2013年4月6日土曜日

挫折力ー一流になれる50の思考・行動術ー/冨山和彦

否定的なイメージの「挫折」ですが、それを経験した人間だけが、これからの不安定な時代を愉快に生き抜くことができます。 なぜなら、「挫折」という極度のストレスにさらされることで、ビジネスで最も必要な「打たれ強さ」を手に入れられるからです。さらに、「挫折」を経験することで、「過去のリセット」「敗因の分析」「己を知ること」ができ、それこそが成長への近道となるからです。 本書でいう「挫折力」とは、この「挫折を愛し、乗り越え、活かしていく力」を意味しています。前半で、「人はなぜ裏切るのか」「ダメな会社で働く意義」などのテーマから、なぜ「挫折」が必要かを説き、後半で、組織の中でリーダーを目指す人に向けて、「捨てる覚悟の大切さ」「権力を使いこなす術」「金銭へのこだわりの捨て方」など、より具体的な「挫折力」を扱います。 本書は、数々の企業を再生させたプロフェッショナルが若い世代に贈る「希望の書」となっています。
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もともと日本は、学問的な思考体系を中国から取り入れることで発展してきた国である。
また、中世以降はそこにスペイン、ポルトガル、オランダなどが加わり、明治期にはもっぱら欧米の先進諸国を手本として発展してきた。
別に海外に学ぶことが悪いと行っているわけでは無い。だが、「○○と同じようにやったらうまくいく」という短絡的な発想が問題なのだ。




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