2010年5月27日木曜日

ビジネスウエポン/大前研一

世界最強のコンサルティング会社「マッキンゼー&カンパニー」でNo.1コンサルタントとして活躍した大前研一教授の最大の武器(ウエポン)は、強力な論理力と創造力である。
21世紀のサラリーマンが、ビジネスの荒波を乗り切って行くには、今すぐこのビジネス・ウエポンを身につけることが必要だ。
この一冊でビジネスの力をつけてほしい。
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英語、IT、金融、この3つが今後、日本で生き残っていくために必要な武器(ビジネス・ウエポン)となると、この本でも述べられていました。
最近、大前研一さんだけでなく、たくさんの人が同じ3つの項目を挙げている。

そして、この本では具体的な例が挙げられていたのが非常に印象的。
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1.不要なアメリカ子会社のアメリカ企業への売却を交渉する担当者に突然指名された。英語で一人でやり抜く自信があるか?
2.ドイツの3大化学企業の内、まだ日本メーカーの手の付いていないところを見つけ、入らなくなった九州工場を買ってもらいたい。インターネットだけでその相手を見つけ、交渉のテーブルに付かせることができるか?
3.上記のケースに関して適正な売却価格を算出せよ。そして交渉でどのような算出根拠を、どの順序で出すのか述べよ。

こうしたことが簡単にできなければ、ゼネラリストの管理職とは言えない。40歳になってこれができなければ、今までサボっていたとしか言いようがない。
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なるほど、イメージが少し掴めた。

それにしても、自分にしては、「金融」に関してはかなりハードルが高いと感じざるを得ないな。


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