2008年3月31日月曜日

女が好きになる男

ジョン・フェイト&スティーブ・リール

CCRな男を女は必要としている、ということを述べている。
CCRとは・・・
C=Compliments(ほめる)
C=Compassion(思いやる)
R=Reassurance(自信を与える)

要は、手当たり次第ほめるのではなく、自分の感じた良いところは、心を込めてほめ、相手の感情に対して共感し、その感情自体を肯定して自信を与えまょう・・・ということ。

「どうして自分の気持ちを私に話してくれないの?」というとき、その本当の意味は「あなたは私の気持ちを分かっていない!」ということなのだ。


2008年3月3日月曜日

ある日、ボスがガイジンになったら!?

関橋英作

ガイジンとコミュニケーションを取るときに大事なことは、語学力よりも、日本人とガイジンの考え方の違いを理解し、それを埋めるコミュニケーション力を学ぶことだ。

40歳になるまではほとんど英語はNG.
読んでいて、何もガイジンに対してだけ必要な能力ではなく、日本人のボスでも日本人とのプライベートでの会話でも必要な事柄ではないだろうか。


4つのルール
  1. モードを切り替えよう・・・阿吽の呼吸には頼るな
  2. YES,NOをきっぱり言う・・・いらぬ気遣いは無用
  3. キャッチボールを楽しもう・・・意見を言わないのは、その場にいないのと同じだ
  4. 堂々としていよう・・・説得力は自信ある外見から生まれる
ガイジンの気持ちが分かるようになる、11の法則
  1. オープンの法則・・・・・隠し事をしない、相手によって態度を変えない
  2. ハッピーの法則・・・・・スマイルは波紋のようにスマイルを広げてくれる
  3. シンプルの法則・・・・・一番目に伝えたいことは何かを考える
  4. ポジティブの法則・・・・どうせ、からは何も生まれない
  5. リフレッシュの法則・・・サンキューは最高のご褒美
  6. リフォードの法則・・・・サンキューは最高のご褒美
  7. イノベーションの法則・・変わることが、人生の楽しみ
  8. クリアの法則・・・・・・曖昧をやめ、明快を愛想
  9. ビジョンの法則・・・・・ゴールが見えれば、道は見える
  10. チームの法則・・・・・・一人でできることには限りがある
  11. クリエイティブの法則・・違う視点から見れば景色は変わる

こんな事できません。今までこんな事はやったことがありませんから。
「お前には未来が見えるのか?」

チーム力。体力的に劣っている日本人が団結して欧米人に勝つ。今最も必要とされるリーダーは、異文化のチームを引っ張っていける人材だ。
重要なのは、異文化を理解し、色んなタイプのスタッフをやる気にさせ、自主性を重んじ、成功した暁には、自分の事のように喜べる、そんな気質だ。

クリエイティブは何も変なことをすることじゃない。常識とか既成概念とかから離れてものを見ることだと思う。そうすれば、辛いことが楽しく見えてきたり、つまらないことがエキサイティングになってきたりする。

コミュニケーションは、単に話し方、話術のような技術の問題ではなく、話すときのスタンス、姿勢、態度、価値観。これらがお互いの理解のベースになっているということです。
ですから、いつまでも、いつもの自分のエリアにこだわっていては、相手の話していることが分からない。
いつもの”自分”から少し離れてコミュニケーションをする。それが答えでした。


2008年3月2日日曜日

竜馬がゆく(一)

司馬遼太郎

竜馬が土佐を出て江戸の千葉道場で修行を重ね、黒船来港・寅の大変・桂小五郎を破る安政諸流試合まで。

「旦那にもらった金で、いまごろは豪勢に風呂酒をあそんでるだろう」
「以蔵め、そいつは面白かったろうな」
竜馬は生まれつき明るい話が好きな男だから、足軽以蔵の陰気な話がやりきれなかったのだが、いまの藤兵衛のはなしで救われたような気がした。妙な性分である。腹が立つよりも自分までが風呂酒を飲んで陽気に騒いでいるような気分になってくる。

(桂は桂、おれはおれだ。桂と違って元々晩稲の俺はまだまだ学ぶべき事がいっぱいある。とりあえず、剣術だ。)とおもった。(強くなろう)とも思った。自分を強くし、他人に負けない自分を作り上げてからでなければ、天下の大事はなせまい。

竜馬は天性、既成の道徳を受け付けにくいたちで、竜馬式の武士道を持って自分の行動の基準とした。
ー 人にあふとき、もし臆するならば、その相手が婦人とふざける様は如何ならんと思へ。たいていの相手は論ずるに足らぬように見ゆるものなり。
ー 義理などは夢にも思ふ事なかれ。身をしばらるるものなり。
ー 恥といふことをうち捨てて世のことはなるべし。