2010年5月31日月曜日

会社を辞めずに簡単にできる週末起業/藤井孝一

「もの・ワザ・知識・人脈」を売ることで、実際に会社を辞めずにビジネスを始め、成功している。

一番お金をつぎ込んだものはなに?
徹夜してでもできることはなに?
お金を払ってでもやりたいことはなに?
二時間ぶっ通しで話し続けられるものはなに?
今まで人にしてあげて感謝されたことはなに?

大好きなことや、自分の中にある「必然性」をテーマに起業することの大切さ・・・英語教材販売
自分の持っている情報や知識、ノウハウを商品にする・・・メールマガジン発行
自ら現場しごとっを手がけずに仲介業に徹する・・・翻訳仲介業
ニッチ市場への参入により「B2B」で成功・・・ウェブディレクター
現場で直面した問題をクリアする過程で、ワザ→人脈→知識と発展させた・・・婚礼司会派遣業

究極の成功ノウハウ・・・「とにかく始めてみること」


宋文州が語るここが変だよ日本の会社/宋文州

・根性を使うよりも頭を使おう。
何度も足を運び、辛抱強く訪問するよりも、興味を持ってくれるお客さんに沢山会おう。
・国民性に逃げ道を作るのはやめよう。
・社員のモチベーションを上げるな。
社員にはそれぞれモチベーションがあると思っているんです。実は、ただその動機が、それぞれ違うだけなんです。

たまたまその時にしか通用しないようなやり方を、あたかも万年世界中でも通用するような方法論だと思い込んでしまう。
モチベーションは、人様の内面的なもの、精神的な自由、価値観の多用性、そんなものに関わるから、あまり踏み込まない方が良い。
社員と言うのは、会社の資産じゃない。会社はあくまでもステージです。

人がやめない会社はやばい
終わり良ければ全て由と言うことわざの愚かさ


2010年5月27日木曜日

ビジネスウエポン/大前研一

世界最強のコンサルティング会社「マッキンゼー&カンパニー」でNo.1コンサルタントとして活躍した大前研一教授の最大の武器(ウエポン)は、強力な論理力と創造力である。
21世紀のサラリーマンが、ビジネスの荒波を乗り切って行くには、今すぐこのビジネス・ウエポンを身につけることが必要だ。
この一冊でビジネスの力をつけてほしい。
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英語、IT、金融、この3つが今後、日本で生き残っていくために必要な武器(ビジネス・ウエポン)となると、この本でも述べられていました。
最近、大前研一さんだけでなく、たくさんの人が同じ3つの項目を挙げている。

そして、この本では具体的な例が挙げられていたのが非常に印象的。
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1.不要なアメリカ子会社のアメリカ企業への売却を交渉する担当者に突然指名された。英語で一人でやり抜く自信があるか?
2.ドイツの3大化学企業の内、まだ日本メーカーの手の付いていないところを見つけ、入らなくなった九州工場を買ってもらいたい。インターネットだけでその相手を見つけ、交渉のテーブルに付かせることができるか?
3.上記のケースに関して適正な売却価格を算出せよ。そして交渉でどのような算出根拠を、どの順序で出すのか述べよ。

こうしたことが簡単にできなければ、ゼネラリストの管理職とは言えない。40歳になってこれができなければ、今までサボっていたとしか言いようがない。
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なるほど、イメージが少し掴めた。

それにしても、自分にしては、「金融」に関してはかなりハードルが高いと感じざるを得ないな。