2008年11月8日土曜日

無理なく続けられる 年収10倍アップ時間投資法

勝間和代

本書の狙いは、「どうやって時間を有効に使って余裕のある生活をするか」ということで、「どうやって時間を隅々まで使い切るか」ではない。

時間投資マトリックス
重要度と緊急度の軸でマトリックスを作る。

 重要& 緊急・・・消費の時間(目標50%、8時間)
 重要&非緊急・・・投資の時間(目標30%、5時間)
非重要& 緊急・・・浪費の時間(目標10%、2時間)
非重要&非緊急・・・空費の時間(目標10%、2時間)

何故忙しくなるのか?それは、やることを減らさないから。
やることではなく、やらないことを重視する。

まずは、原理原則と仕組み作りを覚えた上で、その後に独自の工夫をする。

自分の時間の使い方を色々な指標で測定していくと良いのです。

一日一つは新しいことができないか?と考えて、一年経つと、それなりに色々な時間管理の方法が新しく加わってきて、バージョンアップされている。

手帳でこれまでの「行動」や、これからの「行動」を目に見えるようにすることで、「行動」はよりコントロールできるようになります。
・自分一人で頑張らない
・やることを減らす
・PDCAのチェックをしない
週の終わりには、一週間の行動を振り返って、投入した時間と、それに対応する効果についてレビューする。

TOEIC500点を基準点とすると、100点上がるごとに、給料は約一割り増しといったところ。

実行できる人とできない人の違いは、「(誰でも弱い)意志を、いかに手法やスキルで補って、習慣化できるようにしているか」ということにつきます。

・続けられる仕組みをつくっているかどうか
・その投資に対するリターンを実感できているかどうか

自分の「手取り時給」と、世の中のサービスの「一時間当たりの価格」とを比べると、「どのサービスなら投資することができるのか」の感覚が身についてくる。

誘いに応じると言うことは、自分の時間を投資することです。
「必要以上にいい人にならない」=対人関係において、奴隷とか奉仕する人にならない
「いろいろなことを断ることで、初めて好循環が生まれる」ということは、忘れないでください。

不得意なことを得意になるまで頑張ればいいという考え方もありますが、得意なことに徳化して時間を投資した方が、時間効率はよほどよくなります。

終身雇用で人材の流動性が低いと、働かせる側は解雇ができない代わりに、なるべく長時間使い倒してやろうと考えている。

「お酒よりも足湯」禁酒のマイナスは限りなくゼロ。

依存性薬物をやめて、毎日の時間効率は数倍は上がりました。

携帯電話を使っていると、自分で時間をコントロールできない。
メールの返事は短くしますが、相手が早く返事が欲しいと思われるときには、なるべく即座に返事を出す。

飲み会の一つや二つ断ったとしても、相手はそんなに気にしてないものです。あなたが居なくても、会にはほとんど影響ありません。
交流会は、自分で主催するくらいでないと投資効率が悪い。

時間効率が悪い人は、共通して、判断が必要なとき、決定に至るまでの時間が長い。
その人の特徴は以下の2つです。
・情報の不足
・お金の不足
悩んでいる時間は、何もアウトプットが出ない。
十分な情報収集をして、これ以上悩んでも判断が付かないと思ったなら、行動を起こしてしまった方が、時間投資の観点では効率的。

時間を作ることを「投資」と考える習慣をつける。

手帳で自発的に時間を確保する。



0 件のコメント: