[魯智深]
何も手を打とうとしない政府に衝撃を受けた楊志は、魯智深とともに、盗賊の根城・二竜山に乗り込む。
そして初めて吹毛剣を抜く。
一方、国を裏から動かす影の組織・青蓮寺は、梁山泊の財源である「塩の道」を立とうと画策する。それに対抗するため、公孫将率いる闇の部隊・致死軍が動き出す。
荒ぶる北方水滸、灼熱の三巻。
怒りは燃えているが、それに狂うことは無かった。ひとり二人と、確実に楊志は、賊徒を切り倒して行った。
おまえは、ここを出たら、また無為に流浪するだけであろう。男として、誇りを抱いていたのは分かる。軍人としてもな。一度そんなものを全て捨てて、自分を見つめてみろ。自分がどんな風に国に役立つか。考えてみるのだ。
過去の誇りを捨てきれず、今一歩、踏み出せないままの楊志。
裏切られた孔明に、斬りかかろうとするシーンでの孔明の言葉が印象に残っている。
国に腹を立てているが、戦い方が分からない、桃花山の李忠、周通。
自分の能力に素直になるシーンも印象に残っているな。
そろそろ、形ができつつある。
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