2010年4月18日日曜日

メンタル・コーチング/織田淳太郎

矢野が右翼の守備に着いた直後だった。渡辺が投じた初球を本多がフルスイングした。快音を発した打球が、右翼へと大きく舞った。矢野が背走した。実況アナウンサーが、「これは文句なし!」と声を張り上げた。

フォアTheチームという言葉がありますが、これをみんなで協力しなければならないからと言う善悪の邪念で考えてしまうと、邪念みたいなものが生まれる事があります。
一方、もうやるっきゃ無いという心境に追い込まれることがある。打算や駆け引きなく、みんながそういう気持ちになった時、非常に面白いことが起こるんです。チーム全体が一つの生き物となって、大きな波に乗り、一つの方向へと突き進む訳ですね。もちろんこれは人生にも言えることです。

キャリアは計画通りにいかないもの。
職業目標を持たなければやる気がわかないというのは、未来の配偶者がわからないとデートができないと言っているようなものです。

怒っている子には、表層意識、中層意識、深層意識の三つがある。
サボるというやってはいけないことをやっているから怒る。
注意しないと自分が怒られる。
自分もやりたく無い。

いくらプラス思考とはいえ、不安感情があるにもかかわらず、それを自分のものでは無いと切り捨ててしまう暗示をかけてしまうと、そのエネルギーが内側にたまって行くばかり。どこかで昇華させてあげないと、それが現実に投影されてしまう。

情感を表現したり、手放したりすることが、生命力アップにつながる。

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