ソムリエという仕事がら、ワインしか飲まないのではと思われがちですが、僕が日常的に多く飲むお酒は焼酎です。
「今日はワインにしましょう。」とか、「今日の席では、日本酒を飲もう。」と選ぶのはあくまでもお客様であり、それを最初からワインは如何ですか、とサービス側が限定するのはおかしいのではないだろうか?
人に焼酎を飲むように勧めておきながら、自分では好きではなかった点につきます。
ワインも日本酒も、お客様に勧める以上、自分で納得のいくまで勉強し、テイスティングする必要があります。それがお客様への説得力であり、誠意だと思います。
沖縄サミットで出すクースの平均年数をどうしても、出席する首脳たちの平均年齢、56.6年にしたかった。これが食卓の話題となり、会話が盛り上がっていくきっかけになればいいなぁと思ったのです。
熟成によって複雑な香りができてきた物を飲んだ後に、若いのを飲むと、よりシンプルに感じてしまう。
ですから、アルコール度数が低い物から高い物に、そして、風味の軽い物から複雑な物に・・・という飲み方をした方が、より楽しめると思います。
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