2008年6月8日日曜日

ユダヤ人大富豪の教え

本田健

アメリカのユダヤ人老富豪と日本人青年の出会いと成長の物語。
日本人が、このような自己啓発物で、ストーリー仕立ての本を書くんだと、少し意外な感じがしました。
でも、著者の実体験をベースに書かれているということで、納得。

こういう実体験を持つのもすごいと思いますが。

「君の殺気立つほどの熱意は、かえって新しいことを学ぶのには邪魔になるのだよ。ちょうど良い具合にほぐれたところで、始めようと思ったのだ。」

サービスの量と質で報酬額は決まる。つまり、君が提供したサービスの量と質=君が受け取る報酬額

自由人はクリエイティブなアイディアが成功を約束してくれると知っているので、アイディア帳を持っている。

君は、自分の好きなことをやらずに、これまで、周りの望むことばかり考えて生きてきたはずだ。学校でやる勉強なんかその最たる物だよ。勉強してどうなるなんて考えずに、頑張って良い成績を取ってきたタイプだろう?周りの望むことを上手にこなす人生を生きてきたなら、自分が何ものか分からなくなるのも当然だ。好きなことをやって生きるなんて検討もつかないだろう。処方箋は、自分の好きなことを日常手kに少しずつやることだ。小さい頃から自分が好きだったことを思い出して、それをやってみることだ。

鉄鋼王カーネギーは、どんな職務を与えられても、それに全力を尽くした。目の前にあることを愛したのだ。

「君の考えが人生で現実の物となる」ということは、真実だ。

偉い人には、あたかも彼が偉くないかのように接しなさい。そして、偉くない人には、あたかもその人が偉い人の追うに接しなさい。

お金の五原則
・たくさん稼ぐ:まずは大前提
・賢く使う:せっかくお金を稼いでも、支出をコントロールできなければ貧乏に逆戻り。支出は収入の3分の1にすべき。
・がっちり守る:税務署、奥さん、友人、詐欺師からお金を奪われないように。
・投資する:投資家としての知識なしには金持ちは語れない。
・分かち合う:人と分かち合うことで、僕はもっと豊かになる。

必要な物と、欲しい物の違いを知る。
貧乏人の口癖「ふだん頑張ってるご褒美に買っちゃおう!」
金持ちの口癖「いまの私には必要ないな。またにしておこう」

普通の人は、欲しい物すら考えない。そして行動に移しもしない。ランプをこすりさえすれば、夢が叶うというのにね。

多くの人の最大の問題は、理想の状態をイメージしないことなんだ。

失敗とは、あきらめてしまったときにのみ起こる現実なのだよ。

人が良くなろうと思わないのを見て、傷ついてしまうと言うことだよ。

反対や批判をどう捉えるかによって、人生が大きく変わる。批判は単にその人が物事をどう考えているのかという意見表明にすぎないということだ。君の価値とは全く関係がない。


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