2010年9月11日土曜日

会社を踏み台にする生き方/吉越浩一郎

力がなければ、生きられない時代が来た。今居る会社で経験している理不尽な出来事は、必ず君を強くする。どんなに不況でも、企業は絶対に力のある人材が欲しいのだ。頑張れ。そして、圧倒的な仕事力をつけ、自分の思うままの道を歩くのだ。
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基本的に、その他の著書にも出てくる話がたくさん出てきている。

・徹底的にパクれ。
・目の前の遅れを取り戻すために汗をかくのではなく、長く利用できるシステム作りのためにこそ汗をかくべきだ。
・むやみに頑張るのではなく、実用的な方向での努力。
・時間を決めて、効率をあげる(デッドライン仕事術)

しかし、第二章の今居る会社で圧倒的な力をつける仕事術で書かれているのは新しい発見だった。

まず会社や組織の「ワク」にはまれ。そこでの理不尽な経験が君を育てる。
意外な言葉だったが、一度理不尽な現場で仕事を経験しているので、それが役に立っていると言うことなのだろう。

海外に出るなり、丸裸の自分の状態を知り、ビジネス社会、世界の競争の中に一度は自分を置いてみたい。
そういう気持ちにまたさせてもらった。

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