2013年5月3日金曜日

もしも・・・あなたが外国人に「日本語を教える」としたら/荒川洋平

来日したばかりのカナダ人女性に突然スーパーで話しかけられ、親切にしてあげた主婦の平野さん。そんなちょっとした親切心からよくわからないうちに日本語まで教える約束をしてしまった…。義理堅い性格の持ち主の今井さんは定年を迎えたばかり。シルバーボランティアで日本語を教えている友人の突然の頼みを断りきれず、1日だけ代役を務めることになったが…。オーストラリアで短期留学を始めたばかりの河田さん。初のパーティを楽しんでいたら突然、女の子から「日本語を教えて」と頼まれてしまった。「NO」と言えず、とりあえずスマイル。どうやら引き受けてしまったようだ…。さて、この「いきなり先生」になってしまった3人。どう乗り切ったらいいのだろうか。
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外国人にとっては日本語は学びやすく、親しみやすい言語であるとは言えませんが、かなの読み方は一種類ですし、活用も単純、母音も5つしかないので特に話し言葉の面では学習しやすい部分が多くあります。

教える準備や予習をしていて、どうしようか、と迷ったときには他の人にはともかく、この学習者にとっては、どのやり方がいちばんいいだろうか、と問いかけてみることだ。

向かい合わせに座るべき最大の理由は、学習者の表情が分かることにある。

「教科書を教えるより教科書で教えよ。」

三大教授法
・文法訳読法
文法をマスターし、テキストを母語に訳すこと。

・オーディオ・リンガル・メソッド
外国語の学習は習慣の形成として学習されるべき。

・コミュニカティブ・アプローチ
外国語は文脈のあるコミュニケーション手段として学習されるべき。




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