2011年3月6日日曜日

不幸になる生き方/勝間和代

この本のゴールは、不幸になる生き方のパターンを知り、それを徹底的に避ける技術をあなたに磨いてもらうことです。幸福を呼ぶ行動習慣を身につけて、不幸な日々から脱出したという勝間和代が、「自分の軸」を持って人生を生きるための技術のすべてを公開。哲学的に考えこむより、幸せを呼びこむ習慣を実践することが人生を好転させる何よりの近道という渾身の一冊、幸福の技術指南書。
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天国への道を知る最良の方法は、地獄への道を探究することである/マキャベリ

「彼岸に現を抜かしたり、彼岸への距離に打ちひしがれているよりは、自分達が確実にできることに集中した方が良いのです。」

1.有責の法則
責任を取らない人は、自ら不幸を作る。
小さなリスクを取って、チェンジすることを当たり前の感覚に。

2.双曲の法則
目の前の利益にとらわれると、自ら不幸を招く。
10-10-10、10分後の自分ー10ヵ月後の自分ー10年後の自分、と客観的な視点で自分を見ることができる。

3.分散の法則
幸せは一つのかごに持ってはいけません。
月に5人は仕事以外の人と食事を取る。
「自責的な人は、学校や職場以外でも他に自分を相手にしてくれる世界を沢山持っているからです。」

4.応報の法則
ネガティブなことは全て、自分に返ってきます。
「職場の同僚の対応がおかしい。」という問題であれば、言いっ放しにするのではなく、問題解決に取り組むべき。
三薬ー褒めよう、笑おう、感謝しよう

5.稼動の法則
ずぼらな人は、不幸な人です。
失敗になれると、学習や行動が加速する。
頓珍漢な質問をしてもへっちゃら。
習慣化は、行動コストをゼロにしてくれる。

6.内発の法則
人と比べると、どんどん不幸になります。
「他人を使って、自分の幸せを確かめるな。」
強みの発見が自分比の幸福へとつながる。

7.利他の法則
人への幸せこそが、自分への確実な幸せです。
充分に蓄積した経験資産で相手に貢献をする。


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