2008年12月30日火曜日

読書進化論/勝間和代

翻訳書や洋書の原書のほうが質が高い

本を出すということは、プライベートな人間から、パブリックな人間になるということ。

本を選ぶ基準としては、ウェブより質が高いか、友達より質が高いか。
ウェブや友達を超えて、ハッとするものがあるかどうかがかぎになる。

本は一冊で10万字ほどになります。そこで、本を出すために重要なことは、10万字にしても薄まらないくらい、他の人より「広く」「浅い」経験をすること。

メールを書くことや、人にわかりやすく説明することは、とても大切な習慣。

分かりやすく、読みやすく書く技術。
1.自分の体験を利用して親しみを持たせる。
2.役に立つフレーズを必ず入れて、読書だけに閉じない。
3.「流通している言葉」や「共通体験」を使って、行動に促す。
4.コンテンツ力と編集力で進化していく。

「やったらいい」より「やったか、やらないかの差ですよ」といったほうが、やらざるを得ないと思います。

著者からの持込企画があった場合に、一番注意するのは「著者自身が面白いかどうか」

20人の著者の紹介
文芸
・桐野夏生「OUT」
・新井素子「あなたにここにいて欲しい」
・ジーン・アウル「エイラー地上の旅人シリーズ」
・筒井康隆「七瀬ふたたび」
・林真理子「ルンルンを買っておうちに帰ろう」
ビジネス
・神田昌典「非常識な成功法則」
・セス・ゴーディン「パーミションマーケティング」
・大竹シンイチ「ウォールストリート流 合理的株式投資の考え方」
・大前研一「新・国富論」
・三浦展「これからの10年団塊ジュニア1400万人がコア市場になる」
・P.F.ドラッカー「ネクストソサイエティ」
・クリントン・クレステンセン「イノベーションのジレンマ」
・マーカス・バッキンガム「さぁ、才能(じぶん)に目覚めよう」
社会科学
・ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄」
・マルコム・グラッドウェル「第一感」
・ピーター・バーンスタイン「リスクー神々への反逆」
・ロバート・B・ライシュ「勝者の代償」
哲学
・中島義道「「ひとを”嫌う”ということ」
・河合隼雄「こころの処方箋」
・加藤締三「行動できない人の心理学」



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