2008年11月26日水曜日

無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法

勝間和代

勉強で一番大事なのは、勉強の内容そのものではなく、勉強を上手く続かせる仕組み作りであり、意識作りなのです。
もし、私に人よりも上手なことがあるとしたら、そういう仕組み作りに過ぎません。


各種の研究によると、年収がだいたい1500万円になるくらいまでは、年収と幸福感の間には正の相関があるといわれています。つまり、年収が上がるほど幸福度が上がるというわけです。これは、「幸福の経済学」と呼ばれています。

勉強する5つのコツ
1.基礎を最初に徹底的に学ぶ
短期間で結果を出す人たちの共通点は、辛抱強く、半年間、基礎力をつけることに集中できる。
2.先達から、勉強の仕方をしっかり聞く
直接会って、話を聞き、まず真似から入る。
3.学ぶ対象の基本思想を理解する
資格試験は、それによって輩出したい人物像を事前に理解する。
4.学んだことを自分の言葉でアウトプットしてみる
過去問題+模試問題アプローチ、アウトプットを起点にして、そこからインプットに戻る、という方法
5.勉強をワクワク愉しむ


企業の不祥事が後を絶ちませんが、これは、当事者である社員達が自由人ではないからこそ起こったことだと思います。
自由人とは、
・自分で自分の面倒が見られて、
・経済的に自立していて、
・自分の考えを発言することができる

人間は、目に見えて測れるものでないと、管理できません。その管理の仕組みを作らずに勉強しようとしても、それでは続かないのが当たり前なのです。
とにかく、意志の力で何とかなるなんて、楽観視してはいけません。

社会人の勉強が続かないのは、なかなか成果が出ないからなのです。本を読むスピードが5倍になれば、成果が出るスピードも5倍速くなり、勉強を続けるモチベーションにもなるのです。

道具の値段の絶対額ではなく、道具を買ってから、どうやって使い倒すか、というのが大事です。

親指シフト。
だいたい20時間くらいの訓練で、ローマ字入力の速度を超えることができます。

ブログの書き込みには、ニュースを引用して、コメントをつけているケースが多いため、テクノラティを使うと、新しいニュースですら、ブログを見に行った方が早く検索できて、あっという間に情報が得られます。

宮部みゆきさんの講演で得た教訓。
・書くことは呼吸すると同じくらいの肉体労働として位置づけ、とにかく量産すること。
・売れるか、売れないかは時代と合うかどうか。報われるかどうかは、正直、分からないと割り切ること。
・自分しか分からないものなど書かず、エンターテインメントのための文学として存在すること。

勉強の仕組みをつくること、その仕組みを使って基礎力を養いながらアウトプットに繋げること、これらを両輪でやっていくうち、仕事の成果が上がり、年収が上がって幸せになってきます。
勉強法において差別化できるのは、道具とやり方です。人間、覚える能力とか意志の力には、そんなに大差はありません。
社会人が勉強を続けるためのコツは、昔の伝統的な学習方法+努力に頼らず、ITを使った効率的な方法を準備し、基礎を強化し、成果を確認していくことで自分への成功体験にするということです。

マーケティングとかセールスについては、やはり、アメリカの方が5年から10年進んでいます。できれば、原書や英語のオーディオブックに積極的にあたっていくことです。
今では、共感や感動を軸にした、エモーショナル・マーケティングが発達してきています。

発音に関しては、相手に聞き返されない程度にまでは訓練した方が良いですが、やりすぎても、投資効果は落ちるようです。
というのも、発音だけ綺麗にしてしまうと、今度はボキャブラリーが現地のエリート層に比べて少ないので、逆に子供っぽく聞こえる。

あらゆる勉強の基本は「素直」だと思います。私はいつも、「まずは騙されたと思ってやってみよう」というのを、勉強のとっかかりにしています。

家計簿を複式簿記でつけてみよう。
自分の年間の売り上げ高と、売上原価が分かり、自分がいくらの付加価値を生み出しているかが理解できます。
会計上の利益と現金上の利益は全く違う、というのを実生活で感じ取ろう。

経済学の最低限の知識は持っておこう。
需要曲線と供給曲線、価格感受性くらいまで。

転職市場における自分の価格を知るというのも、一つの目に見える成果だと思います。

株でも債券でも、金融の相場者は、最初、初心者は絶対損するようにできていると言うことです。
そこの存した時期をいかに乗り切るか・・・ということが一つの勉強になります。



2008年11月25日火曜日

トップコンサルタントがPTA会長をやってみた

三谷宏治

もっと子供達に、面白い物を見つける「良い目」と「考え抜く力」を持たせたい!

我々親が、子供につけてもらいたい物は、単なる学歴でも知識でもないはず。子供が将来、人として幸せに生きるための知恵やスキルこそが、大切なこと。
そのスキルの一つとして「発想力」は、かなり上位にはいるだろう。その発想力を育てる「エンジン」と「燃料」が必要だ。
それが、「自立」の心と「なぜだろう」の心、なのだ。
しかし、そのエンジンをさび付かせ、停止させる強大な負の力こそが、親自身、そして子供の周りの大人達だ。今、親が、大人が変わらない限り、子供は決して変わらない。


子供を暇にさせる決意
発想、つまり自由に考え自分で決める事への第一条件は「時間」
暇無くして発想なし。
子供が大人になる十数年後、第一に必要になるのは「自ら考え、自ら動ける」こと。
オリジナリティは、ますます重要になる。

NFLは日本で、少しでもアメフトプレーヤーを増やすべく、アメフト部がある日本の各校に装備一式を寄付するなどの活動を続けている。これは、アメフトファンを増やし、日本をNFLビジネスの一部に組み込むための超長期投資なのだ。

察しの悪い振りをする。
子供が求めていることを先回りせず、あえて分からない振りをする。それによって、子供が自分の考えを言葉に出して表現するよう促す。

なんとなく、ビミョーを許さない。
擬声語や擬音語、擬態語だけでの表現を許さず、具体的に考えるように促すこと。


普通、教師の言うこと、教科書に書かれていること、本で読んだことは「正しく」つまりは、「変わらない物」と信じ込む。
これは、多くの日本人の「素直さ」という美徳であり、と同時に「常識否定力」のなさに繋がる悪弊だ。
日本人にたれ居ないのは、「拡散的思考」だとよく言われている。
すぐ落としどころだけを考えて、その実現しか考えない。しかも、落としどころとは「みんなが納得する」答えであり、それは皆が苦労しない「確実に実現できる」答えである。
それでは、確かにジャンプがない。

我々は「成功」を「多くはないこと」くらいに思っている。それは、大きな間違いだ。「成功」は「極めて希なこと」なのだ。

「夜空はなぜくらいのか」
「宇宙は無限ではない。」「宇宙はじっとしていない。」そして、そこから現代宇宙論の基礎である「ビッグバン理論」が生まれたのだ。

「限界は自分の中にある」「三回挑戦」「集中による限界突破」
多くの場合「意識」の壁が、人を独創的な発想から遠ざける。
ではなぜ、すぐに「できない」「無理だ」と感じてしまうのか。それは、「限界突破経験」がないからだ。

FFXのキーワードは、「存在」だ。
「生命は所詮むなしい夢 生の後に来る死こそが永遠」と迫る適役シーモア。

3から4年先なら今の三倍を、5年以上なら、十倍を目指してみよう。

苦手を「下手」かつ「嫌い」なこととし、得意を「上手」かつ「好き」な状態とする。
すると、苦手を得意へ帰る道筋は、2つ。「まず好きになり、そのあと上手になる。」と「嫌いでも上手になって、その後好きになる。」だ。
まず好き作戦では、別のご褒美をくっつける手もある。要は自分が好きな状況に持ち込んだり、思いこんだりすることだ。
まず上手作戦は、上手い人の真似をすることだ。嫌いのままで構わない。とにかく物まねに専念する。

受身的に教わることになれてしまった人間は、決してトップには立てない。
どんな職業であれ、トップに立つとは前人未踏の世界に足を踏み入れる者になるということだ。
そこで必要なのは「教わる力」ではなく「自ら学ぶ力」だ。

楽しさの中にしか、教育はない!

子供達と一緒に「これは、なんでなんだろうね」
いつの間にか覚える日常の決まり事、学校で教わる様々な知識。でもそこには、意外な「なぜ」が潜んでいる。
それを見つけられる「眼」を持とう。
なぜだろうと考える「心」を持とう。

大型二輪の品格
実用上は全く不必要な、強大なパワーを何故持つのか。不必要なばかりでなく、不安定で危険な二輪で、なぜそんな悪魔的パワーを両足の間に抱えるのか?
おそらく、その魔力を御すること自体が価値なのだ。魔力に心を奪われず、自らを制御する。

発想という者がスキル化されたのは明らかに、就職してからだ。思考訓練を一年も受け続ける内に、少し「頭の回転」と「発想の力とステップ」を感じ始めた。
壁を破り続け、考え続け、自分自身の発想パターンを試し続けること。それによって、発想の幅は広くなり、深さは深くなっていく。

学び続ける上で、大きなモチベーションになるのが「教える」ことだ。
本当に理解していないと、人には教えられない。特に「分からなかった人」に教えることは至難だ。
親や大人達が、すべきこと。それは自分が蓄えてきた技や知識を、「教育コンテンツ」として練り上げて、子供達に披露することだ!


2008年11月19日水曜日

ビジョナリー・ピープル

ジェリー・ポラス、スチュワート・エメリー、マーク・トンプソン

ただ前を向いて、自分の道を歩いてきた。
人が何を言おうとも、どんなに歩きづらくとも、自分はこの道を進む。
なぜなら、そこに意義があるから。

そうして、新しい時代を切り開き、世界に衝撃を与え続ける人々。
そんな彼らを「ビジョナリー・ピープル」と呼ぶ。


長時間に渡って続く成功と密接な因果関係があるのは、個人にとって重要な何かを発見することであって、企業にとっての最高のアイデア、組織構造、ビジネスモデルではない。

他の人から好かれようとするよりも、自分の好きなことに執念を燃やしている。

今日だけでなくこれからの長い年月を過ごす自分の人生において、何が本当の生き甲斐なのかを知らないまま過ごすことによって、ごまかされているだけのことだ。

最初から大好きなことをする。今後10年間、これに取り組むつもりだ。正直それほど、好きでもないけれども・・・、これは年を取ったときのためにセックスを控えるようなもの、ということだ。

毎週少しだけ時間をやりくりし、仕事中あるいは仕事の後、何らかの方法で自分が持っている他の情熱を試してみることだ。

新たな人生、より豊かな人生、よりよい人生、もっと冒険的な人生を築き上げられる、そんな原理原則とはいったい何だろうか。

死んでいるという視点から、自分の財産や人間関係を視覚化すると、上手くすれば自分が本当に大切にした人やものが見えてくるだろう。

読者は、自分自身が本当に大好きな人間になることよりも、人に好かれるような人間になりたいのだろうか?

永続的な成功をおさめている人たちにとって、人生が二者択一の問題と言うことはほとんど無いだろう。

一番重要なのは、自分の心と直感にしたがる勇気を持つことだ。

個性によって、永続的な成功がおさめられるかどうかが決まるのではない。重要なことは、その大切な個性を糧にして何をするのかということだ。

人生に必要な物は「情熱、覚悟、能力」だとライスは警告する。この3つのうちどれを外しても、いつまでも続けられる成功は得られない。

世の人々は、失敗に我を忘れて失敗を置き去りにしてしまう、あるいはいつの間にかもう一度立ち向かってみようという自信をなくしてしまう、ということがあまりにも多い。
これとは対照的に、ビジョナリーな人はあらゆる失敗を利用する。どんな経験も例外なく何かを教えてくれるからだ。

何がうまくいかなかったのか、その原因を私が理解しているのか、そしてどのような対策を打っているのか、最後に、失敗したのだから、本番もできるだろう。

人類の歴史から学べる、最高の教訓の一つがこれだ。つまり、自分の身に起こったことで自分が責められることもあれば、責められないこともある。けれども、その土地らであっても、そこに関わっていることについては責任がある、ということだ。


2008年11月16日日曜日

自転車生活の愉しみ

疋田智

自転車に乗るのは楽しいからで、気持ちが良いからで、そして、人生がちょっぴり幸せになるからだ。

なるだけ生活の中で活用してみませんか?それは何故かというとね・・・楽しいからですよ。
毎日、サドルに跨るようになってすぐに、私は東京にも季節があることを発見した。


ある調査によると、日本の車の一台当たりの平均乗車人数は、1.5人程度しかないのだそうだ。
不況不況といいながら、東京の自動車の数は全く減らない。冷暖房の効いた車の中に、ふんぞり返ってハンドルを握りながら、それでいて腹に蓄えた贅肉を何とかするために、週末にはスポーツジムに行く。。。変でしょ?

会社にシャワールームとロッカールームとクロゼットが揃っていることが望ましい。
トレーニングウェアで会社までやってきて、爽やかにシャワーで汗を流し、クロゼットからスーツを取り出す。
あるいは、フィットネスジムをシャワールーム兼着替え室にする。

上り坂は「キツイ道路」ではなく、「スピードの落ちる道路」。その認識だけで、坂のイメージは変わる。

野球帽をなるだけ目深に被って、目に雨が入るのを避ける。めがねをかけてる人にとってもかなり有効に作用します。
ポンチョを着込んで、野球帽を被って、ゆっくりゆっくり走る。雨の日はこのスタイルが最善。

サドルの高さの目安は、足を伸ばしてみてかかとの一がペダルの一番下位置にぴったり来るように、ということ。
人の体は、足に限らず、いったん延びきってしまうと、それ以上力が入らなくなるわけで、筋肉がうまく働かない。

海外の先進各国で、自転車をおおっぴらに歩道走行させているのは、実は日本だけであるということは知っておいた方が良い。
そして、先進各国の感覚では、「歩道に自転車に乗り上げているなんて、なんて野蛮な」と思われていることも知っておいた方が良い。

車道を走っていて、停車するとき、足を着くのは必ず右足。
左足をついていると、何かの拍子で(歩行者がぶつかってきたとか)よろけたときに、車道に倒れてしまうのを回避できなくなってしまう。

自転車の王国
ドイツのミュンスター。
オランダのアムステルダム。

ダッチバイクに乗るオランダ人がかっこよく、ママチャリに乗る日本人が、どうしてもかっこよく見えない理由はどうやらここにある。
彼ら、彼女らが凛として自転車に乗っているのは、自転車に乗ることの義務と責任を知っているからだ。

自転車レーンは、「必ず車道をつぶして作らねばならない」ということだ。


2008年11月8日土曜日

無理なく続けられる 年収10倍アップ時間投資法

勝間和代

本書の狙いは、「どうやって時間を有効に使って余裕のある生活をするか」ということで、「どうやって時間を隅々まで使い切るか」ではない。

時間投資マトリックス
重要度と緊急度の軸でマトリックスを作る。

 重要& 緊急・・・消費の時間(目標50%、8時間)
 重要&非緊急・・・投資の時間(目標30%、5時間)
非重要& 緊急・・・浪費の時間(目標10%、2時間)
非重要&非緊急・・・空費の時間(目標10%、2時間)

何故忙しくなるのか?それは、やることを減らさないから。
やることではなく、やらないことを重視する。

まずは、原理原則と仕組み作りを覚えた上で、その後に独自の工夫をする。

自分の時間の使い方を色々な指標で測定していくと良いのです。

一日一つは新しいことができないか?と考えて、一年経つと、それなりに色々な時間管理の方法が新しく加わってきて、バージョンアップされている。

手帳でこれまでの「行動」や、これからの「行動」を目に見えるようにすることで、「行動」はよりコントロールできるようになります。
・自分一人で頑張らない
・やることを減らす
・PDCAのチェックをしない
週の終わりには、一週間の行動を振り返って、投入した時間と、それに対応する効果についてレビューする。

TOEIC500点を基準点とすると、100点上がるごとに、給料は約一割り増しといったところ。

実行できる人とできない人の違いは、「(誰でも弱い)意志を、いかに手法やスキルで補って、習慣化できるようにしているか」ということにつきます。

・続けられる仕組みをつくっているかどうか
・その投資に対するリターンを実感できているかどうか

自分の「手取り時給」と、世の中のサービスの「一時間当たりの価格」とを比べると、「どのサービスなら投資することができるのか」の感覚が身についてくる。

誘いに応じると言うことは、自分の時間を投資することです。
「必要以上にいい人にならない」=対人関係において、奴隷とか奉仕する人にならない
「いろいろなことを断ることで、初めて好循環が生まれる」ということは、忘れないでください。

不得意なことを得意になるまで頑張ればいいという考え方もありますが、得意なことに徳化して時間を投資した方が、時間効率はよほどよくなります。

終身雇用で人材の流動性が低いと、働かせる側は解雇ができない代わりに、なるべく長時間使い倒してやろうと考えている。

「お酒よりも足湯」禁酒のマイナスは限りなくゼロ。

依存性薬物をやめて、毎日の時間効率は数倍は上がりました。

携帯電話を使っていると、自分で時間をコントロールできない。
メールの返事は短くしますが、相手が早く返事が欲しいと思われるときには、なるべく即座に返事を出す。

飲み会の一つや二つ断ったとしても、相手はそんなに気にしてないものです。あなたが居なくても、会にはほとんど影響ありません。
交流会は、自分で主催するくらいでないと投資効率が悪い。

時間効率が悪い人は、共通して、判断が必要なとき、決定に至るまでの時間が長い。
その人の特徴は以下の2つです。
・情報の不足
・お金の不足
悩んでいる時間は、何もアウトプットが出ない。
十分な情報収集をして、これ以上悩んでも判断が付かないと思ったなら、行動を起こしてしまった方が、時間投資の観点では効率的。

時間を作ることを「投資」と考える習慣をつける。

手帳で自発的に時間を確保する。



2008年11月7日金曜日

「1日30分」を続けなさい!

古市幸雄

将来への不安、現状への不満・・・・を解消し、夢や目標を実現させたいすべての人に贈る。
具体例一杯の実証済み勉強法。

・テレビを毎日2時間見る人は、1年間で2ヶ月分も浪費する。
・三日坊主も50回繰り返せば、年間150日分の勉強になる。
・「30分勉強→15分休憩」の1セットを基本とせよ。
・朝〜正午に食べるのは、果物だけにせよ。
・外出時には、耳栓とA4クリップボードを持ち歩け。
・勉強空間には、椅子→照明→デスクの順で投資せよ。

金利の高い金融商品が見つからない超低金利の現代では、自分自身への投資が一番リターンの高い投資なのです。

他人と差が付くのは、卒業後にどれだけ勉強を続けたかです。

例えば、750万円を2000時間で割ると、1時間3750円になります。
あなたが1時間働いて、この金額よりも多くの利益を会社にもたらさなかったら、リストラされても文句は言えないという数字です。

本はできるだけ1冊ずつ購入し、購入した日に読み始めることです。

ある項目を勉強する→この勉強の1週間後に復習する→最初の復習から2週間後に復習をする→2回目の復習後1ヶ月以内に3回目の復習をする」というのがもっとも効率の良い学習方法です。

勉強量を増やすことが、勉強の成果を一番大きく左右する要素である。
あなたは、自分の勉強量8割の重要性を無視して、「良い教材・サービスはないか?」と言うことばかりに注意を払っていませんか?

「勉強の成果はすぐにはでない」ということを知りつつ、自分を律して勉強を続けられるかどうか。

知識を効率よく窮するコツとして、あなたが勉強したことは、後日、誰か他の人に教えるつもりで勉強してください。そして、実際に覚えた知識を教えてあげると、吸収力が数段良くなります。

私たちは、数年前の過去の蓄積で、現在の収入を得ている。

自己投資をして、いち早く勉強する。

一般の方々が見ているテレビ番組のほとんどは、何の利益にもならないバラエティー番組。
テレビを見ないことで、2時間を捻出できる。
ネットサーフィンやメールのチェックも必要最低限にする。

仕事を早くすこなすコツは、「この仕事を1時間で終わらせる」というように、仕事の処理時間を先に決める。

「5分でも無駄にはしないぞ!」という心構えを持っていれば、1年間で相当の勉強時間の違いが生まれます。

喫茶店のコーヒー代は、静かな場所と時間への料金。

重要な項目をあなたの声でICレコーダやカセットテープに録音して、それを移動中に聞きます。目からの記憶よりも耳からの記憶の方が心に残ると言われています。

集中力がとぎれて勉強が嫌になる前に、勉強を中断するのがコツです。

騙されたと思って、休憩時間に未読本を15分程度読んでみてください。月に1〜2冊はあっという間に読めます。

平日の勉強量を最低でも3時間以上、休日は8時間以上しないと、短期間で良い結果を出せないでしょう。

あなたがお何か大きな目標を持って勉強をし始めていれば、孤独感をある程度感じることは、初めから知っておいた方がよいでしょう。

リスニング力を向上できた要因の一つは、このリスニング&シーイングを徹底的に実践し続けたからです。

音の調整を学習するとリスニング力が飛躍的に向上する。
平易な英文を素早く読解するスキルが求められる。

平日2時間から3時間程度、休日には5時間の週20時間前後、勉強する。

英語力を上達させるためには、
・目標の英語力を決める
・勉強の仕方や質を決める
・日々勉強を続ける

簡単なスケジュール表を着くって、いつでも見られるように机の前に張っておく。
「今日勉強をサボったら、長期目標の実現日が延びるなぁ。」という、良い意味でのプレッシャーにする。

必ず紙に書き出す。

したいことができなかった、欲しい物や人物が手に入らなかったのは、中途半端で決断しなかったことが原因ではありませんか?

とにかく自分の長年の夢を実現することに集中し、それと関係ないことは極力省いていきました。
勉強を続けていくためには、ある程度の代償を払うことが必要だと言うことです。

目標を紙に書き、それを毎日読み返せば、夢は実現すると提唱し、多くの人々に影響を与えたのは、思考は現実化するを書いたナポレオン・ヒルです。

一度に大量の食べ物を胃に詰め込まない。
先に食事をしてから、入浴するなど、食後すぐに勉強しない状況を作る。

朝から正午は、胃に負担をかけない果物だけを食べる。
正午から午後8時は、野菜とご飯、あるいは野菜と肉類などの組み合わせを守る。

朝、太陽の直接光で起きる。
少し熱めのシャワーを浴びると、体温が通常の体温に一気に上昇するため、すぐに勉強を始めることができる。


2008年11月6日木曜日

MISSING

本多孝好

恋愛推理もの短編集。

短くて、すっきりしてて、読みやすい。

【眠りの海】
愛情に飢えた子供が取る手段といえば、すねるか、その逆に愛想良く振る舞うかだ。
子供の頃の私は後者を選んだ。礼儀正しく、人当たりが良く、明朗で、誰にも親切に接し、それでも決して本心は見せない。
私は胸によどんだ疎外感をはき出すことは出来なかった。
「母は言いました。私だって、好きであなたを生んだわけじゃないって。私を産んだのは、あの人からお金を引き出すための口実だって。」
「その京子って言う人は、死にたがっていたんや。それもただ死にたがっていたんと違う。おっさんと一緒に死にたがっていたんや。」

【祈灯】
ずっと妹の振りをする幽霊ちゃん。
「父がすでに私たちの父親でなかったように、母ももう私たちの母親ではなかったのだと。愕然としました。母を見つけた典子は、私の手をすり抜けて道に飛び出しました。私が気付いたときには、もう車にはねとばされていました。私、決めたんです。両親に一生かけて償わせてやろうって」
「高いところから夜の街を見下ろすとき、みんな似たようなことを考える。あの小さな灯りの一つ一つに、知らない人のささやかな、それでもかけがえのない暮らしがあるんだって。でもそのあとは、二通りに別れる。」
「そのささやかな暮らしのために祈る人と、そのささやかな暮らしを呪う人と」

【蝉の証】
ずっと先の未来、宇宙人がやってきてこれを見たら何かのモニュメントだと思うだろう。あるいは、かつてこの星に栄えた文明が宇宙に向けて発したメッセージだと考えて、その意味を解析するかもしれない。
仮にこれが住居だと言い当てることができたとしたなら、彼らはきっと、人という種をここに押し込めた、人より優位にあった種の痕跡を探そうとするだろう。
「この年になれば、一人で死ぬ事なんて怖くはないんだよ。一人で死ぬ覚悟なんてとっくにできてる。そんなことちっとも怖くなんか無い。」
「だけど、ねぇ、一年に一度で良い。一分でも、一秒だって良い。自分が死んだ後、生きていた日の自分を生きている誰かに思い出して欲しいと願うのは、そんなにぜいたくなことなのかい?死んだ途端にハイ終わりじゃ、だって、あんまりにも寂しいじゃないか。」

【瑠璃】
「私と寝たい?」
「でも寝ないんでしょ?」

【彼の棲む場所】
「彼らにとって、知識とは職業であって、人生を豊かにするための物ではないんだ。自分が知って居なきゃいけないことを知っていればそれで良い。好奇心も向上心もありゃしない。そんな輩に人間的なおもしろみがあるはずないし、耳を傾けるに値する言葉をはけるわけがない。」
「僕は正しいことしかできない人間なんだ。もちろん間違えることはあるし、知らずに悪いことをしてしまうことだってある。そうじゃなくて、僕は意識的に悪いことをできない質なんだ。時々、自分でも自分に腹が立つよ。」


2008年11月1日土曜日

金持ち父さん、貧乏父さん

ロバート・キヨサキ+シャロン・レクター

「どうやったら金持ちになれる?」と疑問を持ったら最初に読む本。

会社が必要としている技術を身につけるために何かを学ぶのではなく、自分が学びたいことを自由に学ぶことができると思う。

雇用する側とされる側の違いだけでなく、自分の運命を自分でコントロールすることと、その操縦を誰かにゆだねてしまうことの違いでもあった。

考え方が人生に大きな影響を与えることを知った。
頭の中の考えが、その人の人生を作る。
「それを買うためのお金はない。」
「どうやったらそれを買うためのお金を作り出せるだろうか?」

第一の教え
金持ちはお金のためには働かない。

貧乏になるのは、諦めてしまうからだ。諦めない限りは貧乏じゃない。一番大事なことは、お前たちが何かをやったということだ。

人間は誰にだって人生につつき回されている。中には諦めてしまう人もいるし、戦う人もいる。
でも、人生から教訓を学んで先に進んでいく人はとても少ないんだ。そういう人は、人生につつかれるのを喜ぶ。人生から何かを学ぶ必要があることを知っているからだ。それに、自分から学びたいと思っている。

君がガッツのない人間だったら、一番安全な橋だけを渡り続け、決して起こることのない人生の一大イベントのために一生エネルギーを蓄え続けるんだ。心の奥底で、危険を冒すことを恐れている。

他の誰を変えることより、自分自身を変えることの方がずっと簡単なんだ。

こんな給料では家族を十分養うことはできないと知りながら、おとなしく給料を受け取り、昇給を待つ。中にはアルバイトをして働く人もいるが、微々たるモノだ。
人間誰しも、お金を持たずにいる恐怖と、給料を受け取ったときに、もっとお金があればと欲望が生まれる。
その時に、人生のパターンが決定する。
朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う。この繰り返し。
もっと楽しいことを、快適な生活を・・・と恐怖と欲望でゆがめられた魂が、お金に癒されることはないんだ。
お金をたくさんもらえる奴隷になっただけで、奴隷であることに代わりはない。

感情は人間である限り避けられない。感情のおかげで私たちは人間で居られるんだ。自分の感情に正直になって、自分にとって悪い方にではなく、自分のためになるように心と感情を使うんだ。

たいていの人は恐怖や欲望といった感情が、いったいどこへ自分を連れて行こうとしているのかほとんど考えもせずに、ただ感情に突き動かされるまま高い給料、昇給、安定した仕事を求めて一生を過ごす。
それは、鼻先にニンジンをぶら下げられた馬が、どこへ行くのか知りもせずに、重たい荷物を弾いて走り続けるのと代わりがない。
馬をあやつる自分自身は、馬を望む方向に行かせることができるかもしれないが、馬自身は決して手に入らないニンジンを追いかけ続けるだけ。

感情に反応するんじゃなくて、自分で自分の考えを選ぶんだ。
感情にまかせてものをいっているのか、はっきりした頭で考えてものを言っているのかを見極めることはとても大切だ。


第二の教え
お金の流れの読み方を学ぶ

人生で大事なのはどれだけのお金を稼げるかではなく、どれだけのお金を持ち続けることが得きるかだ。

金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思いこむ。

君も金持ちになりたかったら、数字を読み、それを理解する方法を学ばなければいけない。
マイクの父親はこの言葉を何十回、何百回、何千回と私に聞かせた。

資産は私のポケットにお金を入れてくれる
負債は私のポケットからお金を取っていく

「稼いだ金は全部使う」というものであれば、収入が増えた文、支出も増えるだけのことだ。
「バカが金を持つとろくな事にならない。」

「どうやってお金を稼ぐか」ではなく、「お金をどう使うか」、つまり「お金を稼いだ後どうするか」だ。

「もっとお金を儲けるにはどうしたらよいか、教えてもらえませんか?」と。
自分たちの消費癖が収入を増やす必要性を生み出していることに彼らは気付いていない。

「頭のいい人は、自分より頭のいい人を雇う」

負債を抱えることによる損失
1.時間を失う。本当の資産に投資していれば、その価値が上がったかもしれない。
2.資本が減る。
3.教育を受ける機会を失う。

金持ちは、資産が大きいからこそ、そこから生まれる収入が支出を上回り、余ったお金をふたたび資産に回すことができる。
中流以下の人は、収入は会社の給料であり、給料が上がると、税金も上がる。支出の方も、給料と足並みをそろえて増える。こうして、終わることのないラットレースが始まる。
他人のために、政府のために、銀行のために働いているだけだ。

収入を生む資産を買うことだけに努力を集中する。
負債と支出は低く抑えるように努力する。

富というのは、あと何位置換その人が生き残ることができるか、つまり、今日仕事を辞めたとして、後どれくらい生きていけるか、その能力を指す。

第三の教え
自分のビジネスを持つ

金持ちは資産に常に注目し、そうでない人間は給与明細表の数字ばかりを気にする。
様々な支払いを済ませた後のお金を、収入を生み出す資産に回し、そこから十分な収入を得られるようにならない限り、給料はその人の経済的安定には少しも役に立たない。

資産とは
1.自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス。
2.株
3.債券
4.投資信託
5.収入を生む不動産
6.手形、借用証書
7.音楽、書籍などの著作権、特許権
8.その他、価値のあるもの

一生懸命働き立派な会社員で居るのも構わない。
ただ、それと同時に資産を増やすことを忘れないようにすることだ。

金持ちと中流以下の人間の大きな違いは、中流以下の人間がお金を手にすると、まず贅沢品を買おうとするのに対して、金持ちは贅沢品を最後に回すことだ。

多くの人がよくやる間違いは、クレジットカードやローンを使って、新車や贅沢品を衝動買いしてしまうことだ。

第四の教え
会社を作って節税する

政府では、予算にあまりを出せば、有能とは見てもらえないが、ビジネスでは、報酬を与えられ、有能と評価される

不動産をより高い別の不動産に買い換えた場合、もとの不動産を売ってキャピタルゲイン(資本利益)を得たとしても、それに対する税金の納付を先延ばしすることができる。
不動産はこのような大幅な節税を適応できる投資方法の一つ。

適切な知識が、人生につつき回されることから救ってくれる。

資産を増やし、自分のビジネスを持つことに精を出そうと決めたことで、かえってよい従業員になった。

ファイナンシャルインテリジェンス
1.会計力
賃借対照表や損益計算書といった財務諸表を読んで理解できる能力を示す。この能力で、どんな種類のビジネスにおいてもその強みと弱みを見極めることができる。
2.投資力
投資には戦略と方式が必要とされる。この技能には右脳の動き、創造的な能力が必要だ。
3.市場の理解力
需要と供給の科学。投資に関する経済的感覚。
4.法律力
会社を持つことによって得られる税の優遇措置などを理解すると、お金持ちになるスピードは雲泥の差になる。

会社を持っているお金持ち
稼いで、お金を使ってから、税金を払う

会社のために働いている人々
稼いで、税金を払ってから、お金を使う


第五の教え
金持ちはお金を作り出す

個人の才能の開花を邪魔する最大の要因が、過度の「恐怖心」と「自信のなさ」にあるということだ。

選択の幅を狭めることは、「一生懸命働くこと」、それだけしかないため、給料に十分満足行かない仕事をいつまでも続けていくことになる。
ファイナンシャル・インテリジェンスは、より多くの選択肢を持つこと。
チャンスがやってこなかったとき、自分の経済状態を好転するには他に何ができるだろうと考えることなど。
金に関する問題を解決する際にどれくらい想像力を発揮できるか、それがファイナンシャル・インテリジェンスなのだ。

チャンスは作り出すモノだと言うことを知っている人は少ない。
「何か良いことが起こらないかな・・・」と待っているタイプの人は、いつまでも待ち続けることになりかねない。なぜなら、そんなふうに待っているのは、5マイル先までの信号が全部青になるのを待ってドライブに出かけようとしているようなモノだからだ。

投資の成功例をあげたのは、
1.皆さんに刺激を与え、もっと学んでもらうため。
2.基盤がしっかりしていれば簡単だということを分かってもらうため。
3.誰でも大きな富を得ることができることを分かってもらうため。
4.目標を達成するには何万通りモノ方法があるということを分かってもらうため。
5.ロケット工学のような複雑なモノではないということを分かってもらうため。

お金に関する私の哲学の基本は、資産欄に種をまくことだ。
これは、お金を作るための公式といっても良い。

わけもわからないまま取引にお金を注ぎ込んで、あとは天に任せるとしたら、それはギャンブルだ。自分がやっていることがちゃんと分かっていれば、リスクを冒したとしてもそれはギャンブルではない。

不動産は資産の基盤。安定していて、値動きがゆっくりなので、良い。

「そんなことは、ここではできない」というのを耳にすると、その人が本当に言いたいのは、
「どうやったらここでそれができるかわからない・・・まだ今のところは」ということではないかと指摘する。

勝ったことが一度もない人のほとんどは、勝つことを望む気持ちより負けるのを恐れる気持ちが大きいから勝てないのだ。

投資を自分で作り出すプロの投資家になりたければ、
1.他の人が見過ごすチャンスを見つける技術
2.資金を集める技術
3.頭の良い人間を集めて組織する技術

最大の財産は、あなたの知識、「知っていること」だ。反対に最大のリスクは「知らないで居ること」だ。

第六の教え
お金のためではなく学ぶために働く

セールスとマーケティングをしっかり学べば、収入は大幅に増えるだろう。
「広く浅く知る」というのが、金持ち父さんのアドバイスだった。
経理、セールス、マーケティング。

大学のクラスメートや市乳のマイクが学生社交クラブでパーティを楽しんでいた頃、私は、アジアといった国々の貿易、そこに住む人々、ビジネスのやり方、文化などを必死で勉強していた。

「重要銀は首にならない程度に一生懸命働き、経営者は従業員がやめない程度に給料を与える」というものだ。

私は若者にアドバイスするとき、「いくら稼げるかではなく、何を学べるかで仕事を探しなさい」という。

「いま毎日やっていることの行き着く先はどこですか?」
会社に雇われている人たちは、将来のことをきちんと考えているのだろうかと。

「私は自分に興味のあること以外はやりたくない」という人には、
「私はスポーツジムに通うことに特に興味はないけれど、元気で長生きしたいから行って居るんです。」
と言う。

専門的な仕事をするなら、組合に入る必要がある。

経済的に苦しむ人は、彼らが持っている知識、才能にあるのではなく、彼らが「知らないこと」にある。
つまり、ハンバーガーを売ることや、配達する技能を磨くことより、最高のハンバーガーを作る技術を極めることばかりに熱心なのだ。

たいていの人はセールスとマーケティングの能力を習得するのは難しいと思っている。その大きな理由は、拒否されることに対する恐怖だ。コミュニケーションや交渉の仕方がうまくなり、拒否されることに対する恐怖心をコントロールすることができるようになれば、それだけ人生が楽になる。


実践その一
まず5つの障害を乗り越えよう

1.恐怖心
「人は損をするのが怖くて、そのために損をする。」
勝利者は、失敗を受け入れ、それを元気の源に変えるんだ。
「失敗に対して、自分はどのように反応するだろうか」
失敗をバネにやる気が出せるという人は、失敗を恐れずにやってみるのが良いかもしれない。
2.臆病風
根拠のない疑いや恐怖が臆病な人間を作る。臆病な人間は批判をし、勝利を収める人間は分析をする。
3.怠け心
忙しすぎて自分の財産に注意を払うことを怠けている人たち。
「どうやったらそれを買えるようになるか?」と欲望を抱くようにする。
「欲張ることよりも、それに関して罪の意識を持つことの方がよくない」
4.悪い習慣
自分に対してまず支払いをする。
そのあと、自分がお金を借りている人や、税金を支払わなければいけないというプレッシャーが強くて、なんとか新たな収入の道を見つけようと頑張ることになる。
そういったことを続ける中で、私はお金に関してより賢くなり、より行動力を持てるようになる。
5.傲慢さ
無知を隠すために、傲慢さを利用するな。


スタートを切る10のステップ
1.強い目的意識を持つー精神の力
やりたくないこと、やりたいこと、心の奥に深く根ざす理由が、人生で何をやるのも必要だ。
2.毎日自分で道を選ぶー選択する力
私は金持ちになる道を選ぶ。その選択を毎日行っている。それだけだ。
3.友人を慎重に選ぶー協力の力
友人の中でもお金のない人からは、「どうしたらいけないか」を学ぶ。
自分自身に正直になり、人と違ったことをするのをためらわないことだろう。
4.新しいやり方を次々と仕入れるー速習の力
「その人がどうなるかは、学んだことによって決まる。」
問題なのは、いかに早く学ぶことができるかだ。
5.自分に対する支払いをまず済ませるー自制の力
自尊心に欠け、金銭面でのプレッシャーにすぐ負けてしまう人は、決して金持ちになれない。
・キャッシュフローの管理
・人の管理
・自分の時間の管理
自分に先に支払う際に、一番大切なルールは、借金をしないということだ。
・自分で返済をしなければならない大きな借金はしない。
・収入が少ないときでも貯蓄や投資用の資産を取り崩さない。外圧を大きくして、頭を働かせるのだ。
6.ブローカーにたっぷり支払うー忠告の力
仲介をしてくれる人に支払うお金は、彼らが与えてくれる情報を元に私が得ることのできる収入に比べてたら微々たるもの。
たとえサービスが悪くても15〜20パーセントのチップを払う中流以下の人たちが、わずか3〜7パーセントの手数料をブローカーに払うのに文句を言うのはおかしい。
ブローカは、実際に投資をしている人を雇う
人を管理する本当の意味は、専門分野で自分より優れている人をうまく使い、十分に報酬を与えることにある。
7.もとは必ず取り戻すーただで何かを手に入れる力
元手を回収した後は、ほーっておいて、ただで何かを手に入れる。
8.贅沢品は資産に買わせるー焦点を絞ることの力
お金を儲けるために、お金を運用する。資産の欄に焦点を絞り、「消費したい」という欲望を利用して、自分の中にある「お金に関する才能」に刺激と動機付けを与えるのだ。
9.ヒーローを持つー神話の力
投資が優しく見えるようにしてくれるヒーローを探すことが大切だ。
10.教えることで得るー与えることの力
何かが足りないとか何かが必要だと感じたときには、まず、それを人に与えることだ。そうすればあとになって、二倍にも三倍にもなって返ってくる。

具体的な行動
・いまやっていることをやめる。
うまくいっていないことはやめて、新しいやることをさがすようにすればいい。
・新しいアイディアを探す
自分が全く知らないような「やり方」について書かれた本などを買い、読み、すぐにそれを実行に移す。
・自分がやりたいと思っていることをすでにやり遂げた人を見つける
そういう人を見つけたら、ランチに誘い、ちょっとした秘訣やアドバイスを聞かせてもらう。
・オファーを沢山する
不当な値引き価格でも、オファーしてみる。
「ビジネスパートナーとの同意を条件とする」
・ジョギング、ウォーキング、ドライブをする。
投資を目的とした不動産には、2つの要因が必要。
1.価格が安いこと
2.変化
その変化を感じ取るために、ジョギングし、時には街ゆく人から情報を得る。
・株式をバーゲンで買う
貧乏な人は、スーパーマーケットでのバーゲンは買うが、株式市場でのバーゲンではそこから逃げ出す。
・適切な場所で探す
「利益は買ったときに生まれるのであって、売ったときに生まれるのではない」
・買い手を見つけてから、売り手を捜す。

重要なのは、お金に関する教育と知識だ。スタートは早ければ早いほど良い。
5000ドルの現金を、6年で毎月5000ドルのキャッシュフローをもたらす百万ドル相当の資産に変えた。