2008年1月5日土曜日

世界一やさしい問題解決の授業

渡辺健介

マッキンゼー出身の著者が、問題解決手法を子供向けにわかりやすく書いた本。

4つの登場人物が出てくる。

「どうせどうせ」ちゃん

「自分はどうせxxだから」と言って、いつもどこか自信がなさげ。
考えないし行動もとらないので、ゴールにはたどり着かない。
やってみないから何も学ばないし、自信もつかない。
そのわりに、色々グチを言って日々過ごす。

「評論家」くん

何が問題か、だれが悪いか、何をすべきかというのは言えるが、自分では全く行動をとらない。
リスクや結果に対する責任をとることを恐れている。

「気合いでゴー」くん

わき目もふらずに前進あるのみ!
へこたれずにがんばるが、ムダが多く、ゴールに最短距離でたどり着けない。
行動した結果から学ばないので、進化するスピードが遅い。

「問題解決キッズ」

適度に考えて、行動し、適度に行動して、考え、方向修正して・・・を繰り返し、最短距離でゴールにたどり着く。
自分がやったことから毎回何かを学び、進化していく。
自分をできる限り客観的に見ると、「気合いでゴー」くんに近い人かもしれない。
考えて走り出せば、走りながら考えればもっと良いのに。
悩んだとき、失敗したときは、クヨクヨせずに考えないとな。

何に悩んでいるのか、
原因は何なのか、
それを解決するために考えられる手段は、
その中から最適な解決方法は、

それに、何か行動するまえ、行動しながらも考えないといけないと思う。

0 件のコメント: