2009年11月21日土曜日

水滸伝(15)/北方謙三

[花栄]

どの塞が崩れても、梁山泊は壊滅する。極限状況の中、各塞は必死の防戦をしていた。特に激しい攻撃に晒された流花寨、花栄らが死を覚悟して戦い続ける。しかし、官の水軍の進行が始まり、それも限界が近づいていた。一方、宣賛は起死回生の策を考え出す。ひそかに李応や索超、扈三娘を北京大名府に急行させた。梁山泊の命運を握る作戦が今、静かに始まる。
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宋清、楽和、李応に、朱武、欧鵬、穆弘など多くの者が亡くなって行った。
穆弘が風にさえぎられ、無くなる。

流花寨での防戦、双頭山での兵糧死守、二竜山での膠着。
花栄の矢、黄信・単廷珪の復活など、目まぐるしい戦い。

宿元景の最期。


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