2012年6月8日金曜日

プロフェッショナルサラリーマン/俣野成敏


優れた社会人になる「方法論」が見出せず、空回りしている貴方に。
リストラ候補者から一転、成功をつかんだ著者が贈る「キャリア戦略の教科書」。

プロは仕事を「つくって」「回して」「稼ぐ」/プロは花形部門の行列に並ばない/
プロは「バタバタしている」姿を見せない/プロは「事後報告」を上手に使う/プロ
は本を買うとき棚の隅から隅まで買う/プロは出張に行く前に「報告書」を提出する
/プロは会議の書記を自ら引き受ける/プロは社内キーワード検索でトップに名前が
出る/プロはキャリアのレールチェンジを考える/プロは群れることに不安を、孤独
に安心を求める/プロは一ヵ月の自己投資費用を銀行の封筒につめる……ほか、プロ
フェッショナルサラリーマンの条件74を初公開!
ーーーー

チェックリスト
1.最悪のコンディションでも、一定のアウトプットを出せる。
2.「つくって」「回して」「稼ぐ」のサイクルを回す。
3.「四事」とは、「思事」「志事」「始事」「資事」である。
4.上司は仕入れ先なので、人間性を求めない。
5.若いときはつべこべ言わず、一生懸命働く。
6.三十代でリストラ予備軍という現実。
7.あえて花形部門と言えない部署で働く。
8.慣れによってできた空白スペースに仕事を投下せよ。
9.アマチュアのうちは仕事と自己投資に全力投球。
10.本業がしっかりしている人だけが水路を引く意味がある。
11.忙しいときほど、飲み会に遅刻しない。
12.すごい人ほど「いつでもいいよ」
13.緊急度が高くなった理由を突き止める。
14.辞めても支障の無い仕事を探してみる。
15.〆切前に大書きラフ案を提出する。
16.いざとなったら、誰かが助けてくれると信じる。
17.残業代で稼ぐより、基本給アップを狙う。
18.給与の3倍の粗利益を稼いで会社はトントン
19.チャンスをつかむために敷居を下げる。
20.会社の金も自分の金も同じである。
21.あなたが値切ってもつぶれる会社はない。
22.他に質問はと聞かれて「何もありません」はNG
23.面接官に「この会社のどこが好きですか?」と聞いてみる。
24.「誰に」「何を」「どのタイミングで」
25.どんなときも後工程のことを考える。
26.効率化は「対人間」以外のところで追究する。
27.どんな上司だろうと出世させる。
28.仕事を命じられたらお礼を言う。
29.まずは課の中の一番の存在になる。
30.「撲滅」と「パッケージ化」で部下に仕事を流す。
31.仕事に着手する前に、カーナビをルート設定する。
32.腹が立ったメールは印刷して何度も読み返す。
33.指示の出し方を上司のメールから学ぶ。
34.自分の解釈を答え合わせしてみる。
35.叱られるリスクよりチャンスを見逃さない方が重要。
36.上司がノーサインになったらこっちのモノ。
37.「一身上の理由」ではない退職理由を書く。
38.「最初の仕事はくじ引き」と心得る。
39.ハズレくじを引くことは成功へのプロセス。
40.マニュアルで雇用が保障されることもある。
41.決定権のあることはトコトン悩め。
42.「生意気」といわれることは勲章である。
43.自分が成長できる環境に飛び込め。
44.上司との間に「信頼貯金」を貯める。
45.議事録は会議のあった次の日の朝までに完成させる。
46.なぜか相手が褒めてくれることに注目せよ。
47.「自分の短所を克服したい」「それは他でやれ」
48.社内でナンバーワンになれるモノを探す。
49.仕事道具ではなく「志」を真似よ。
50.お客様の会話に耳を傾けよ。
51.「請負」発想から「分け与え」発想に
52.「店・会社」ではなく「地域・業界」で発想する。
53.「エア上司」を実践してみる。
54.社内外で自分より上のレベルの人ともつき合え。
55.時には誘いを断って本を読め。
56.若者に教えることで城ができる。
57.たまには線路のメンテナンスをする。
58.飲み会の3000円を惜しんでも、セミナー代は惜しむな。
59.家計も管理できない人に、会社のお金は管理できない。
60.「35歳転職限界説」を真に受けない。
61.財務諸表は経営の共通言語である。
62.299回の空振りくらいでめげない。
63.あえて居心地の悪い思いをしに行く。
64.どんな会社にも「空き地」はある。
65.売れるものだけ売っているとやがて個性が消える。
66.デベロッパー、スタッフ、バイヤーに並ばせろ。
67.ニーズ(なければ苦痛)とウォンツ(あれば快楽)の違いを知る。
68.最初は演技でも演じ続ければ本物になる。
69.男性に女物を、女性に男物を売る。
70.一流の人ほど顧客を選別しない。
71.上司の仕事は部下を活躍させることである。
72.「社内造語」で誤解の元を絶つ。
73.頭の中の「?」マークは謎を引っかけるフックである。
74.「自分が経営者だったら」と仮設すると新しい答えが見える。

良い仕事をくれる人が良い上司。
いずれは自分が人に仕事を教える立場になります。そのとき、他の仕事と同じように、効率を最優先にしては間違いなく失敗します。
山本五十六「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」
「コミュニケーションには効率を求めてはいけない」

会社は、あなたのキャリアプランなんて考えていません。
せいぜい考えてくれているのは、雇ってしまったあなたにとりあえず何をやらせるかという実験だけです。

100日理論。
どんなことであっても、100日連続で真剣に継続するとそれが習慣化されて、必ず大きな成果が現れるからやってみてはどうかという投げかけ。






0 件のコメント: