2011年3月6日日曜日

万能鑑定士Qの事件簿1/松岡圭祐

東京23区を侵食していく不気味な"力士シール"。誰が、何のために貼ったのか?謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女と出会う。凛田莉子、23歳。瞬時に万物の真価・真贋・真相を見破る「万能鑑定士」だ。信じられないほどの天然キャラで劣等性だった莉子は、いつどこで広範な専門知識と観察眼を身につけたのか。稀代の頭脳派ヒロインが日本を変える!
----

久しぶりに、松岡圭祐を読んで見た。
角川文庫に移り、千里眼シリーズを全て書き直しを始めてから、すっかり遠ざかってしまいました。

去年から店頭で新しいシリーズが並びだしていて、なかなか売れているようなので、読んでみました。

岬美由紀が強烈なキャラなので、新しい主人公はどんな感じかと思ったら、これまたなかなか面白いですね。

--
凡庸な男など出る幕のない岬美由紀より、博学ではあるけれど少し純粋すぎて、つまずいては立ち上がる莉子の方が、等身大の魅力を湛えていて、親近感を持つ読者もいるかもしれない。
--
解説より。。ですが、充分凡庸な男など出る幕のないほどの博学ですわ^^。

1巻で完結と思っていたら、2巻で1エピソード完結でした。
風呂敷広げられたままだから、どう畳まれるのか、気になって仕方がない。。

この人は、全てきっちり、畳みなおす人ですからねぇ。期待しています。


0 件のコメント: