2011年9月15日木曜日

2日で人生が変わる「箱」の法則/アービンジャー・インスティテュート

前書『自分の小さな「箱」から脱出する方法』でカリスマ経営者として登場するルー・ハーバートは、20年前のこの2日間の「奇跡のセミナー」で初めて家庭生活と職場を変えることができる考え方を学んだのだ。自分を変えることができれば、まわりの人も正しい方向へ導ける―人間関係に関するあらゆる問題を解決するための「箱」の法則のすべてを明かす、待望の第二弾、ついに登場。
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共謀の図式
1.彼女の行動
尋ね、不満を漏らししつこく頼んで私が行うことを強く要求する。
2.私の味方
もの:
要求がきつい、理不尽、小うるさい、じゃまもの
3.私の行動
講義する、彼女に教える、傲慢な態度で応じる
4.彼女の味方
もの:
自己中心的、思いやりが無い、未熟
1へ
堂々巡りで、相手にこっちが不満に思う行動を取らせている。
気持ち/願望(モルデカイに効果を拾ってあげる。)
→気持ちに従う
→気持ちにそむく
私に対する見方
・優越、被害者、悪い、よく見られたい
モルデカイに対する味方
・そこにいる権利は無い、私から平和を奪う、シオニストの恐れあり、偏狭、
感情
・怒り、憂鬱、苦々しい、自己正当化
世の中に対する見方
・不当、不公平、過酷、私に不利
私が自分に背いたとき、他人の過ちが私の中で急速に膨れ上がります。
つまり、それを実際よりも悪いものにし始める。それが悪ければ悪いほど、私は正当化されたと感じるからです。
優越の箱
世の中に対する見方
・競争的、不安定、自分を必要としている
他人に対する見方
・劣等、無能/問題にならない、不確実/間違っている
感情
・苛立ち、侮蔑的な気持ち、無関心
自分自身に対する見方
・優等、重要、有徳/正当

当然の箱
世の中に対する見方
・不当、不公正、私に借りがある
他人に対する見方
・勘違い、ひどい扱いをする、恩知らず
感情
・権利がある、恵まれない、憤慨
自分自身に対する見方
・賞賛に値する、ひどい扱いをされる/被害者、真価を認められない

体裁の箱
世の中に対する見方
・危険、注視している、私を評価する
他人に対する見方
・批判的、脅迫的、私の聴衆
感情
・不安/心配、愛情に飢えている/圧力を受けている、圧倒されている
自分自身に対する見方
・立派でなければならない、偽者であるという思い

 劣等感の箱

世の中に対する見方
・厳しい/困難、私に敵対的、私を無視している
他人に対する見方
・有利な点を持っている、特権を持っている、恵まれている
感情
・無力、ねたましい/つらい、憂鬱
自分自身に対する見方
・劣等、不完全、運命づけられている

「今の地位を謳歌するのは行けないことか?」
私が職務を果たすために不可欠なのはどの特典で、単に個人的なわがままによるものはどれか。
つまり、どれが、キャンディ・バーとエア・マットレスで、どれが無線機と救急箱か。

人を無理矢理変えることはできないが、変わろうという気にさせることはできる。

澄んだ平和な心を取り戻す(4つの要素)
1.箱の徴候を探す
非難、正当化、冷酷さ、優越感、当然、体裁を整える、劣等感
2.箱の外の場所を見つける
箱の外の人間関係、記憶、行動、場所
3.状況を改めて考える
すなわち、箱の外の観点から
ーこの人やこの人々の難題、試練、重荷、苦しみは何?
ー私や私の所属するグループが、その難題、試練、重荷、苦しみをどのように増大させているか?
ーこの人このグループのために、私は何をすべきか?助けるために何ができるだろうか?
4.私が見つけたことに基づいて行動する
私がすべきだと感じていることをする。

和平ピラミッド
正す
教え、伝える
聴き、知る
関係を築く
影響力を持つ他社との関係を築く
箱から脱出する、平和な心を獲得する

教訓1
ピラミッドの下段に時間と努力を注ぐこと

教訓2
ピラミッドのある段の問題の解決策は、その段より下にある。

教訓3
ピラミッドの各段階で効果を上げられるか否かは、ピラミッドの最下段ーーあり方にかかっている

外面的な逃走は避けられないとしても、心は平和な状態で戦うことができる。





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