2008年1月11日金曜日

狼たちへの伝言

落合信彦

お利口に生きることを捨て、もっとエキサイティングに生きろ。
豚にはなるな。狼になれ!
そうすれば、世の中どんなに面白いか、退屈しないか。
いくつもの修羅場をくぐり抜けて生きてきた自身の体験を通して、若者たちへ呼びかける熱いメッセージ!


私の人生に、考え方に、最も影響を与えてくれた作家の一人。

日本を外から見ることの必要性、
目的を持ち、攻撃的で、真剣で、エキサイティングな人生を生きたいと思わせてくれる。

また、何度も読み返したい本。

破天荒な人間、滅茶苦茶な人間、心の自由をもてる人間、闘争心のある人間がいなくなった。
生きるとは攻めることだ。防御的なやつに面白いやつなんていない。

今は世の中が閉塞状態にあることは分かる。

だからといって、ブタのように生きていていいわけ無い!

「お前は、私のいとこをバールハーバーで殺した。」
「そういうあなたは、広島で俺の従姉妹を殺してるじゃないか!」

「お前、負けたけど良くやったな」なんて、日本人だけのメンタリティーなんだ。

勉強なんて言うのは”質”じゃない。どれだけ本人が、その必要性を認識するかどうか、だ。
すまり、意識と覚悟の問題なのだ!


ローンで身を飾り、ラーメンをすすって外車を乗り回したって、男の価値は上がりはしない!

大きな仕事をしたいと思ったら、まず自分がジャングルの奥地や砂漠で、ハンカチ一枚を売ることができるかどうかを考えて欲しいのだ。

会社を愛するというのは、女を愛するというのと同じことだ。
働いて、戦って、会社にとってのオーガズム、儲けさせなければ意味がない。

ブタは柵の中でしか生きられない。策が取り払われたときに死にたくなかったら、狼になって生き残るしかない。

ユダヤ人に対して過激な発言をするロックウェルの弁護士となったユダヤ人の言葉
「私は自分のすべてを賭けても、あなたのいうその意見に反対する。ただし、同時に私は弁護士として、あなたがそれをいう権利は命を賭けて守る。」

世の中に起きている現象には、いい現象もあれば、悪い現象もあるということ。
そしてそのどれ一つも、全否定はできないのだ。
若いウチは、アンテナを磨き続け、たくさんの人間に会い、いろいろな経験をすべきだ。

コスモポリタンを目指すなら、皮膚の色がもたらす生理的違和感も忘れるな

若さというのは結局「人生をいかに真剣に生きるか」ということだと考えている。

アメリカに行って、アメリカ人になろうとしたら大間違いだ。大事なのは、向こうへ行って、日本人としてどれだけアピールできるか、だ。

本来、夢というのはただ思うものではない。行動を起こしながら、その夢に突き進みながら語るものなのだ。

20代は考えるな。とにかくがむしゃらに何でもやれ。
そしで、30代では、その20代で経験したこと、それによって身につけた知恵と実力を元手に少しは要領よく、さらに動け!




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