2012年9月22日土曜日

脳が冴える勉強法/築山節


始めよう! 脳のバージョンアップ

有意義な努力をし、最大の効果を上げる勉強法。
資格試験や語学の習得に役立つトピックも充実!

脳に即した「本当に効果的な勉強法」とは──?
人生には何度か、勉強をしなければならない時期がある。その時期を健全に、効率よく乗り越えるにはどうすればいいか。脳を覚醒させるには? 思い出しやすい記憶をつくるには? ベストセラー『脳が冴える15の習慣』の著者が、脳の仕組みと性質を分かりやすく解説。各種試験や語学の習得はもちろん、人生に役立つ勉強法を示す。
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脳が冴えている状態を計画的に作り出し、勉強に利用しましょう、というのが、勉強法を語る上で、私がまず申し上げておきたいことです。

運動によって、脳全体に血液が巡りやすくなる。
簡単な計算問題をたくさん解いたり、机の片づけなど作業的なことをした後。
緊張感や切迫感が脳に興奮をもたらし、活性度を跳ね上げるのです。

仕事や勉強が本当に良くできる「冴えた人たち」は、仕事や勉強ばかりしているのではなく、勉強には使えない時間があるからこそ、使える時間の制約が必然性を伴ったものになってくるのです。

脳をリラックスさせる方法は、メンタルヘルス的には色々と言われていますが、脳の専門医の立場からオススメしたいのは、運動をすることです。

どうしてもやる気がお粉ライト機に良くするのは、明日の自分をアシストするようなこと。

管理能力に優れた面倒見の良い上司が居て、今やるべき事とやらなくて良いことを明確に判断した上で、「今はこれだけ頑張って欲しい」と言って、その仕事に必要な道具だけを机の上に載せてくれたら、迷わずその仕事に集中できますよね。仕事や勉強を始める前の片づけやモノの整理は、その上司の役割を自分ですることでもあるのです。

体温が上昇すると身体は下げようとし、下げようとしているときには脳も身体も不活発になる。脳と身体が不活発になると、眠くなる。

まとめノートを作る上で、私が特に大切にしていたのは、「必ず自分なりの言葉でまとめる。」ということです。

ほとんど知っているはずのことが書かれている本や資料を読む場合は、違和感を読む。
本屋資料に目を通して何か意見を述べることが求められている場合、自分の意見を付け足せる部分を探します。

脳が新しい情報を記憶したり、新しい能力を獲得したりすることを轍ができることに例える人が良く居ます。軟らかい土の上を車輪が通ったときに轍ができるように、脳は記憶や能力を獲得する。これはかなり実際に即している比喩です。

幼少期は感覚系(と感情系)小学校中学年くらいからは運動系、一番最後に思考系を育てると良い。

10台の半ばというのは、自分で目標を立てて、計画的に行動する力を高め始めるのに最適な時期。
思考系を育てるために大切なのは、その「後ろ」の方に入ってくる情報をぐっと「前」に引き出させることです。

子供の脳にとって、モノを買い与えるより、もっと分かりやすい報酬は、「できる喜び」「褒められる喜び」「反応して貰える喜び」です。

リスニング能力を高める最大の鍵は、むしろ自分で発音することにある。

勉強の道具を持って出発し、目的地に近づきながら勉強する。
移動時間を有効に使え、待ち合わせに遅れにくくなると言うことの他に、じつは覚醒度を挙げながら勉強ができる。






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