2008年1月26日土曜日

モチベーション・リーダーシップ

小笹芳央

リンクアンドモチベーション社長の著書。

モチベーションマネージメントという観点から、企業のコンサルティングを行う会社ということもあって、伝えたいメッセージはやはり、「やる気を高めることが、何よりのリーダーシップだ。」ということだろう。

それを身につけてこそ、みんなを率いて大きな事が達成できる。

「自分一人では出来ない何か」を成し遂げたいと願い、そのためにリーダーシップを発揮したいのであれば、「アクティブ・マイノリティ」になる覚悟が、他の何より重要なことなのである。

  • すごくて、すてきで、ありがたくて、ブレなくて、厳しいリーダーを目指せ。
リーダーシップを発揮することを影響力を発揮することだと考えれば、リーダーはここで述べた「専門性」「人間性」「返報性」「一貫性」「恐怖心」のうちいくつかを持たなければならない。
そのために、自分に備わっている影響力の強弱を分析して、自分に足りない影響力の源泉を手に入れるよう努めなければならない。
人々にとって「すごい」と思える能力や経験を持っているリーダーが、「すてき」な人間的魅力に満ち、「ありがたい」と思えるほど親身で、どんなときでも「ブレない」一貫性によって、状況によっては「怖い・厳しい」とかじるような態度を示す。

  • 意識を変える4つのスイッチ。
時間、視界、目的、役割

  • 辞めやすい環境を作り、成果の高い人材をつなぎ止める。
「関係の解消」は「関係の構築」よりはるかに大きなエネルギーを要する。

  • 「信頼」とは、「約束」と「実行」の積み重ねによってしか築き上げることは出来ない。


0 件のコメント: