2011年7月5日火曜日

グローバル・リーダー/大前研一・船川淳志

世界の国境が無くなったビジネスシーンで、現在の日本に最も不足している人材、
それがグローバルリーダー。しかし、「世界」と聞くと、英語が話せない、
素質がないからと、最初から諦めてしまう人がいる。しかし、それは違う。
著者は言う。「その答えは『先天的なもの』ではない。また帰国子女とか、
海外で生まれ育っているとか、アメリカンスクールにいった、
というような問題ではない」(「まえがき 大前研一」より)。
世界と相対できる人材になるため必要なのは、「まず、第一歩を踏み出す」ことなのだ。
本書は、グローバルリーダーに必要とされる資質や思考を考察しつつ、
その一歩目の踏み出し方をも示す。
アメリカ一極主義の崩壊しつつある世界の今後の潮流を分析しつつ、
日本の企業・組織はどうあるべきか、個人が思考力や英語力を伸ばすためには
どうするべきかを示す。
あなたの人生を様変わりさせるチャンスがそこにある。次はあなた番だ――。
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「戦後間もなく誕生した日本の優れた経営者たちは総じて、「自分の能力に限界はない」と感じていた」

「英語の環境でできる人はIQLを鍛えている人」
I: interactive
Q: Quick
L: logical

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