2009年2月15日日曜日

史上最強の人生戦略マニュアル/フィリップ・マグロー

勝間和代さんが、影響を受けたという本を、ご自身で翻訳された本。

この本から、4つの大切なキーワードを見つけました。

・現実主義
 自分の至らないところは、素直に認める
 問題となっているところと、真剣に向き合い、安全地帯に逃げ込むな
・夢と目標
 今、私が手に入れたいものは、本当に自分が求めているものだろうか?
 常に、夢と目標を具現化していくことが重要
・行動主義
 「絶好の時」なんてものは、今をおいて他にない。
 知識や意識、洞察や理解は、行動に変えないと何の価値もない。
 全てのヒトは、あなたの意志ではなく、行動だけに関心を抱いている。
・自己責任
 思考は現実化するので、マイナス志向をやめる。
 他の誰も自分のためには戦ってくれない。
 考えを選択する、という感覚を持つ。
 あなたの人生に起きることに、あなたが持たせる意味は、あなただけのものだ。

課題1:書き出して欲しい。心の奥では問題だと分かっていながら認めていない、あるいはとにかく辛すぎて避けていることは何か?
→問題に向きあう
課題2:作文。「この本を読んで勉強しても、私は、有意義で長続きする変化を作り出せなかった。その理由は・・・」
→自分の人生をよりよいものに変えるのを妨げる考えを知る。
課題3:人生の中で盲目的に信じて受け入れた、あるいは伝統や歴史に従って行ったことがあれば、書き並べよう。あなたと同じくらい何も分かっていない他の誰かがそうしたからという理由で、ある種のやり方を取っているケースが沢山ある。
→知るべき事がもっとあるということ、そして自分の知識が間違っている可能性があることを気付かせる
課題4:心の中で犠牲の役を演じていたかも知れない過去の出来事を5つあげる。
→酷い結果になったのは、自分の責任であることを確認すること。
課題5:あなたが聴いているマイナス思考の「テープ」のベストテン・リストを書いて欲しい。
→どれだけマイナス思考を行っているか、確認してみよう。
課題6:自分の人生の中で特に不満に思っているのに、なかなかやめられないマイナス指向の悪い行動パターンや状況を5つ書き出す。
課題7:マンネリ度診断テスト
1.自由な時間があると、テレビでお笑い番組などを見る
2.Tシャツとだぶだぶのズボンやパジャマ姿と言ったように、「制服」と言えるくらい家では同じ服を着ている。
3.5分前にのぞいた時には無かったものが見つかるかも知れないとばかりに、冷蔵庫の中をじっと見つめる。
4.まるでスポーツ観戦するかのように、それも安い席で観戦するかのように、人生を扱っている。
5.テレビを見ていて、登場人物になりきるくらいにまで感情移入して、実在の人間であるかのように話す。
6.思い切ってお急ぎ用のレジに並ぶ前に、カートの中にある商品の数を何度も数える。
7.クチにする話題は、仕事や子供の話ばかりだ。
8.珍しく、出かけようと決心しても、行き先を決めるのに30分かかる。
9.外食するときには安い店にしか行かず、高級店には入らない。
10.セックスするのは、年に4回で、それもテレビのコマーシャルの時間に合わせて4分以内で終わらせる。
11.現実には絶対にしないことについて、空想にふける。
12.幸せ一杯に見える人が居ても、そんなに幸せになれるはずがないと思っているので、疑いの目を向ける。
13.人と居るときより一人だけで居るときの方が、行動の基準が低い。
14.自分の人生で起こりうる最も胸躍ることは、すでに起きてしまった。
15.目覚めたとき、また新しい一日を始めるのが怖い。
16.人の中にいても孤独を感じる。
17.自分の容姿や身だしなみの基準が下がってきたように思う。
18.人生の目標は、あと一週間、あるいはあと一ヶ月、何とか暮らしていくことである。
19.どんな質問かにかかわらず、「ノー」と返事することが多い。
20.知らない人に会おうと思ったら、車のボンネットの上に身を投げ出してもらうか、自分が見ているテレビの前に座ってもらわなければならない。
→如何に違うことをしていないかを知る。
課題8:人生の中でもっとも大切な人を今すぐ5人から10人書き出し、このまま死んだら言葉にしないで終わることを正直になって書き出してみよう。
→「言葉にしなくても、向こうは分かっている」といった言い逃れは許さない。は、通じない。
課題9:人生のそれぞれの分野の欄に、とる必要があると感じている行動を必要性が高い順に4,5つ書く。個人面・対人関係・仕事・家庭・精神
→皇后が必要な人生の主な分野を把握する。
課題10:心の中を探って、毎日あなたについて回っている否定的信念を見つけて欲しい。
→否定的信念をチェックする。
課題11:自分で意識している人生の決断のを、当たり前のことだと片付けずに、全て書きだそう。
→自分の人生に大いに必要とされる秩序を探り出す
課題12:「大事な人」との関係シート
1.正直なところ、私は与える側だ。
2.私たちの関係は、2人の大人の関係と言うより親子の関係に似ている。
3.2人のけんかはますます頻繁に、激しくなっている
4.やたらと謝っている
5.一人だけで過ごす時間と空間が必要だと感じる
6.この一年の関係を振り返って、犠牲を払ったり変わったりしたのはたいてい自分だ
7.2人の関係を他人に言い訳をする
8.感情面で必要なものが満たされていない
9.そのせいで、実質的には自分を騙している
10.相手の関係で性的欲求不満を感じている
11.夫婦の関係よりも仕事や子供が優先されている
12.相手の知らない大きな秘密がある
13.自分は利用されていると思う
14.こんな関係のまま生きるよりも、人生にはもっと何かがあってしかるべきだ
15.自分もしくは相手の両親の夫婦関係と全く同じパターンが、見られるようになってきた
16.怖くて、本当に親密な関係になることができない。
17.2人の関係で正しい行動を取っているのは僕だけだ
18.2人の関係で罪悪感が大きな要素になっている
19.2人の関係で、自分はただお義理に振る舞っているだけだと感じる。
20.夫婦と言うより、同居人の関係に似ている
21.現在のような関係ではなくなったときのことを空想する
22.相手と波風を立てないようにするためには、本当の自分を出してはいけないと感じている
23.二人の関係のために努力するのをやめ、ただ現状を受け入れているだけだ
24.今のような関係で居るのは、自分が心から望んでいるからと言うより、昨日も相だったからに過ぎない。
→如何に自分が見返りを要求しているかを認識し、それを絶つ
課題13:あなたを憎しみや怒り、憤りでがんじがらめにした人間が誰か突き止め、ノートに書き出すのだ。
課題14:人生に求めるものをつかむ問い
1.何が望みか
2.そのためには何をしなければならないか?
3.望みが適ったら、どんな気分になるのか?
4.ということは本当の望みは何か?
5.そのためには何をしなければならないか?
→自分の望みを正確に特定する
課題15:人生の次元、それぞれについて自己評価を行う。
理想
1.私の行動には・・・の特徴がある
2.私の内なる感情には・・・の特徴がある
3.なくなるであろうマイナス要因は・・・だ
4.存在するであろうプラス要因は・・・だ
現実
1.関連する私の実際の行動は・・・だ
2.私の実際の内なる感情は・・・だ
3.存在するマイナス要因は・・・だ
4.今はないが必要なプラス要因は・・・だ
現実にある否定的信念や判断をすべて赤で囲む
現実を理想に変えるために、乗り越えなければならない障害をあげる
この次元で理想に変えるために、利用できる資源をあげる
あなたの自覚的障害単位を評価(理由も)
必要性の緊急度を選べ
→現状と理想の差を正確に認識し、優先順位を決める
課題16:全ての次元について15の評価を終えたら、優先順位一覧表を作る
→行動を起こすべき優先順位を認識する
課題17:自分の性格プロフィールを書いてみる。
→自分を把握する
課題18:自分自身の成功例を導き出す。
→成功例を研究する



「つまづくことがあるだろう」→それはわかっているし、それに対処するつもりだ
「あなたは成功しないかも知れない」→すぐには成功しないかも知れないが、最後まで頑張るつもりだ。試みて失敗しても、私の値打ちが減るわけではない。
「人々に拒絶されるだろう」→一度の試みで望むものが手にはいるとは限らない。けれども、望むものが手にはいるまで、求め続け、努力を続ければ、最後には報われるだろう。
「あなたは失敗するだろう」→私が失敗するとすれば、それは問題にぶつかって、諦めた場合だけだ。
「あなたには本当にそれだけの価値と能力があるのか?」→ある。とにかく、行動するのだから、それだけの価値と能力があるのだと思う。




他人を理解する。
1.彼らは自分の人生で何を一番大事にしているのか?
2.彼らは人生はどういうもので、どうあるべきだと期待し、そして信じているのか?
3.彼らは何に反発を抱き、どんな傾向ー恐怖、偏見、先入観ーがあるのか?
4.彼らはどんな姿勢やアプローチ、あるいは哲学を拒絶もしくは認める傾向が強いのか?
5.ある人物が基本的に「いい人」で、信用できるという結論を下すために、彼らは相手からどんな言葉を聞く必要があるのか?
6.彼らはどういったことを適切だと見なすのか?
7.彼らは自分のことをどのように思っているのか?
8.彼らが人生に一番望んでいるのは何か?

「拒絶」を拒み、「受入」を必要とする。
動かすには自尊心を傷つけないこと。
皆、自分はどうなるのかという不安を持つ。全ての人には、「外面」がある。
自分が理解でき類事だけを聴き、個人的に大事なことを話したがる。

目標設定の7つのステップ
1.具体的な出来事や行動の形で自分の目標を表現する
2.達成度を測れるような形で、目標を表現する
3.目標に期限を設けよう
4.コントロールできる目標を選ぶ
5.目標達成に繋がる戦略を立てる
6.段階的な目標を定める
7.目標達成までの進捗状況に責任を持とう

成功者が必ず持っている10の要素
ビジョン、戦略、情熱、真実、柔軟性、リスク、人の輪、行動、優先順位、自己管理、


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