2011年9月15日木曜日

任せる技術/小倉広

忙しくて教える時間がない、自分でやったほうが早い、失敗の責任を負うのがイヤだ…。そんな悩みを解決、さらに部下・後輩の育成に役立ち、自分のレベル・アップも図れる手法を伝授。
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できるようになってから任せるのではない。任せるからできるようになる。
既に課長の仕事をしている人を後から課長にする。
定例反復的な仕事は100%部下に任せる。
作業ではなく責任を部下に任せる。
もしも下足番を命じられたら、日本一の下足番になって見ろ。さすれば、誰も君を下足番にはしておかぬ。
相手をプロとしてリスペクトせよ。「あいつが捕れないのなら誰も捕れないさ」
子供に魚を一匹与えれば一日は食べられる。しかし、魚の取り方を教えてあげれば一生食べられるようになる。
フィードバックの五段階。2までで抑えよう。
1.事実:チャックが開いているよ。
2.主観:チャックが開いているよ。おかしいよ。
3.評価:チャックが開いているよ。だらしないな。
4.提案:チャックが開いているよ。気をつけた方が良いよ。
5.命令:チャックが開いているよ。早くしめろ。
上司の脳は問題解決したがる。部下の脳は共感を求める。
1秒で理解できないものは見える化ではない。



 

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