大とも言えます。

では一体、彼らは何をしたのでしょうか?
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「あなた自身に許可を与える」
常識を疑う許可、世の中を新鮮な目で見る許可、実験する許可、失敗する許可、自分自身で進路を描く許可、そして自分自身の限界を試す許可、あなた自身に与えてください。

「男の子と父親が交通事故に会い、二人は病院に連れ込まれた。しかし、執刀する外科医が「この子は私の息子だから、手術できない」と言いました。さて、どんな状況?」

人の固定観念を象徴する問題。

「並外れた業績を達成した人々の最大の味方は、他の人達の怠慢である」

「自分のやりたいことを誰かに許可されるのを待っている人達と、自分自身で許可する人達です。」

「決まり切ったステップとは違う一歩を踏み出したとき、素晴らしいことが起きるんですね」

「起業家精神とは、世の中にはチャンスが転がっていると見る事」

「自分に対しては真面目過ぎず、他人に対しては厳し過ぎないこと」

「光り輝くチャンスを逃すな」

「仕事だと思わずに取り組める役割を、社会の中に見つける」

「キャリア・プランニングは外国旅行に似ている。旅で記憶に残るのは、最初の予定にはなかった出来事のはずです」

「運のいい人たちは、未知のチャンスを歓迎し、経験のないことにも積極的に挑戦します。よく知らないジャンルの本を積極的に読み、あまり知られていない場所を旅し、自分とは違うタイプの人たちとつきあおうとします。」

失敗のレジュメを書くこと。


モテる男になる最強のルール/倉科遼

女性にモテるのは、意外と簡単なこと。「良い人」のままで終わらないため、女心を惹きつけるコツや会話のエッセンス等、誰にでもできる簡単な方法を、男と女の世界を知り尽くした著者が伝授。やっているようでやっていない、ちょっとしたひと手間。これがモテる男になる最強の法則だ。
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自分はモテないと思っている男性は、自分の周りにいるモテている友人や会社の同僚、有名人を見て、それを目指そうとするから自分とのギャップにもがき苦しむのである。

「自分の周りに壁を作って、過ちを怖れるあまり何もしない男が多すぎる。」とは、アメリカで百貨店経営を成功させた実業家のジョン・ワナメイカー氏の言葉である。

誰かを愛して、その愛を失った人は、何も失っていない人より美しい。

別れ際に、彼女のハートに安堵を残す。

「ずっと一緒にいたい。」

褒めるときには、「それでいて」を使うだけで良い。この言葉を使うだけで全方位から彼女をほめることができる。

これを見たら君のことを思い出してね。

ショッピングが好きな男は、それだけで魅力的。

先生のように持ち上げると、プライドが擽られる。「さすがに良く知ってるね」「勉強になりました」

専門分野を教えてもらおうと誘う。