2011年5月28日土曜日

35歳までに読むキャリアの教科書/渡邉正裕

成功のセオリーが変わる!大企業に入れば、それで成功という時代ではなくなった。40歳で給料が頭打ちになり、それ以降は徐々に給料が下がる時代に突入している。こんな時代に、20代、30代のビジネスパーソンはどう対処すべきなのか?本書では、35歳までに、「動機」と「能力」をもとにした「稼げる力」を増強することを提案する。自分の市場価値を高めるために、能力・動機はどこにあるのか、どのようにすれば開発できるかなど、具体的な事例にそって解説する。迷える若者のための一冊。
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能力と動機という二つのシンプルなキーワードで、キャリア理論を説いているが、非常に明確で納得。
キャリアパスの例なども詳しく、自分のキャリアに置き換えて参考になる部分もある。

人の寿命よりも会社の寿命が短くなってきた今、真剣に考えないといけないと思います。


「コア動機」と「コア能力」、この2つを拡大・交差させた部分で「現実の仕事」を得る。

やりたいこと、夢・欲求(heart, spirit)

コア動機を顕在化

現在の仕事

見出し、磨き、技術・知識を身につけていく

できること、知識・技術(mind, talent)

          有能
           |
    前線指揮官  | 参謀
           |
怠け者<−−--−−−−−−−−−−−−−−−>働き者
           |
     連絡将校  | 銃殺
           |
          無能

地上と地下に分けて、社内・業界内にしか通用しないスキルに加え、賃金にはあらわれない潜在的なスキルを見ていこう。

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