2008年11月6日木曜日

MISSING

本多孝好

恋愛推理もの短編集。

短くて、すっきりしてて、読みやすい。

【眠りの海】
愛情に飢えた子供が取る手段といえば、すねるか、その逆に愛想良く振る舞うかだ。
子供の頃の私は後者を選んだ。礼儀正しく、人当たりが良く、明朗で、誰にも親切に接し、それでも決して本心は見せない。
私は胸によどんだ疎外感をはき出すことは出来なかった。
「母は言いました。私だって、好きであなたを生んだわけじゃないって。私を産んだのは、あの人からお金を引き出すための口実だって。」
「その京子って言う人は、死にたがっていたんや。それもただ死にたがっていたんと違う。おっさんと一緒に死にたがっていたんや。」

【祈灯】
ずっと妹の振りをする幽霊ちゃん。
「父がすでに私たちの父親でなかったように、母ももう私たちの母親ではなかったのだと。愕然としました。母を見つけた典子は、私の手をすり抜けて道に飛び出しました。私が気付いたときには、もう車にはねとばされていました。私、決めたんです。両親に一生かけて償わせてやろうって」
「高いところから夜の街を見下ろすとき、みんな似たようなことを考える。あの小さな灯りの一つ一つに、知らない人のささやかな、それでもかけがえのない暮らしがあるんだって。でもそのあとは、二通りに別れる。」
「そのささやかな暮らしのために祈る人と、そのささやかな暮らしを呪う人と」

【蝉の証】
ずっと先の未来、宇宙人がやってきてこれを見たら何かのモニュメントだと思うだろう。あるいは、かつてこの星に栄えた文明が宇宙に向けて発したメッセージだと考えて、その意味を解析するかもしれない。
仮にこれが住居だと言い当てることができたとしたなら、彼らはきっと、人という種をここに押し込めた、人より優位にあった種の痕跡を探そうとするだろう。
「この年になれば、一人で死ぬ事なんて怖くはないんだよ。一人で死ぬ覚悟なんてとっくにできてる。そんなことちっとも怖くなんか無い。」
「だけど、ねぇ、一年に一度で良い。一分でも、一秒だって良い。自分が死んだ後、生きていた日の自分を生きている誰かに思い出して欲しいと願うのは、そんなにぜいたくなことなのかい?死んだ途端にハイ終わりじゃ、だって、あんまりにも寂しいじゃないか。」

【瑠璃】
「私と寝たい?」
「でも寝ないんでしょ?」

【彼の棲む場所】
「彼らにとって、知識とは職業であって、人生を豊かにするための物ではないんだ。自分が知って居なきゃいけないことを知っていればそれで良い。好奇心も向上心もありゃしない。そんな輩に人間的なおもしろみがあるはずないし、耳を傾けるに値する言葉をはけるわけがない。」
「僕は正しいことしかできない人間なんだ。もちろん間違えることはあるし、知らずに悪いことをしてしまうことだってある。そうじゃなくて、僕は意識的に悪いことをできない質なんだ。時々、自分でも自分に腹が立つよ。」


2008年11月1日土曜日

金持ち父さん、貧乏父さん

ロバート・キヨサキ+シャロン・レクター

「どうやったら金持ちになれる?」と疑問を持ったら最初に読む本。

会社が必要としている技術を身につけるために何かを学ぶのではなく、自分が学びたいことを自由に学ぶことができると思う。

雇用する側とされる側の違いだけでなく、自分の運命を自分でコントロールすることと、その操縦を誰かにゆだねてしまうことの違いでもあった。

考え方が人生に大きな影響を与えることを知った。
頭の中の考えが、その人の人生を作る。
「それを買うためのお金はない。」
「どうやったらそれを買うためのお金を作り出せるだろうか?」

第一の教え
金持ちはお金のためには働かない。

貧乏になるのは、諦めてしまうからだ。諦めない限りは貧乏じゃない。一番大事なことは、お前たちが何かをやったということだ。

人間は誰にだって人生につつき回されている。中には諦めてしまう人もいるし、戦う人もいる。
でも、人生から教訓を学んで先に進んでいく人はとても少ないんだ。そういう人は、人生につつかれるのを喜ぶ。人生から何かを学ぶ必要があることを知っているからだ。それに、自分から学びたいと思っている。

君がガッツのない人間だったら、一番安全な橋だけを渡り続け、決して起こることのない人生の一大イベントのために一生エネルギーを蓄え続けるんだ。心の奥底で、危険を冒すことを恐れている。

他の誰を変えることより、自分自身を変えることの方がずっと簡単なんだ。

こんな給料では家族を十分養うことはできないと知りながら、おとなしく給料を受け取り、昇給を待つ。中にはアルバイトをして働く人もいるが、微々たるモノだ。
人間誰しも、お金を持たずにいる恐怖と、給料を受け取ったときに、もっとお金があればと欲望が生まれる。
その時に、人生のパターンが決定する。
朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う。この繰り返し。
もっと楽しいことを、快適な生活を・・・と恐怖と欲望でゆがめられた魂が、お金に癒されることはないんだ。
お金をたくさんもらえる奴隷になっただけで、奴隷であることに代わりはない。

感情は人間である限り避けられない。感情のおかげで私たちは人間で居られるんだ。自分の感情に正直になって、自分にとって悪い方にではなく、自分のためになるように心と感情を使うんだ。

たいていの人は恐怖や欲望といった感情が、いったいどこへ自分を連れて行こうとしているのかほとんど考えもせずに、ただ感情に突き動かされるまま高い給料、昇給、安定した仕事を求めて一生を過ごす。
それは、鼻先にニンジンをぶら下げられた馬が、どこへ行くのか知りもせずに、重たい荷物を弾いて走り続けるのと代わりがない。
馬をあやつる自分自身は、馬を望む方向に行かせることができるかもしれないが、馬自身は決して手に入らないニンジンを追いかけ続けるだけ。

感情に反応するんじゃなくて、自分で自分の考えを選ぶんだ。
感情にまかせてものをいっているのか、はっきりした頭で考えてものを言っているのかを見極めることはとても大切だ。


第二の教え
お金の流れの読み方を学ぶ

人生で大事なのはどれだけのお金を稼げるかではなく、どれだけのお金を持ち続けることが得きるかだ。

金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思いこむ。

君も金持ちになりたかったら、数字を読み、それを理解する方法を学ばなければいけない。
マイクの父親はこの言葉を何十回、何百回、何千回と私に聞かせた。

資産は私のポケットにお金を入れてくれる
負債は私のポケットからお金を取っていく

「稼いだ金は全部使う」というものであれば、収入が増えた文、支出も増えるだけのことだ。
「バカが金を持つとろくな事にならない。」

「どうやってお金を稼ぐか」ではなく、「お金をどう使うか」、つまり「お金を稼いだ後どうするか」だ。

「もっとお金を儲けるにはどうしたらよいか、教えてもらえませんか?」と。
自分たちの消費癖が収入を増やす必要性を生み出していることに彼らは気付いていない。

「頭のいい人は、自分より頭のいい人を雇う」

負債を抱えることによる損失
1.時間を失う。本当の資産に投資していれば、その価値が上がったかもしれない。
2.資本が減る。
3.教育を受ける機会を失う。

金持ちは、資産が大きいからこそ、そこから生まれる収入が支出を上回り、余ったお金をふたたび資産に回すことができる。
中流以下の人は、収入は会社の給料であり、給料が上がると、税金も上がる。支出の方も、給料と足並みをそろえて増える。こうして、終わることのないラットレースが始まる。
他人のために、政府のために、銀行のために働いているだけだ。

収入を生む資産を買うことだけに努力を集中する。
負債と支出は低く抑えるように努力する。

富というのは、あと何位置換その人が生き残ることができるか、つまり、今日仕事を辞めたとして、後どれくらい生きていけるか、その能力を指す。

第三の教え
自分のビジネスを持つ

金持ちは資産に常に注目し、そうでない人間は給与明細表の数字ばかりを気にする。
様々な支払いを済ませた後のお金を、収入を生み出す資産に回し、そこから十分な収入を得られるようにならない限り、給料はその人の経済的安定には少しも役に立たない。

資産とは
1.自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス。
2.株
3.債券
4.投資信託
5.収入を生む不動産
6.手形、借用証書
7.音楽、書籍などの著作権、特許権
8.その他、価値のあるもの

一生懸命働き立派な会社員で居るのも構わない。
ただ、それと同時に資産を増やすことを忘れないようにすることだ。

金持ちと中流以下の人間の大きな違いは、中流以下の人間がお金を手にすると、まず贅沢品を買おうとするのに対して、金持ちは贅沢品を最後に回すことだ。

多くの人がよくやる間違いは、クレジットカードやローンを使って、新車や贅沢品を衝動買いしてしまうことだ。

第四の教え
会社を作って節税する

政府では、予算にあまりを出せば、有能とは見てもらえないが、ビジネスでは、報酬を与えられ、有能と評価される

不動産をより高い別の不動産に買い換えた場合、もとの不動産を売ってキャピタルゲイン(資本利益)を得たとしても、それに対する税金の納付を先延ばしすることができる。
不動産はこのような大幅な節税を適応できる投資方法の一つ。

適切な知識が、人生につつき回されることから救ってくれる。

資産を増やし、自分のビジネスを持つことに精を出そうと決めたことで、かえってよい従業員になった。

ファイナンシャルインテリジェンス
1.会計力
賃借対照表や損益計算書といった財務諸表を読んで理解できる能力を示す。この能力で、どんな種類のビジネスにおいてもその強みと弱みを見極めることができる。
2.投資力
投資には戦略と方式が必要とされる。この技能には右脳の動き、創造的な能力が必要だ。
3.市場の理解力
需要と供給の科学。投資に関する経済的感覚。
4.法律力
会社を持つことによって得られる税の優遇措置などを理解すると、お金持ちになるスピードは雲泥の差になる。

会社を持っているお金持ち
稼いで、お金を使ってから、税金を払う

会社のために働いている人々
稼いで、税金を払ってから、お金を使う


第五の教え
金持ちはお金を作り出す

個人の才能の開花を邪魔する最大の要因が、過度の「恐怖心」と「自信のなさ」にあるということだ。

選択の幅を狭めることは、「一生懸命働くこと」、それだけしかないため、給料に十分満足行かない仕事をいつまでも続けていくことになる。
ファイナンシャル・インテリジェンスは、より多くの選択肢を持つこと。
チャンスがやってこなかったとき、自分の経済状態を好転するには他に何ができるだろうと考えることなど。
金に関する問題を解決する際にどれくらい想像力を発揮できるか、それがファイナンシャル・インテリジェンスなのだ。

チャンスは作り出すモノだと言うことを知っている人は少ない。
「何か良いことが起こらないかな・・・」と待っているタイプの人は、いつまでも待ち続けることになりかねない。なぜなら、そんなふうに待っているのは、5マイル先までの信号が全部青になるのを待ってドライブに出かけようとしているようなモノだからだ。

投資の成功例をあげたのは、
1.皆さんに刺激を与え、もっと学んでもらうため。
2.基盤がしっかりしていれば簡単だということを分かってもらうため。
3.誰でも大きな富を得ることができることを分かってもらうため。
4.目標を達成するには何万通りモノ方法があるということを分かってもらうため。
5.ロケット工学のような複雑なモノではないということを分かってもらうため。

お金に関する私の哲学の基本は、資産欄に種をまくことだ。
これは、お金を作るための公式といっても良い。

わけもわからないまま取引にお金を注ぎ込んで、あとは天に任せるとしたら、それはギャンブルだ。自分がやっていることがちゃんと分かっていれば、リスクを冒したとしてもそれはギャンブルではない。

不動産は資産の基盤。安定していて、値動きがゆっくりなので、良い。

「そんなことは、ここではできない」というのを耳にすると、その人が本当に言いたいのは、
「どうやったらここでそれができるかわからない・・・まだ今のところは」ということではないかと指摘する。

勝ったことが一度もない人のほとんどは、勝つことを望む気持ちより負けるのを恐れる気持ちが大きいから勝てないのだ。

投資を自分で作り出すプロの投資家になりたければ、
1.他の人が見過ごすチャンスを見つける技術
2.資金を集める技術
3.頭の良い人間を集めて組織する技術

最大の財産は、あなたの知識、「知っていること」だ。反対に最大のリスクは「知らないで居ること」だ。

第六の教え
お金のためではなく学ぶために働く

セールスとマーケティングをしっかり学べば、収入は大幅に増えるだろう。
「広く浅く知る」というのが、金持ち父さんのアドバイスだった。
経理、セールス、マーケティング。

大学のクラスメートや市乳のマイクが学生社交クラブでパーティを楽しんでいた頃、私は、アジアといった国々の貿易、そこに住む人々、ビジネスのやり方、文化などを必死で勉強していた。

「重要銀は首にならない程度に一生懸命働き、経営者は従業員がやめない程度に給料を与える」というものだ。

私は若者にアドバイスするとき、「いくら稼げるかではなく、何を学べるかで仕事を探しなさい」という。

「いま毎日やっていることの行き着く先はどこですか?」
会社に雇われている人たちは、将来のことをきちんと考えているのだろうかと。

「私は自分に興味のあること以外はやりたくない」という人には、
「私はスポーツジムに通うことに特に興味はないけれど、元気で長生きしたいから行って居るんです。」
と言う。

専門的な仕事をするなら、組合に入る必要がある。

経済的に苦しむ人は、彼らが持っている知識、才能にあるのではなく、彼らが「知らないこと」にある。
つまり、ハンバーガーを売ることや、配達する技能を磨くことより、最高のハンバーガーを作る技術を極めることばかりに熱心なのだ。

たいていの人はセールスとマーケティングの能力を習得するのは難しいと思っている。その大きな理由は、拒否されることに対する恐怖だ。コミュニケーションや交渉の仕方がうまくなり、拒否されることに対する恐怖心をコントロールすることができるようになれば、それだけ人生が楽になる。


実践その一
まず5つの障害を乗り越えよう

1.恐怖心
「人は損をするのが怖くて、そのために損をする。」
勝利者は、失敗を受け入れ、それを元気の源に変えるんだ。
「失敗に対して、自分はどのように反応するだろうか」
失敗をバネにやる気が出せるという人は、失敗を恐れずにやってみるのが良いかもしれない。
2.臆病風
根拠のない疑いや恐怖が臆病な人間を作る。臆病な人間は批判をし、勝利を収める人間は分析をする。
3.怠け心
忙しすぎて自分の財産に注意を払うことを怠けている人たち。
「どうやったらそれを買えるようになるか?」と欲望を抱くようにする。
「欲張ることよりも、それに関して罪の意識を持つことの方がよくない」
4.悪い習慣
自分に対してまず支払いをする。
そのあと、自分がお金を借りている人や、税金を支払わなければいけないというプレッシャーが強くて、なんとか新たな収入の道を見つけようと頑張ることになる。
そういったことを続ける中で、私はお金に関してより賢くなり、より行動力を持てるようになる。
5.傲慢さ
無知を隠すために、傲慢さを利用するな。


スタートを切る10のステップ
1.強い目的意識を持つー精神の力
やりたくないこと、やりたいこと、心の奥に深く根ざす理由が、人生で何をやるのも必要だ。
2.毎日自分で道を選ぶー選択する力
私は金持ちになる道を選ぶ。その選択を毎日行っている。それだけだ。
3.友人を慎重に選ぶー協力の力
友人の中でもお金のない人からは、「どうしたらいけないか」を学ぶ。
自分自身に正直になり、人と違ったことをするのをためらわないことだろう。
4.新しいやり方を次々と仕入れるー速習の力
「その人がどうなるかは、学んだことによって決まる。」
問題なのは、いかに早く学ぶことができるかだ。
5.自分に対する支払いをまず済ませるー自制の力
自尊心に欠け、金銭面でのプレッシャーにすぐ負けてしまう人は、決して金持ちになれない。
・キャッシュフローの管理
・人の管理
・自分の時間の管理
自分に先に支払う際に、一番大切なルールは、借金をしないということだ。
・自分で返済をしなければならない大きな借金はしない。
・収入が少ないときでも貯蓄や投資用の資産を取り崩さない。外圧を大きくして、頭を働かせるのだ。
6.ブローカーにたっぷり支払うー忠告の力
仲介をしてくれる人に支払うお金は、彼らが与えてくれる情報を元に私が得ることのできる収入に比べてたら微々たるもの。
たとえサービスが悪くても15〜20パーセントのチップを払う中流以下の人たちが、わずか3〜7パーセントの手数料をブローカーに払うのに文句を言うのはおかしい。
ブローカは、実際に投資をしている人を雇う
人を管理する本当の意味は、専門分野で自分より優れている人をうまく使い、十分に報酬を与えることにある。
7.もとは必ず取り戻すーただで何かを手に入れる力
元手を回収した後は、ほーっておいて、ただで何かを手に入れる。
8.贅沢品は資産に買わせるー焦点を絞ることの力
お金を儲けるために、お金を運用する。資産の欄に焦点を絞り、「消費したい」という欲望を利用して、自分の中にある「お金に関する才能」に刺激と動機付けを与えるのだ。
9.ヒーローを持つー神話の力
投資が優しく見えるようにしてくれるヒーローを探すことが大切だ。
10.教えることで得るー与えることの力
何かが足りないとか何かが必要だと感じたときには、まず、それを人に与えることだ。そうすればあとになって、二倍にも三倍にもなって返ってくる。

具体的な行動
・いまやっていることをやめる。
うまくいっていないことはやめて、新しいやることをさがすようにすればいい。
・新しいアイディアを探す
自分が全く知らないような「やり方」について書かれた本などを買い、読み、すぐにそれを実行に移す。
・自分がやりたいと思っていることをすでにやり遂げた人を見つける
そういう人を見つけたら、ランチに誘い、ちょっとした秘訣やアドバイスを聞かせてもらう。
・オファーを沢山する
不当な値引き価格でも、オファーしてみる。
「ビジネスパートナーとの同意を条件とする」
・ジョギング、ウォーキング、ドライブをする。
投資を目的とした不動産には、2つの要因が必要。
1.価格が安いこと
2.変化
その変化を感じ取るために、ジョギングし、時には街ゆく人から情報を得る。
・株式をバーゲンで買う
貧乏な人は、スーパーマーケットでのバーゲンは買うが、株式市場でのバーゲンではそこから逃げ出す。
・適切な場所で探す
「利益は買ったときに生まれるのであって、売ったときに生まれるのではない」
・買い手を見つけてから、売り手を捜す。

重要なのは、お金に関する教育と知識だ。スタートは早ければ早いほど良い。
5000ドルの現金を、6年で毎月5000ドルのキャッシュフローをもたらす百万ドル相当の資産に変えた。

2008年10月28日火曜日

独身女性の性交哲学

山口みずか

恋愛は娯楽、セックスは趣味、結婚なんてもちろんしない
これでも、結構幸せに生きています。


恋愛と結婚は別、というのが常識なのに、恋愛を経なければ結婚できないという矛盾が生じているのだ。

男女平等でしょ?と信じて疑わなかった小中高時代を過ごし、結婚適齢期になって突然「お嫁さん」という課題を突きつけられても、ままならないのは自明ではないか・・・。
「男を立てる」ような教育なんて、一つも受けてないのだ。それがいまや「誰かいい人は居ないの?」はないだろ。
どの段階までが男女交際付加で、どこから結婚(セックス)推奨なんだかわけわかりません。
母親の呪縛に関しては、優等生に育ってきた女ほど強烈かも。

恋愛資本主義:女は商品で、その価値はいかに男に大事にされるか、金を使ってもらえるかにかかっている。
愛なんて目に見えない。神様なんかいない。信じられるのは、お金だけ。女であるという資本を金に換えることが売春ならば、お金持ちと結婚したいのも売春と大差ない。

本来、愛は「愛される」ではなくて、「愛する」という受動系なんじゃないだろうか?
見返りを期待せずに愛することはとても難しいのだけど、見返りを要求したとたんに愛は欲に変わってしまう。愛とは、相手の行動や考え方に自分が同意できなくても、受け入れることだ。

彼のたばこをやめさせたい
「どんどん値上がりするし健康にも悪いし、やめてって言おう。これは彼のためだわ、だって愛してる人の健康を願わないわけ無いじゃない。」
「たばこを吸われるのは嫌だけど、彼がやりたいことを止める権利は私にはないし、愛してるからそれもひっくるめて彼だと受け入れよう」

前者は、彼に対して愛がないし、後者は自分に対して愛がない。

「自己犠牲は愛じゃない!!」

ファンとして、一方的に思いを寄せるだけなら自分は見られる対象にならなくてすむ。あこがれの対象を観察する立場で居られるわけだ。

「ひとりでできるもん」っていくら強がっても、誰かが「よくやったね」って承認してくれることなしに心は満たされないわけだ。だから親との関係でつまずくと、その後の人生は確かに厳しい。

男が結婚に望むのは、そんな安定した状態だけれども、女はいつでも恋愛のときめきを捨てきれない。
女にとっての愛は、毎日「愛してる?」「愛しているよ」っていう言葉でも確認作業だったり、相手の些細な感情の動きを見すごさない事だったりする。女は、男にとっての「小学校」(いつでもある場所)になりたくない。だから男は通っても楽しくない「小学校」を避けて、寄り道の浮気をするようになるのだ。

女が結婚したいときに、それは、毎日家事に明けくれ男をサポートする役を割り当てられることではなく、「結婚した」という既成事実、それも大恋愛の末のゴールという女としての達成感がほしいんだ。
まるで大学に入ったらもう後は勉強しない大学生のよう。

自分が心地良いと思えることより、他人に指示されるスタイルを優先しなくちゃいけなくなるとしたら、それは幸せなのか?結婚したい普通のお嬢さんに「ファン」はいらない。

外面で選ばれることよりも、中身の充実こそ大事。
そして、その中身も、習い事に励むとかじゃなく、ちゃんと自分の頭で考えて判断し、自分に自信をつけることではないかと。
そしたら、結果的にはいい男に選ばれるとか、愛されてる私なんて幻想に依存しなくても、とりあえずひとりで生きていけるさ。

彼氏も友達もみんな同等で、緩く色んな人とつながっていられることが、一番理想的だと思うのだ。

恋愛の六要素
1.広義の知的関係要素(話が合う、人間として尊敬できる、おたがいに高めあえる)
2.性的欲求合致要素
3.安定感満足要素(甘えたい、安心できる)
4.社会的地位達成要素(相手の地位)
5.生活便利要素(経済力、家事をしてくれる)
6.激情ゲーム要素(運命の恋、ロマンティックラブ)

お互いに、1.の関係を高めていけるような相手じゃないと、長く続けていくことは不可能じゃないだろうか。

肉欲を満たしてむなしくなるのは、心と体がバラバラみたいで悲しいじゃないか。

女にとっては、セックスしてあげるんだから「責任取ってね」というための確認作業になっていて、自己責任を放棄している感すらある。
セックスしたいかどうか、一番確実なのは、自分の気持ちだ。

愛のないセックスより、快楽のないセックスに問題があるんじゃないでしょうか。

女は「この男が自分に欲情している」証として、勃起していることを求める。

好きな男には征服されたい、「あなたのモノになりたい」、ふたりで一つになりたいって思うのは、女性のファンタジーだ。
それは男の側の、女をモノにしたい、モノにした女だから好き放題に扱って良いという価値観と対を成している。
自分本位のセックスをする男をなじる前に、じゃあ自分はどうされたいのかって考えてみても良いんじゃないのか。

確かに、男が好きだからと行って、ストレートに男の身体に興奮する女性は少ないようだ。
いざ性的な場面に来ると、その彼が自分をどう扱ってくれるかの方がより重要じゃないだろうか。
セックスの主役はあくまでも女体なのだ。

女子はまず自分の主体的な欲望のあり方を、自らに問うてみては如何だろうか。

彼と「ひとつの存在」になれない、だからこそセックスの甘美な錯覚が良いんじゃないか。

女性は自分が愛されている証拠として、時間をかけた善着を求めるけど、それって相手を利用したオナニーじゃないのかなぁ。
だから、性欲を自覚した女は、ちゃっちゃと自分一人で行ける術を身につけて、他人に依存しないようになっておくのが吉。全部男頼みなんて自分の体に無責任じゃないか。

ポリネシアン
成功の回数は普通には5日に一度が上限である。四日は、男女はしっかり抱き合って眠るのだが、性器の接触はしない。性交するときは、前着と愛撫を少なくとも一時間行い、接吻し抱擁し愛咬する。
挿入した後は、男女は最低三十分は身動きせずに抱き合って、それからやおら前後運動を始める。おるガス無があった後も、長時間、性器を結合させたまま抱き合っている。

いい男が居ないとか、男はみんなキモいって言うのは、自分の勢力が弱っている証なんだ。
勢力に溢れていれば、セックスだけなら誰とでもできるはず。

人間的にもセックスのない要も悪くなくても、相手がなじみになったときに発情しなくなることもある。それでも相手が一方的に発情してきたら、そこに生理的嫌悪感は生じる。

恋愛と結婚は別だというのなら、恋愛を経て結婚しなくても、恋愛の相手と、生活を共にする男は別にすればよい。一人にすべてを頼るよりもよっぽど健全。

答えのない本当の恋愛、オンリーいうーフォーエバーな相手を捜し求めるよりも、たとえ永遠じゃなくても、強いつながりじゃなくても、男女問わず色んな人と信頼できる人間関係の網を自分で作っていくことの方が価値があると私は思う。

幸せとは、自己肯定感だ。

現状をこのままじゃいけないと責めているのは、自分自身に他ならないわけで、周りが責めることではない。

人の気持ちは、頑張れば手にはいるわけじゃない。

本当に大事なのは、色恋なしの信頼できる人間関係なのだ。


2008年10月25日土曜日

デッドライン仕事術

吉越浩一郎

働く時間にも、仕事にも、デッドラインを設定する。
仕事の〆切は、○月○日という日付で入れる。
何を、誰が、いつまでにするかを明確にする。
デッドラインの基本は明日。
仕事の優先順位で悩まずに、デッドライン順番に片付けていく。
「おしりの時間」までに仕事を終えるため、朝一から全力で仕事をする。
川に飛び込んでから、渡り方を考える。

「仕事量が多いから残業せざるを得ない」のではなく、「残業すればいい」「休日出勤すれば何とかなる」と思っているから、就業時間内に仕事が終わらないのだと思う。
「終わるまで仕事をする」ではなく、「就業時間内に仕事を終わらせる」ことを考えるのが、効率アップの第一歩だ。

ホワイトカラーの生産性を上げようと思ったら、まずは各自の仕事の進捗状況を可視化することで、問題を顕在化させることだ。

社員の日常業務がスピードアップしても、会社全体として「何をすべきか」という意志決定が遅ければ、生産性は高まらない。

判断に時間をかければかけるほど、決定に必要な情報がたくさん集まると思っている。
しかし、ビジネスというのは、やってみなければ分からないことが沢山あるものだ。

仕事のアウトプット=能力x時間x効率

本気で貯金をしたいなら、「余ったお金を貯金する」ではなく「貯金のあまりで生活する」ようにしなければならない。
仕事の場合は、「アフターファイブ」が貯金に相当すると思えばよいだろう。

ドイツ人や中国人の働きぶりは、日本の会社員とはまるで異なっていた。
オフィス内がしーんと静まりかえっているし、夜になってもだらだらと仕事を続けているものは一人もいない。

書類を時系列でファイリングして、「今日やるべき事」を明確にする。
すべての仕事に締め切り日を入れる。

仕事は「宿題」にせず、熱いうちに打て。
一週間後の会合に必要な資料も、「明日まで」だ。

午前中の効率が、鍵を握る。
午後いち、二時間の頑張るタイムまでに仕上げる仕事を片付ける。

仕事のできない管理職ほど、情報を隠そうとする。
調整型リーダーが、組織の決断力を鈍らせる。

お互いのために一番良い判断をすることが、結果的には「会社にとって最悪の判断」となるケースが多い。

自分の間違いに気付いたら、すぐに方向を修正できることが、経営者の条件だと言っても良いだろう。

どんなに複雑にもつれたいとも、ほどいてみれば単純な一本の糸に過ぎない。
一カ所のもつれを緩ませただけで、意外にあっさりと全体がほどけることもある。
「よし、ここはシステムDでいこう。」という。

おそらく、効率を上げて残業をなくすことにあまり意義を感じない人たちというのは、「仕事さえ充実していれば、人生も充実したものになる」と感じているのだろう。
大半の人は「ここまで仕事に没入している俺って凄い。」と充実感さえ得ているのではないだろうか。

ワークライフバランスのライフとは、人生ではなく、私生活のこと。
私生活は仕事の手段ではない。私生活は死ぬまで続くが、仕事は必ず終わりが訪れるわけだ。

仕事の対局は、休みではなく、遊びである。

優秀な人間は、自分で仕事のやり方を身につけてきたのだ。

反対側を行くタクシー運転手の話。「運転手さんは、いつも成績が良いでしょう?」

人事ではよく「適材適所を心がけるべきだ」などというが、現実には、仕事のできる人間は何をやらせてもできるし、できない人間には何をやらせてもできない。
結局、技を盗める人間というのは、自分の頭で考えて行動できる人間のことなのだ。

どんなに小さな三角形であれ、自分がその頂点に立っているならば、目線を「下」に向けて仕事をするのがリーダーの責務だろう。「上」を変えることはできないが、「下」は自分の力でいくらでも変えることができるのである。

自分の掲げた高い目標は、周囲に公言してしまうのが有効だと私は思っている。人間は怠け者なので、自分を追い詰めて早く目標を達成しようとするなら、やはり宇右舷実行が一番だ。

プロセスまで含めて「情報を共有化」することで、現場の判断力を上げる。
会議は「終わったこと」を淡々と確認するような場ではなく、「これからの行動」を勢力的に推進していくための真剣勝負の場であるべきだ。

担当者がしっかりとしたたたき台を作っておかなければ、絶対に良い結論は出ない。ブレインストーミングは、時間の無駄になる。

生のデータは、パソコンからプリントアウトすれば誰でも手に入れられるのだから、それだけで仕事をしたつもりになっては困る。
その数字を自分で分析して問題点を洗い出し、その上で「本来はこうあるべき」という目標を設定して、そのためにやるべき事は何かと言うところまで考えるのが、担当者の仕事だろう。

会社のホワイトカラーも、実は見に見えない「たすき」を背負って走っている。
一人でも途中で立ち止まれば、会社全体の流れが止まるのだ。

ひとたびデッドラインを言いつけてしまえば、それまでは部下の仕事に手も口も出せなくなる。
つまり、デッドラインは部下の行動を制約するだけでなく、上司自身の行動も制約しているわけだ。
部下の嘘は絶対に許さず、厳しく対処する。

上司はいつも、ユーモアのセンスを磨くよう努力すべし。
笑いの共有は同じ釜の飯効果がある。

トップマネジメントの仕事というのは、一般の社員と同列に論じられるようなものではない。
「現場の近くにいるための努力」に多大な時間を割かれると言うことだろう。
トップマネジメントは、どの分野に関しても「現場の担当者」の次に詳しくあるべし。


2008年10月19日日曜日

サービスを超える瞬間

高野登

クレド、従業員への権限委譲、

リッツカールトンで考えられているサービスとは?

クレドの考え方、自分ができる最高のサービスをしようと常に考える姿勢は学びたい。

「あなたのパラシュートを詰めるのは誰?」

「あのとき、俺があんたのパラシュートを詰めたんだよ。どうやらちゃんと開いたようだな。」
「もちろんだ、もしあのときあんたのパラシュートが開かなかったら、私はここにいないよ。」
同じ海軍とはいえ、あの男は一水兵で、自分は間違いなくエリートパイロットだった。彼とも何度か顔を合わせていたに違いない。
しかし、「おはよう」とか「元気か」とか自分から声をかけたことが一度でもあっただろうか?


「お客様、もしよろしければこの紙に一言いただけませんか。」
メモを受け取ったときに感じる喜びは、高等で伝え聞いたとき以上のものがある。

提案内容をカリグラフィーを使って手書きで用意する。
どんな仕事も、自分の感性やイマジネーションを発揮できる格好の舞台にすることは可能です。

結婚20周年のお祝いをホテルで行う予定だったが、家の近くで変な人がうろついていて帰る羽目になった。
ホテルからシャンパンとグラスとクッキーが。
「結婚20周年、おめでとうございます。お二人の力になればと思いお祝いをお届けします。」

スタッフ同士で気軽に助け合える環境を、ファーストクラスカードで実現。
「you are first class」と一言で言う方が敬意が伝わる。

本当に成功したいのであれば、目指す収入の5パーセントは自分に投資するくらいでないとダメだ!
たくさん本を読む、質の高いセミナーに参加して多くの人と出会う、本物の絵や彫刻に触れる、年に一度はこれまで言ったことのない土地を訪れる。

サービスは正確なオーケストラではなく、個人の感性が活かされるジャムセッションであるべきだ。

雨が降ってたら、1000円札を10枚入れておく理由・・・

サービス業はお客様をおもてないする仕事です。そのためにはサービスの技術はもちろんのこと、お客様の言葉にならない願望を想像し、それを満たすために何をするべきかを判断する力が求められます。

一ホテルマンに対しても約束したことは守ってくれる岸元総理。



2008年10月8日水曜日

血塗られた神話

新堂冬樹

悪魔と恐れられた街金融の若き経営者、野田秋人。
関係する人々が次々と惨殺されていく。常軌を逸した連続狂気殺人の目的とは?
「金」ほど人間の本性をむき出しにし、争いごとを生むモノはない。人の命などは毛ほどの重さも持たぬ街金融の世界で修羅を生きる筆者ならでは、超リアルな問題作。

新堂冬樹の第一作という事で、読んでみた。
確かに、新堂冬樹らしい残酷な描写や、ブラックリアルなストーリーだったが、解説でも述べられているとおり、その他の黒新堂作品への助走段階と言える。

クレイジー、プレイヤーなど、恐ろしく残忍な人間が居ると思えば、主人公、京子、大崎、荒木、など暖かい人間も描かれている。
筆者はどこかで、後者のような人間が居て欲しいと願っているのだろうか。

種明かしは、少し強引な気がした。

京子
「理由はあります。目の前で困っている人が居たら、ほっておけないという理由。私は幼い頃施設に入ってました。両親が交通事故で同時になくなって。でも、私はまだまだましな方でした。だって、他には親に捨てられたり、人を信じられなくなるような体験をした子供が一杯いるんです。」

大崎
「結局人間は、間違いを犯しながら善悪の区別をつけていくモノだと私は思います。最初から、完璧な人間など居ません。大事なのは間違いや失敗をしたときに素直に反省し、同じ過ちを繰り返さない事じゃないでしょうか?」

ミントジュレップ
ミントの葉
砂糖
ソーダ水
クラッシュアイス
ウィスキー

しばらくは心地良かったが行きも時間が経つにつれて本性を現した性悪女のように、私を不快にさせた。

京子
「暴力だけが、いけないと言ってるんじゃないわ。人間には理性があり、他を慈しむ心を与えられている。自分の利益のために、人を傷つけ陥れる。人を恨み、自分を責める。想像力という、地球上のどんな生き物よりも素晴らしい力を私たち人間は与えられているのに、動物以下の卑劣な行為をしている人が多いのがとても悲しいわ。すべてのモノに愛を注ぎ、そして許す。難しいことかもしれないけど、それが大切なことだと私は思う。」

主人公の「俺が殺されたら京子は相手を許せるか?」という言葉の答えを聞いてみたかった。


2008年10月4日土曜日

ある愛の詩

新堂冬樹

小笠原の青い海でイルカのテティスと共に育った心優しい青年・拓海。
東京からやってきた美しい歌声を持つ音大生・流香。
ふたりはテティスに導かれ、きらめくドルフィンビーチで劇的な出逢いを果たす。
互いを思うあまり、悲しい運命に翻弄される二人の愛の行方は?
優しい涙とまばゆい愛が心の海に広がる純愛小説。

間宮の大人っぷりにはやられた。

「確かに、僕は君のことを何も知らない。名前だって、今日、初めて知った。けれど、僕には一つだけ分かっていることがある。いつの時代に君と巡り会っても、僕は出会った瞬間に告白しただろうって事を」

このワンちゃんを助けてあげて。
無理だよ。
どうして?
その子が願わなければ、そこから出ることはできないんだ。

「君は、昨日もそうだったが、素直な男だね。いや、率直というのとは、ちょっと違うな。なんだろう。とにかく、これを言ったら悪印象になるとか、そういう計算が全くないんだな。君のような人間は、私には眩しくてね」

「このまま何年ホストを続けたとしても、きっと君は変わらないでしょうね。きざなことを言っちゃえば、真夜中の太陽ってところかしら。周りがどれだけ深い闇に包まれても、その光が弱まることはない。みな、変わるのが難しいと言うけれど、変わらないことが一番難しいと私は思う。」

「きっと君は、深い悲しみの傷を誰かの大きな愛によって塞いでもらったのね。けれど、傷を負ったことは事実だから、消えはしない。だから、あなたは苦しんでいる人を見ると無意識のうちに共感し、優しくなれるのよ。」

お前はたくさんの愛を持っておる子じゃ。だが、愛し方と愛され方を知らん。そばで見守ることだけが、愛だとおもっとる。それは悪い事じゃないが、ときには、求めることも必要じゃ。

間宮「謝ることはないよ。落ち着いて声楽をやる気になったら、拓海君と二人でミラノにおいで。ミラノ音楽学院の教授の件は、いつでも大丈夫なようにしておくから。僕は今まで通り、君の力になるよ。これからは、友人としてね。」


2008年9月27日土曜日

出逢いの大学

千葉智之

普通のサラリーマンが黄金人脈を作る法則

自宅と会社の往復だけのサラリーマンは、すごく狭い世界で過ごすことになります。
黄金の人脈を築くためには、人に会って会いまくる。

人脈が大切なのは、「環境が人を作る」ということ。
どんなに能力のある人でも、結局は周りにいる人に非常に強く影響されます。
よく言われることですが、自分の周りの10人の平均年収が自分の年収だって言います。

サラリーマンが「将来の不安」を完全に払拭するためには、2つの能力が必要不可欠だということです。
専門分野での仕事をする能力である「ワークスキル」と、人とのよりよい関係を作っていく能力、「コミュニケーションスキル」です。

あなたが「俺の周りにろくなやつがいねぇなぁ」と思っているとしたら、その時点であなたが「ろくなやつじゃない」ということになります。

あいつと仲良くしとけば、なんかいいことあるかも。。。なんて期待するのはすこぶるナンセンスな話なのです。人脈は一直線でなく、予測不能な巨大な蜘蛛の巣だと思った方が良いのです。
だから、見返りなんか期待せずに、人が喜ぶことをやってあげること。それが「本物の人脈」を手に入れるためのキーポイントです。
この基本姿勢を貫くことによって、クリエイティブな活動も充実したモノになるのです。

どんな世界にも上には上が居て、絶対に「おごったらお終い」ということを忘れないことが重要。

チャンスはかならず人にのってやってくる。まずはたくさんの初対面をこなすことから考えてください。

人と出会う仕組みを作れ!
・定期的に
・かならず
・否が応でも
人と出会うようにする。
・無理をしない
・気軽にできることにする
・習慣にする

騙されたと思って、最低一年は続けるようにしてください。人脈は手押し車である。

プライベート人脈の拾い人は、会社の看板ではなく、自分というブランドの人脈ができている。

人脈部ランディングの次のステップに上がるために、羽生人材からコネクター人材を目指して、全く異なった世界に生きる人たちをどんどんつなげていけるような人を目指しましょう。

主催者のメリット
・情報が集まってくる
・人が集まってくる
・参加者をコントロールできる
・主催者というバリューが生まれる
・主催しないと分からない人脈ナレッジを学ぶことができる

期待を上回るように、心がける。
男女比は6:4がもっとも盛り上がります。

情報を発信することは、本物の人脈を作る上で必要不可欠な要素になります。
なぜならば、情報は発信するところに集まってくるからです。

相手によって態度を変えずに、みんなに対して「フェア・スタンス」で望むことがベストな方法です。
どれだけたくさんの種類の人と手をつなぐことができるか?
好きじゃないけど、嫌いってほどじゃない。だって世の中には色々な人がいるんだし・・・の精神。

実は人間って、最初は何か嫌なことがあって嫌な気分になりますが、途中からその原因は忘れてしまって、嫌な気分だけが残ってしまう生き物。
だから嫌な気分の原因を意識的に思い出して「つまらん理由だ」って思えば以上終了な分けです。

あとは、こじつけでも無理矢理でも気分をプラスに持って行って、グッドサイクルを回す!

記憶に残るキャッチフレーズを持つ。

初めてのお誘いは、仕事を投げ打ってでも行くべき!!

人脈を広げる上では、絶対クイックレスポンスをオススメします。

仕事とプライベートの区別がないくらいに好きな仕事をすることは、よりよい人脈を作るに当たって非常にプラスになります。


2008年9月23日火曜日

すべての男は消耗品である

村上龍

自分の手で獲物をかる力を失った男は、女たちのための消耗品で終わるのか?

過激だが、明解なメッセージ。
世紀末を明るく生き抜く男と女へ、元気と輝きに溢れる挑発的エッセイ。

「ひよわな花・日本、分析と警告」を書いたブレジンスキーは、日本の社会構造と考え方が、革命的かつ創造的な研究開発には適していない、と指摘している。

何度も言うとおり、男は消耗品である。戦争に行くのは、男に勇気があるからなどではなく、男はほんの少し残っていればあとは死んでも平気だからだ。

耐久財より、消耗品の方が自由がある。

純愛=プラトニックラブの場合は、一人の女に百人が恋をしても別に良いのである。

飲み屋で、夫と別居中だという女性にあった。彼女は、別居中のその夫と二人で酒を飲みに来ていた。
こういう場合、圧倒的に女性の方が元気で、男は実に辛そうな顔をしている。

ケン・フォレット、冒険小説。

愛し愛されることを願う相手が、自分の目の前で違う人格を晒してしまうこと、これは一種の恐怖である。


2008年9月10日水曜日

はじめての課長の教科書

酒井 穣

ミドルマネジメントは欧米からは学べない。

部下を好業績に導くためのいくつかのスキルは、ある一点で共通しています。
それは、すべてが何らかの形で「部下のモチベーションを高め、維持する」ことに貢献していると言うこと。

部下をほめるときは、なるべく多くの人が集まるところでほめるようにします。できれば、十分に目立つように、ただ一人をしっかりとほめるようにします。

キーマンの部下の場合は、あまりほめられることに飢えていないことが多い。そんな部下には、第三者の口から伝えることができれば、より信憑性が増す。

叱るという行為を通して、「おまえならできると思っていたのに、」とその信頼と期待を伝えることができれば部下のモチベーションはかえって高まりもするのです。

部下のストレスを、4つのゾーンで管理する。
ストレスをかけるほどパフォーマンスが上がる、ストレスをかけるほどパフォーマンスが落ちる領域を行ったり来たりするよう心がける。

Yes, Noで答えられるような質問は避ける。

仕事に没頭する状態 5つの条件
1.やることの目的と価値が明確になっている
2.活動を自分でコントロールできる
3.活動の難易度がちょうど良い
4.活動中に邪魔が入らない
5.活動の最中、その成功と失敗が明確になる

オフサイトミーティングの良さは、それぞれが肩書きの異なる社員である前に、魅力的な人間であるという、当たり前のことを思い出させてくれることです。
きちんと集合写真を撮影してメンバー全員に配ると言うことを忘れずに実施しておくと良いでしょう。

C暮らす社員に対して、「自分ができることは他人にもできるはず」という発想で当たるのは最も大きな誤りです。

「やらなくてはならない仕事」が無いときには、さっと家に帰ってしまい、暇であることをアピールします。

男性は、職場の女性に「最近元気がなくなったな」と思う人がいたら、すぐに教えてもらえるようにお願いしておくと良いと思います。

一度きちんと時間を設けて、メンタル・ヘルスの基礎を学んでおく必要があります。

筆者の知り合いに、駐在期間中に現地の夜間大学に通い、現地でキャリアアップ転職に成功した人もいます。
海外駐在をステップアップとできるかどうかは、駐在期間をどのようにして過ごすのかにかかっています。

自らの負けパターンを知り、注意深くそれを回避しつつ、極力失敗を少なくする。

英語力の習得には地味で長いトレーニングが必要です。
毎日一定の時間を取って、地道なトレーニングを欠かさないことです。

昇進を諦めることのメリット
どれだけ多くの仲間を助け、仲間からの信頼を集められたのかを誇れるようになれれば、その人物は世界中どこでも通用するでしょう。

二年ぐらいは仕事をしなくとも生活のレベルを極端に落とすことなしに生きていけるぐらいの準備金を持っておく。
業界の不況が原因で職を無くしても、新しい職場が見つかる。



2008年9月1日月曜日

鈍感力

渡辺淳一

人間が成功するかしないかは、必ずしも才能だけではないということです。いいかえると、才能通りに成功するわけではない、といっても良いでしょう。
改めてなにが必要かと言うことになると、良い意味での鈍さです。

才能があり、プライドが高いために傷つくのも深く、容易に立ち上がれないのです。
そのとき、しみじみ感じたのは、なまじっか才能があり、自尊心の強すぎるやつほど手に負えない物はないということです。


だいたい、年齢をとっても元気な人は、ほとんど他人の話は聞きません。
悪く言うと、自分勝手、とも言えますが、この、あまり他人の言うことを気にしない、聞かないところが、健康の秘訣でもあるのです。

単純に図に乗って、いい気になる。この調子の良さこそ、まさに才能でもあるのです。
才能はあるなし、ではなく、いかに引き出されたか否か、の違いです。
世間で言っている、才能がある人とは、しかるべき時に、しかるべき方法で、才能を引き出された人のことです。

恋愛において、男はあくまでもせっかちです。でも、女性を口説くのに焦りは禁物です。
何度か会い、食事をしたり話をしながら、女性は男の誠意やその実態を探っているのです。この人なら心を、そして躰を許しても良いだろうか、ゆっくり瀬踏みし、テストをしているのです。
焦ると、「ダメよ」ときっぱり断ってきます。それだけで、男たちは、もはや脈がないと思って諦めてしまう。これでは、女性をゲットすることは難しい。

「これはうまい。これも美味しい。」といってパクパク食べる。これが男性的な魅力の一つなのです。

嫉妬されるのは、その人自身が優れているからで、相手はそれが羨ましくて嫉妬しているのです。
「ごめんね、俺ができすぎているので、君を苛々させて。君が妬む気持ちはよく分かるし、大変だと思うけど、ほどほどにしてね。」


2008年8月27日水曜日

ラッシュライフ

伊坂幸太郎

5つの物語が、別々に進む。

A.拝金主義者の画商戸田と、彼に振り回される新進の女性画家志奈子。
B.空き巣に入ったら必ず盗品のメモを残して被害者の心の軽減を図る泥棒の黒沢。
C.新興宗教の教祖に惹かれている画家志望の河原崎と、指導役の塚本。
D.それぞれの配偶者を殺す計画を練る女性精神科医強固と、サッカー選手の青山。
E.四十社連続不採用の目に遭っている失業者の豊田。

それぞれのはなしが、徐々にシンクロしてきて、先の読めない展開へ・・・。

黒澤が良い。人物の考え方、はなしが面白い。

「原始的な動物ですら、同じ事の繰り返しよりも自殺することを選ぶ。人間なんてなおさらだよ。」
「俺はさっき、泥棒のプロフェッショナルだと言ったよな。」
「でもな、人生については誰もがアマチュアなんだよ。そうだろ?誰だって、初参加なんだ。。。。初めて試合に出た新人が、失敗して落ち込むなよ。」


「災害が起きたとき、たとえば大地震だとか、そういうときに親が落ち着いていると、子供はトラウマにならないらしいんだ。反対に、親がパニックになって大騒ぎすると、助かったとしても子供には精神的な傷が残るらしい。」
「親がしっかりしてれば、子は元気だって事だよ。」


「俺、豊田さんに教えてもらって、ここまで来ましたから」
「君はもとから才能があったんだ。」
「豊田さんのまねからはじめたんです。」



2008年8月24日日曜日

毎日使える!ほめ言葉

アダム徳永

ほめ言葉があなただけの美女を作る

乱暴そうな客、ちょっと怖そうな客が来たら、まず最初に「よかった。優しそうな人で」と笑顔で言うこと。

「自分を信頼した物がそこにいるとしたら、不幸にさせたくないよね。」
ほめ言葉によって、空いてはそのほめられた部分をよりいっそう、あなたに見せてくれるようになる。

もともと持っている精神性の高さ、繊細さ、言語能力の高さと相まって、これはもう世界最強。

「ほめる技術」とは、「ほめたいときに、ほめたいだけほめられる技術」のこと。

男性は喜びの欲求を、そのセクションごとにきっちりと分ける傾向があります。仕事は仕事、プライベートはプライベート、外見は外見、中身は中身。簡単に言えば、女性はそのセクションの区別が男性ほどきっちりしていません。

「センスがいいね」というほめ言葉は人間の本質をほめる場合の万能選手なのです。

メールを使ってほめる。
癒し系なのに頑張りやさんの○○様、

料理を特定してほめることにりょり、妻の方も「ちゃんと味わった上でほめてくれたのだ」と思うはずです。
食卓に料理が並んだら、「今日はどれをほめようか」なんてワクワクしながら箸をつけてください。

子供をだしに、妻を間接的にほめる。

親にとっては、大人になっても子供は子供。いつまでも無条件にほめてあげる、唯一の存在で居てくれたらと願っております。

夫婦になってからも、外で待ち合わせることで、男女のスイッチを入れる。

2008年8月19日火曜日

うれしい悲鳴をあげてくれ

いしわたり淳治

スーパーカーの歌詞のあの独特な世界観を作り出す人だもの・・・。
絶対に名作な予感がしていて、やはりその通りだった。

今年一だな。

2005年2月26日に解散したロック・バンド、スーパーカーのギタリストかつ作詞担当のいしわたり淳治のエッセイ集。
著者のブログは、私のお気に入りの一つ。

そのブログでこの本の発売を知ったんですが、音楽雑誌に、ショートショート小説&エッセイを連載していたとは知らなかった・・・。

この本は、それを集めた51本のショートショート&エッセイが収録されています。


こういう文章書きたいなぁ・・・って心底思います。

お気に入りは、
・幽霊社員
 う〜ん、オーナーのアイデアに脱帽。
・人間のオーバースペック願望
 最後の台詞、ノッポのうまいこと良い具合には驚いた。
・どなたかお客様の中に・・・
 まさか、こういう落ちとは。
・from 新居 with love
 「部屋選び」≒「?」
・ポケットから生まれた男
 ネーミングは、「気が利いているかどうか」が一番重要だと思っている。
・Dance in the boooooom
 だいたい何についても言えると思うが、基本的に熱く語るのはまずい。雄弁に語る、それはイコール自分で自分を演出しているだけ、というケースが多い。
・第一印象を終わらせろ
 第一印象はだいたい合っている。だから、ちゃんと第一印象を終わらせてから、行動しよう。
・made in 自分
 何かのタイミングで、みんなが大事そうにしている「夢」や「自分らしさ」が、そもそも本当に「メイドイン自分」なのかどうか、考えてみても良いのではないか?
・正義の見方
 正義vs別の正義。正義という考え方自体がそもそもの間違いだった。
・空き巣さんいらっしゃい。
 ハートを盗まない泥棒。
・フジヤマインマイヘッド
 情報の集め方そのものが、そのひとの パーソナリティだとさえ僕は思う。


2008年8月11日月曜日

さまよう刃

東野圭吾

一人娘が花火大会の帰り道に襲われ、殺された長峰は、謎の密告電話によって犯人を知る。
犯人の一人を殺害し、さらに逃走する一人を追う。

正義とは何か?

これがこの小説のテーマ。

色々考えさせられます。

若手刑事「自分の本当の気持ちは、長峰さんが復讐を果たせればいいと思っています。」
ベテラン刑事「そういう気持ちになるのは当然だ。そのことに罪悪感なんて持たなくていい。」俺たちは道徳の教師じゃないし、牧師でも無い。ただの刑事なんだ。正義とは何かなんて考える必要はない。この問題について議論する必要はないんだ。少なくとも刑事である限りはな。」

和佳子「長峰さんの行動に対して、あたしなりに答えを出さなきゃいけないと思って居るんです。理由はどうあれ復讐はいけないことだ、なんていう形式的な論理だけで、行動したくないんです。それでは自分の頭で考えたことにならないと思うんです。心情的に、あたしは長峰さんの気持ちはとてもよく分かります。あたしだって、長峰さんと同じ立場なら、同じ事をしたと思います。だったら、まずは、協力すべきだと思うんです。長峰さんと行動を共にしながら、何が正しいのか、自分の頭で考えていきたいんです。」

自分たちが正義の刃と信じているものは、本当に正しい方向を向いているのだろうか?と織部は疑問を持った。向いていたとしても、その刃は本物だろうか。本当に「悪」を断ち切る力を持っているのだろうか。

「警察というのは何だろうな。正義の味方か。違うな。法律を犯した人間を捕まえているだけだ。警察を市民を守っている分けじゃない。法律の方だ。法律が傷つけられるのを防ぐために、必死になってかけずり回っている。ではその法律は絶対に正しい物なのか?絶対に正しい物なら、なぜ頻繁に改正が行われる?法律は完璧じゃない。その完璧でない物を守るためなら、警察は何をしても良いのか?人間の心を踏みにじっても良いのか?」


言葉になりたい

一倉宏

ことばとは、やはり万能ではない不完全なシステム、愛と口惜しさを込めて「できそこない」のロボットのような物だと、私は呼びました。しかし、同時に、人間たちの変わらぬ希望であり、小さな自由のツバサであることを私は信じます。

結婚披露宴パーティの「好きだった理由を思い出せるということ。それが幸せなのだと思います。」

携帯電話が発明されて、携帯電話の鳴らない寂しさを発明してしまった。


2008年8月9日土曜日

外資系で働くということ

林謙二

外資系企業というのはどういうところか?
その仕事観、会社観、人生観とは?

外資系企業に合う人特徴として、根アカという表現が何度も出てくる。
精神的タフさ、ポジティブシンキングというのが日系企業よりも必要となるんだろう。


最終的に求められる人は、ジェネラリストといえるほどの幅広い守備範囲を兼ね備えたスペシャリスト。

転職するときには、給料を含め待遇面の交渉は潔しとしないなどと考えず、しっかりとする必要がある。会社のローン制度、退職金など。

1.社内文書は英語が公用語。つねにスキルアップを。
2.外国人との対話を通じて相手の考え方を把握する、相手の表現力や説得力を盗む。
3.業務上得られる知識の汎用性を高め、普遍化につとめる。
4.つねに自分の進むべき業務に関連した書物を多く読み、疑問を残さない。
5.他の分野にも好奇心を持ち、自分の会社の進むべき方向にどういった分野があるかといった、会社全体を入れた広い視野を持ち続ける。

外資系で成功している人は、日系でも評価され、やめる際に引き留められた経験のある人が多いのです。

面接の差異、「今の商品構成では、とても将来性はない。」とその会社の実績をあげて批判したところ、大いに評価され、迎えられたのだそうです。

「自由競争の社会を「厳しい」と捉えるか、「楽しい」ととらえるか、その差が未来の勝敗を決める。」


2008年8月8日金曜日

コンピュータはなぜ動くのか

矢沢久雄

10年後も通用する基本を身につけよう。というコンセプトの本の一つ。

コンピュータの三大原則、
1.入力・処理・出力
2.プログラムは、命令とデータの集合体
3.コンピュータの都合は、人間の感覚と異なる場合がある

プログラミングする人は、「アルゴリズム辞典」のような本を入手されることをお薦めする。アルゴリズムは皆さん自身で考え出すべき物ですが、どう考えて良いか分からない問題に遭遇したら、すでに考案済みのアルゴリズムを調べて利用すればよいのです。

番兵アルゴリズム、100個の箱に目的の物があるかどうかを毎回チェックするのではなく、101個目の箱に、目的の物を用意し、見つかって、それが101個目だったら、目的の物は無かったことになる。

データベースシステムの基本操作はCRUD(create, refer, update, delete)

C言語をマスターしてからJAVAを、短期間でプログラミングの楽しさを教えるならVisual Basicを。

サブネットマスクは、上位何ビットがネットワークアドレスで、下位何ビットがホストアドレスかということを示す物。

共通鍵暗号方式:受け手と送り手が共通の鍵を持つ。他の人に報せてはだめ。
公開鍵暗号方式:送り手が受け手の公開鍵で暗号化。受け手は秘密鍵で解読。


XMLの用途は、「主にインターネットで交換される情報に意味づけをする」ということなのです。

SEから顧客への第一声はなんだと思いますか?

「どんなコンピュータシステムが必要なのですか?」
「何にお困りなのですか?」



2008年8月7日木曜日

本格焼酎を愉しむ

田崎真也

ソムリエという仕事がら、ワインしか飲まないのではと思われがちですが、僕が日常的に多く飲むお酒は焼酎です。

「今日はワインにしましょう。」とか、「今日の席では、日本酒を飲もう。」と選ぶのはあくまでもお客様であり、それを最初からワインは如何ですか、とサービス側が限定するのはおかしいのではないだろうか?

人に焼酎を飲むように勧めておきながら、自分では好きではなかった点につきます。

ワインも日本酒も、お客様に勧める以上、自分で納得のいくまで勉強し、テイスティングする必要があります。それがお客様への説得力であり、誠意だと思います。

沖縄サミットで出すクースの平均年数をどうしても、出席する首脳たちの平均年齢、56.6年にしたかった。これが食卓の話題となり、会話が盛り上がっていくきっかけになればいいなぁと思ったのです。

熟成によって複雑な香りができてきた物を飲んだ後に、若いのを飲むと、よりシンプルに感じてしまう。
ですから、アルコール度数が低い物から高い物に、そして、風味の軽い物から複雑な物に・・・という飲み方をした方が、より楽しめると思います。


2008年8月6日水曜日

竜馬がゆく(三)

脱藩し、浪人となった竜馬。
幕府の養殖にある勝海舟とふれあい、勤王の志士とも幕府の開国論とも違う、独自の道を歩き始めた。

生麦事件など攘夷熱の高まる中で、竜馬は逆に日本は開国すべきと考える。

工事の監督になったときに、竜馬の持ち場だけバカに速く進んだ。
生き生きと土を運んだり、意志を積んだりしてしかもじつに陽気なのだ。
竜馬はまず、仕事の責任者を巧みに選び、それぞれ分掌させ、競争させた。

日本の風習では、行列の供先を横切ることは最大に非礼で、切り捨てても良いこととなっている。

命は一つしかないからどんどん投げ込むんだ。一つしかないと思って、尼さんが壺が寝でも抱いているように大事にしていたところで、人生の大事はなるか

「坂本様は、いったい、佐幕人でありますか、それとも、尊王攘夷のために命をお捨てなされようとしているお方でありますか?」
「へへ、日本人です。」

竜馬は、議論しない。もし議論に勝ったとせよ。相手の名誉をうばうだけのことである。
通常、人間は議論に負けても自分の緒論や生き方は変えぬ生き物だし、負けた後、持つのは、負けた恨みだけである。

「もう無茶はするな。脇差なんぞはいくらでも売っている。あんな金物を父の形見だとか武士の魂だとかいっているのは自分に自信のない阿呆の言うことだ。形見はお前さん自信さ。」

「人は何のために生まれてきたかしっちょるか?事を成すためじゃ。ただし、事をなすに当たっては、人のまねをしちゃいかん。」