2011年10月9日日曜日

会社を辞めるのは、「あと一年」待ちなさい!/石田淳



日本のビジネスマンを取り巻く環境は悪化の一途をたどり、「このままでは将来が……」といった不安におびえている。こうした状況の際、従来ならば転職・起 業といった選択肢も考えられたが、安易に転職・起業をした結果、どん底に陥った人も大勢いる。◆そこで今回、著者は行動科学マネジメントの視点から、転 職・起業に続く第三の選択肢として、「続職(=自分で条件や期限を決めたうえで、今の会社に積極的にとどまる働き方)のススメ」を提言する。期限は1年。 これは、将来を見越した上で、会社にいる間に会社員でないとできない経験を積んでおくことで、「将来の選択肢」を大幅に増やすことを目的とする。しかも 「1年だけ」と期限を決めて働き続けることで、真剣に転職・起業を考えている人には現状を見直すヒントとなり、「辞めたいけど、辞められない」といったジ レンマを持つ人には現状を肯定する免罪符となる。◆同時に、会社にいる間にスキルをアップさせれば、将来的には好条件で転職することも、自分のやりたい仕 事も始められる。仮に、会社にとどまったとしても、「会社にしがみつかない生き方」を身につけることができるようになる。内容構成 1.「続職」という選択肢 2.現在の立場を再認識する 3.1年後に向かって続ける実行力 4.お金と時間の使い方を改善する 5.仕事の「仕組み」を作る 6.足りないスキルを身につける 7.秘められた可能性を引き出す
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・仕事に嫌気がさしても、勢いで辞表を提出するのは厳禁。
・まずは積極的に今の会社で「一年後」に目を向けて「続職」し、働き方を変えていく。
・目標は「どんな決断をしても大丈夫な自分になること。
・会社員のメリットを再確認。
・人脈の基礎は、社内人脈
・会社員だからこそ、自分ブランドに目を向ける。
・転職活動をすると、自分の社会的な評価を思い知らされる。
・ちゃんと時間と向き合えば、一年でかなりのことができる。
・壁一面にカレンダーを貼ると、時間を意識しやすくなる。
・根性に頼るのではなく「続ける技術」を身につける。




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