2009年3月31日火曜日

非常識な成功法則/神田昌典

成功法則が嫌いな人が成功するための実用書。

誰でも、望むことは実現できるというシンプルな法則。
凡人にとっては、お金を稼ぐことに対する懐疑心を持つのは致命的。儲かり始めた途端に自分で自分にストップをかける。謙虚であることも不利。

2つの軸で切る。

お金:貧しい、富
心:悪、善

本当の豊かな金持ち、宗教家?、成金、凡人

まずは、悪のエネルギーを活用する。その後、必死になって、心の面でも豊かになるように努力するんだ。


目標は紙に書くと実現する。

やりたくないことを書き出してから、本当にやりたいことを探し出す。
やりたいことを見つけたいなら、やりたいことを見つけようとしてはいけません。
 本当にやりたくないのか?さらに一番やりたくないことはいったい何か?
 次のステップに進むために、すでに十分な学びを得たか?
 もしまだだとしたら、十分な学びを得るためには、いったい何をする必要があるか?

ミッションを書き出す。
自分の命があと半年しかなかったら、いったい何をやらなければならないのか?
やりたいことを時間単位で細分化し、最後の最後で出てくることがやらなければならないこと、ミッションとなる。
その半年の間に、お金を一銭ももらえなくてもやるべき事は何か?

ハードディスク(右脳)の入った情報を、画面(左脳)に引っ張り出してくる。

潜在意識を使うためには、質問がスイッチとなって、アンテナを張り出す。

記憶は脳の一部に貯蔵されているのではなく、思い出す瞬間に、毎回再構築される。

目標を書いた紙を、夜寝る前にボヤ〜っと眺める。
次に、目標を眺めながらニタニタするというのが効果的だ。
クリアファイルを持ち歩く。

目標の形式のチェックをするSMART
S(Specific)具体的である・・・年収アップ
M(Measurable)計測ができる・・・1000万円
A(Agreed upon)同意している・・・この年収は確かに必要だ
R(Realistic)現実的である・・・そのぐらいは達成可能な数字だ
T(Timely)期日が明確・・・期日が明確

目標を毎晩10個書く
特に重要な目標の一つに○をつける。
どんな小さな行動でも良いから、行動できることを書く。

目標自体に、やりたいこととやりたくないことが同居している。
そこで、やりたくないことを明確化し、やりたいことを考える。
その目標を潜在意識にプログラミングする。
まず目標を紙に書く。そして、クリアファイルにとじて、寝起きと寝る前に、ニタニタと眺める。
できれば鞄の中に入れて持ち歩く。さらに目標の実現を加速化したければ、目標を毎晩寝る前に10個書き出す。

「セルフイメージ」
自分は凡人だというイメージを持っていたら、成功者にはなれない。

「スーパー・ラヴィング・ファーザー」
年収を上げたいという目標を持って居るんだったら、肩書きを変えて、セルフイメージを持たせる。
それにふさわしい、服装や態度を取るようにする。

愚者は自分でできると考える。賢者は先人の知恵から学ぶ。
フォトリーディングのススメ。
美術館で絵を見る場合には、絵全体を眺めるだろう。
いきなり絵の具の色や筆使いを細かくチェックする人は居ないよね。
「優れた人との人脈を大切にすれば成功する。」
伝説級の人に、「乗らないと損になる提案」をする。

マーケティングとは、「優良な見込み客を営業マンの目の前に連れてくる」
営業は、「その見込み客を、成約すること」
あなたが今買わなくても、私は別に構いません。

感情マーケティング
殿様セールス

セールスの目的は、相手を説得することではなく、相手が買う確率が高いかどうかを判断すること。
購入する確率が低い客は、さっさと断らなければならない。

商品を批判しまくった小売店常務に、高飛車な態度で判断を仰ぐ。

見込み客から早くNOを引き出すようにすると、お客の側から売ってもらおうという努力を無意識に始める。

顧客リストに空席が出たとき、それを埋めようとする力が働くのだ。だから、あなたにふさわしくない客は積極的に切って、顧客リストから外さなければならない。
すると、もっとふさわしい客に出会えることになる。

お金に縁遠くなるのは簡単で、「人生、お金じゃないよ」と言えば良いんだ。
「お金を稼ぐことがそんなに重要なのかね」と良いながら、お金持ちに嫉妬していればいい。

ぽたぽた落ちてくるミズノしたにコップを置いて、水をためているとする。のどが渇いたからって、まだ半分しか貯まってないのに飲んじゃうだろ?これは最低。
なみなみ一杯になるのを待って、それでも飲んじゃダメ。一杯になって溢れてたれてくるやつを舐めて我慢するの。

マーフィーの成功法則
結局は、自分が考えた人間に、自分はなる。年収ですら、自分の決めた額になる。

だいたい、本を読んで、実行に移せる人は、10人に一人。9人は評論家であって、何もしない。
残念ながら、その人の現実はどう転んでも変わらない。行動だけが現実を変える。

現在と将来
悪い面と良い面

このマトリックスで考えると、現在の良い面と、将来の悪い面が自分を引き留めて、どうにもこうにも前に進むことができない。
決断をする際には、実現したい状況に至までのシナリオを描いている。
現在の良い面を最大限、残しながら、同時に将来の悪い面を最小化する。

現在の良い面を残そうとするから、決断できないのではないか?
→決断力のある人は、4つのバランスを無意識に意識できている人。

エレベータというタイムマシンに乗って、成功している2年後の自分に会い、どのように2年前に立てた目標を実現したか、、、を話してもらう。

その初めの一歩を教えてもらうことで、未来と繋がる。

成功に向かっては知るときにすでに、失敗の萌芽が生まれつつあるのである。
1.完璧を目指さないこと!
2.家族を大事にすること!
3.稼いだお金を有効に使うこと!

お金ではない。新しい自分に出逢うことが重要なんだなぁ。
今までも自分の枠を取り外していく。今まで見えなかった現実が開ける。

こんな当たり前のことに気付くために、ずいぶん回り道をした。
TRUST YOURSELF

*やりたくないことの明確化
*やりたいことの明確化
*私のミッションを書き出す
*目標を難なくこなせるセルフイメージを書き出す
*そのようなセルフイメージにふさわしい服装、髪型、持ち物か?自分の外見も変える。

2009年3月17日火曜日

草食系男子の恋愛学/森岡正博

タイトルの草食系男子とは、新世代のやっしいだんせいの事だ。異性をがつがつと求める肉食系ではない。
草食系男子にとって必要なのは、モテるためのテクニックではない。心の中の「誠実さ」を、具体的な行動に表して、異性へ届けるための技術なのだ。

2009年3月14日土曜日

ビジネス<勝負脳>/林成之

北島康介選手に、「勝負脳」を伝授した著者が、人間の限界、130%の力を引き出す方法を徹底解説!

人間の本能的欲求は、「いきたい」「知りたい」「仲間になりたい」の3つです。
それぞれ、家族、科学、教育、文化、社会、ビジネスとなっていく。

勝負脳とは、表現知能を考えて活かす思考知能、それに表現知能と思考知能をつなげるもう一つの、人間性、人となりの能力である性格知能の三つを一本化させて、人間の持つ才能や能力を最高に発揮する脳を意味します。

「仲間になりたい」
1.前向きで明るい性格でいること
2.医療チームに参加する仲間の悪口を言ったり、意地悪をしたりしないこと
3.人とのコミュニケーションを考え、面倒見の良い人格を持つこと
4.どんなことがあっても、「疲れた」「難しい」とか否定的なニュアンスを含む「否定語」を使わないこと

自分を守りたいが故に、周りをイエスマンで固めてしまった瞬間から、組織の崩壊は始まっている




自己チェックシート
1.自分に勝つ力
 自分のチームの弱点を明確にして、期限付きで対策を立てる
  何か意見を言って、反対意見が出た場合は、3・4日後にもう一度考え直す。
 常に自分の限界に挑戦することができる
  最初から100%集中して、力を出すことが、怠け者の脳をフル回転させるためには大事。
 目的と目標を常に正しく区別して作業する
  常に「目的は何か」を意識し、それを実現するためには、どうしたらいいのか、という具体的な「目標」のプロセスに集中する習慣が大切です。
 目的のためには自分の立場を捨てることができる
  嘘をついてまで自分の立場にしがみつくようなリーダーに、部下やお客さんはついていくでしょうか?
 決断・実行を早くする
2.理解する力
 2つ以上の情報を重ねて理解することを習慣にする
  声を出して読むなど、複数の感覚を使って、情報を得る
 理解した内容を四日後に再度確認する
 人の話を感動して聞く
  人を熱烈に動かそうと思ったら、相手の言い分を熱烈に聞きなさい。
 空間認知脳を鍛えている
  バランス、字を書く、絵を描く、姿勢を意識する、スポーツをする
 脳の「統一・一貫性」のデメリットを理解している
3.指導者としてのカリスマ性
 うそをつかない
 常に自分を高めようとしている
  後天的に身につけることができるカリスマ性は、達成率。
 自分の仕事のロマンを語ることができる
  夢が語れないリーダーは、リーダーたる資格がありません。
 ワクワクする環境を作り出せる
  ワクワクしながら聞くと、話してる相手に自信が付き、自分も触発され新しいアイデアが生まれやすい
 豊かな表情・笑顔を鍛えている
  性格が明るくないと、一流にはなれないんです。
4.独創的思考能力
 2つ以上の専門性を磨いている
  複眼的な幅広い視野に立って物事を判断しなければならない
 たくさんの文化に触れている
  思考のうねりに乗せて、新しい考えを生み出す
 知識を物語の絵や図にしてまとめることができる
  情報や内容を一枚の絵や図に残す
 自分の考えに執着しない力を鍛えている
  似たようなものを好む傾向があるので、人の意見に耳を傾ける姿勢が重要。
 素直さと、”否定語”を使わないことを信条にしている
  まっさらな集中力という素直さと、好きというレッテルを貼りまくれる思考能力
5.人間力
 人脈が多い
  ホームパーティを組織育成に使っていく
 意見や立場の違いを認める力を鍛えている
  意見が食い違う人を受け入れるには、相手を好きになること。
 共存・存続を守る脳の機能を理解している
  自分も儲かるが相手も良い思いをするという、共存の方向が、永続的なビジネスを作り上げるためには必要
 ほめる力を鍛えている
  相手の良いところを認めて、指示を与える
 人類・社会に貢献する素晴らしさを大切にする
  看護師一人一人に、看護師を目指した原点や、人生で大事にしていることなどをヒアリングし、本来の目的を思い出させていった。
6.過去の体験や訓練を活かす力
 想像を絶する力を発揮したことがある
  絶対目標を達成するという強い気持ちを持つことです。
 途中で勝ったと思わない
  勝負の前に、「リラックスして」とかは脳の仕組みから言うと、とんでもない。勝ってやるぞ、という意気込みが大きいほど、パフォーマンスが上がる。
 気持ちが良いほどの達成感や高揚感を味わったことがある
  4拍子半のリズムは、自然にドンドン加速が付き、気分が盛り上がる。
 会話を楽しみ、コミュニケーションを大切にしている
  会話を楽しみ、言語能力を起点に色々な脳を鍛えることができる。
 時間をおいて、繰り返し考えることができる
  思考のうねりは、ワールプールの水で育つそこからこけや鳥や魚の生態系が作られており、それに似ている。

2009年3月4日水曜日

最強の集中術/ルーシー・ジョー・パラディーノ

膨大な情報が容易に入手できるようになった現代社会では、集中力の価値が急騰している。
人生という法廷で判決を下すのは、他の誰でもなくあなた自身である。
あなたが何に注意を払うか教えてくれれば、私は、あなたがどんな人間か当てられる。

私の心の中では、2匹の狼のすさまじい戦い。一匹の狼は不安・怒り・罪・強欲の化身。もう一匹は、信頼・平和・真実・愛・理性の化身。これと同じ戦いが、あらゆる人の中で続いている。
どっちの狼が勝つの?
お前がえさをやって育てた方だよ。

集中力を削ぐ最大の的は、「あのボールを取れていれば」「ラケットを下げていれば」という自己批判の声
自分の失敗や過ちを素直に認められるなら、おそらく「フロー」状態にあると判断できる。
もう一つの見分け方は、邪魔されても気分を害さずにいられるか。



集中ゾーンを知る
 アドレナリンを数値化する。

1.まずは自分を知る。
 心の番人
  「○○さんなら、こんなときなんて言うだろう?」
 アドレナリン・スコア
  0:ハンモックで昼寝、5:集中し仕事中、万事順調、10:大切な人が事故に遭い、安否不明
 「自分は今、何をやっていないか?」
2.気分転換のスゴ技
 4点呼吸法
  4秒息を吸う→止める→吐く→笑顔
 パワーブレイク
  戻って最初にする仕事は、自分が好きな作業に、
  次の休憩をいつ取るか決め、先の楽しみを作る
 「ながら作業」を使いこなす
3.先延ばし撃退法
  先延ばしにすると考える人が増えている
 自信を培う
 やる気に火をつける
  行動を起こせば心は熱くなる、取りかかればその課題は成し遂げられる。(ゲーテ)
  初めから良い結果を出す必要はないが、とにかく始めなければいい結果は出せない。(メアリー・マーシャル)
  今を生きよ。(ホラチウス)
  例え正しい道にいても、じっと座っているだけでは轢かれてしまう(ウィルロジャー)
  先延ばしは時間泥棒と同じ(エドワード・ヤング)
 過去を語り直す
4.不安を打ち負かす
 現実性をチェック
 対処プランを考える
 思考の置き換え
  今できることを考える。自己批判の声を黙らせるのではなく、むしろ準備不足を指摘してくれた自分の潜在意識に感謝する。
5.緊張をコントロール
 クールダウン
  世の中には、口を閉ざすべき場面が2つあるという。一つは水中にいるとき、もう一つは怒っているときだ。
  いらだちの原因から離れてジョギングしたり運動すれば、頭がすっきりし、前頭葉も支配力を取り戻す
 不安を暴く
 自己主張スキル
  自分の権利を正しく理解し、意識することから始まる。
  誰かが自分より楽しい思いをしているのではないかと、不安がるのはやめよう。自分が今一番必要としているのは何か?
  後でできることは、ノーといい、何か一つイエスと言えることを考えよう。
6.やる気を奮い起こす頭の使い方
 意味ある目標を見つける
  目標設定の技術とは、必要な労力と期待される報酬によって、ゴールを抗しがたく魅力的なものにすることである。
 やる気を長持ちさせるツール
  結果ではなく、最善を尽くすことを目標に
  成功への会談
  風にたわむ木
 死の間際にどう思うか?
  毎日を人生最後の日のごとく生きれば、いつか必ず正しい道に至る。
7.段取りを整える
 セルフトーク
  3項目のやることリスト
  自己指示
  心の錨
   自分にとって価値ある成功体験を最低3つ思い出してみよう。
  自己肯定
   友人・親戚を見せた後、彼らが自分の目標を理解し、応援していると感じている場合には、集中力・問題解決能力が飛躍的に向上した。
   私は出来る人間だ、今日これを仕上げる、できる、集中ゾーンがある、やる気がある
  思考の置き換え
 姿勢の見直し
  「成功とは、失敗を重ねても熱意を失わない才能のことだ。」
 メンタルリハーサル
8.生活習慣から意識する
 集中できる人の生活習慣
  食事のバランス刺激物の活用
   カフェインの摂取量を減らす。飲むなら午前中だけ。
   毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる
   就寝時にリラックスできる日課を作る
  運動
  リラックスとユーモア
 頼りになる友人
  集中力を高めたければ、自分と同じ価値観を持つ友人を選ぶこと
 身の回りの整理整頓