2011年10月4日火曜日

35歳までに天職を探す「転職」の教科書/鉾立由紀



キャリア・デザイナーとしての経験を基に、この不況の今だからこそ、よりスムーズに、よりよい仕事に就けるよう何を準備すべきか、どうキャリ活していくべきかを考えて、行動できるよう、30代前後のためのサクセス・キャリア転職の準備書。
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実績棚卸し
・自分の専門は何なのか?
・会社の収益を増やすために何ができるか?
・会社のコスト削減のために何ができるか?
・業務の効率化を図るために何ができるか?
・自分が貢献できた実績は何なのか?

アピールするのは、その会社でしたいことでなく、あなたがその会社に貢献できること。

質問力
・このポジションの詳しい職務内容を教えていただけますか?
・今回どうしてこのポジションを募集されているのですか?ビジネス拡大でしょうか?それとも、前任の方がおやめになる?
・このポジションは部署の組織でどのような位置づけとなるのでしょうか?
・この部署は会社(または組織)全体の中でどのような位置づけなのでしょうか?
・私はどなたの直属下で働くことに成るのでしょうか?
・こちらの部署では最近どのようなプロジェクトを行われましたか?
・会社はどういった方向性をお持ちですか?
・今後のビジネス拡張計画はどのようなものですか?
・会社または業界が直面している主だった課題は?
・御社は競合他社とどのような差別化を図っていらっしゃいますか?

本題に入ろうとする前に、いくつかお伺いしたいことがあるのですが、質問して良いですか?
「この職務において、どのような人材が理想だと考えてらっしゃいますか?」
「職務経歴書をごらんになって、私のどんなところが気に入っていただけたのでしょうか?」
「私がもし、このポジションに採用されるとしたら、どんなところが私にとって難しい点になると思いますか?」

自分のイメージにあった仕事にのみ応募する!とかたくなにならず、今のあなたの実績にフィットする仕事であれば、ためらわずに挑戦してみてください。
最低限のポイント
・面接を受けている企業、仕事で、あなたが今までやってきた経験を活かすことができるのか?
・今までの経験を活かしつつ、同時に新しいことを学ぶことができる環境なのか?
・あなたの上司になる人と一緒に働くイメージができるか?
・直感レベルで、この会社の、この仕事が好きか?

最低限の受入可能な条件を明確にしておく。

円満退職は必須。
どんなときにも誠実な対応を心がける。
×「退職させて貰えるよう、上司にお願いする。」
○「丁寧に、しかししっかりと、確固たる意志を持って「退職する」という旨を直属の上司に伝える。」




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