2011年7月17日日曜日

裸でも生きる2/山口絵理子

日本中を感動の渦に巻き込んだ感動のベストセラー『裸でも生きる』のシリーズ第二弾!
小学校で壮絶なイジメにあい、中学校で非行に走り、強くなりたいと男子だけの柔道部へ入部、そして偏差値40の高校から3ヵ月で慶應大学合格。インターンで訪れた国際機関で国際援助の矛盾を感じ、自ら現場を知って途上国の貧困を救おうと、単身バングラデシュに渡り起業。
第二弾はバングラデシュで生産したバッグを販売する日本初の直営店オープン当日からスタートする。順風満帆かと思いきや、たくさんのメディアに注目されて孤独を感じる日々、信じていた現地スタッフの裏切りなど、流した涙は人一倍、しかし決して歩みを止めず、前に進むことをあきらめない。
そして、エリコの次の挑戦は、美しいエベレストの麓でマオイストのテロに怯え、混迷する経済と戦い、ゴミ漁りをしてでも必死に生きようとする人たちがいる国、ネパールへ旅立つ。そして、地元の資源で世界に通用するブランドを作り上げるまでの、涙と感動の実話。
あきらめなければ「不可能は可能になる」ことを教えてくれる、生きる勇気が湧いてくる一冊。
<タイトルの『裸でも生きる』とは……>
(プロローグより抜粋)「バングラデシュの人たちが自分に問いかけているような気がした。「君はなんでそんなに幸せな環境にいるのに、やりたいことをやらないんだ?」と。他人にどう言われようが、他人にどう見られ評価されようが、たとえ裸になってでも自分が信じた道を歩く。それが、バングラデシュのみんなが教えてくれたことに対する私なりの答えだった」
<山口絵理子さんへの番組出演や講演会後の感想です>
●100パーセントのエネルギーをすべて出しつくす、山口さんの生き方に感動しました。山口さんに、もっと早く出会っていれば、私の人生は大きく変わっていたかもしれません(29歳)
●ここまで著者の生き方に夢中になったのは、はじめてです(男性38歳)
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前作に引き続き、自分も頑張らなければと感じさせてくれました。

気の遠くなるような苦難があっても、なんとか上手くいったと思われた前作だったので、今回はある程度順風満帆な内容になってるのかと予想していましたが、全然違いました。

裏切り、挫折、孤独、、、苦難の連続でしたが、著者と仲間達で、脆いながらも力強く乗り越えていく様が印象に残りました。

苦境に立たされている著者とかを見ていると、自分たちとあまり変わらず、弱い面もあるのかもしれないと感じますが、著者の夢を実現したいというブレない芯の強さが乗り越えていく力になってるんだと良く分かる内容でした。

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