2008年5月11日日曜日

「伝説の社員」になれ!/土井英司

アマゾンの元カリスマ・バイヤー。
一万冊のビジネス書を読破し、今や「日本一ビジネスマンを高く売る男」。
そんな著者があかす、あなたの価値を最大限に高める生き方・働き方。

自分の素質を磨こう。そのためには、自分が何をほめられたら嬉しいのか、ということを知ることが大切だ。

才能とは、「好奇心を持ち続けることができる力」という風に考えていたけど、それを人からの入力で知る手段としては、「何をほめられたときに、自分が嬉しいのか」というのは大きな指標になると思った。
ほめられたら、自分の心にガソリンが注入されますからね。

「つまらない仕事」でこき使われてしまうのは、実はあなたが自分を「高くうっている」からなのです。

給料が安いのは、それは今の仕事を通して、授業料を払っているから。
「授業料を払っているのだから、もっと学ばねば損だ。」という気持ちになって、意欲がわいてくる。

ストレスを苦痛ではなくステップアップの踏み台に帰るには、条件があります。
できないことを自分以外のせいにしないことです。

異業種交流会もそうですが、セミナーでは講師に近づくのではなく、目の前の参加者に注目し、話し、名刺交換をしてください。

大切なことは、なんでもないほめ言葉を、大きなパワーに変換できる能力があること。
自分はどんなことをほめられたら、一番嬉しいのか。
それがわかれば、自分の才能は開花します。

情熱があるから能力が生まれてくるのです。
能力は、最初はゼロ、それでいいのです。
ソコソコ出世する「スーパーエリート」は能力に秀でています。
とんでもなく成功する「伝説の社員」と呼ばれる人は、情熱なら誰にも負けないのです。

自分にとって当然なことが、他の人にとっては新鮮な驚きと言うことは往々にしてあります。その他人の驚きで、何か新しいことができないか、考えてみましょう。

誰からも好かれる人なんて価値がない。
人は、無い物ねだりをすることで、自分を否定する方向に走っていきます。
自分の個性、資質が、自分にとって一番価値が高いのにそれに気付かない。
原石を持ちながら、磨こうとしないようなものです。



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