2013年4月6日土曜日

インドビジネスー驚異の潜在力ー/島田卓


「本書はインドビジネスの第一人者が語った、インドとの取り組み方の極意を満載した本だ」
谷野作太郎(元・駐インド大使 早稲田大学客員教授)
内容の一部
●カーストよりコストが上?
●トヨタのインド進出から学ぶこと
●インドの映画ビジネスは産業と言えるか
●ガルブレイスがインドに残したもの
●中国語が氾濫するインド
●日印サラリーマンの行動様式の違い
●インド人の時間の観念
●1枚のお札に17言語の金額表示
●インド経済をダメにしたネルー親子
<■この一冊に今のインドが詰まっている!>
21世紀をリードする大国として、インドが注目を集め始めている。世界に残された巨大市場で、IT業界の人材の宝庫・インド。そこには約束された輝く未来が待ち受けているかのように見える。しかし、それは新生インドの一面を表わしてはいるが、インドのすべてを物語るものではない。インドには依然として無数の言語と理解の壁を越えた社会制度や習慣、因習が残っており、また被支配民族として形成されてしまった国民性がある。そんなインドで、日本企業がビジネスで成功を収めるには、何をどう考えたらよいのか。そのためのノウハウを、インドビジネスで長年の経験を有する著者が、現地での実体験をベースに、平易に解説したのが本書である。
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インド人閣僚に教えた日本人攻略法
Do
1.日本人は誉めること(日本人はお世辞だと分かっていても誉められるとうれしがる)
2.インド経済改革の継続(国民生活向上のためにはアジアのオスである日本からの企業進出や透視が必要。
3.是非一度インドを訪問してほしい。
4.嘘でもいいから、まずあなたの言うことは分かるという。

Don't
1.自国のことをあまり自慢しない(自慢話ばかりする人に、日本人は懐疑的になる)
2.自己主張を控え、相手に十分話す機会を与えること(うんざりされる)
3.日本からの透視が来なくても、欧米から来るから困らないなどと言わない。
4.性急な答えを要求しない。




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